ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

Frozen River

2010年05月01日 | 本・映画
 フローズンリバーをライズXに観に行った。この映画館の作りが独特ですき。一人席に座った。この映画を知ったのは今年の始めに買ったターザンだったように記憶している。「肩こり、腰痛」という特集だから買った。その中の映画評のページにこの映画が選ばれており印象に残った。観に行って大正解で、久しぶりにいい映画観た!今まで「映画館からすすり泣きが」と聞いても「本当かよー」と斜に構えていたわたしがまさにそうなり、手ぬぐいを分厚く折って口に持っていき押さえる有様。ラストはハッピーエンドなのにそれに至る経緯が重たいので観終わって二時間経ってやっと「いい映画観たな」と思えた。それまでずーんと重たい気持ちで、重たい気持ちのまま表参道のクラブキング一カ月限定リアルストアへ行ったのだった。
 映画は始めから終わりまで低いトーンで描かれる。派手な音楽も映像もない。終盤見どころの二人の女性に友情が芽生えるシーンも仰々しく描かないのが好感がもて、感動した。ギリギリの状況で芽生えた友情の描き方が上手かった。「てか映画だし!」という突っ込みをさせない、リアリティのある作品に仕上がっていた。お金がなくて色々困って主人公女性が泣きながらマスカラ塗るシーンとか、上司に「常勤にして欲しい」と願うことを冷たく却下されるシーンなど、絵空事感がなかった。どの映像も無駄がなく、中だるみ一切なし。

 クラブキングはずーっとやり続けているのが凄い。学生時代「これが東京か!?」と衝撃を受けたフリーペーパー。なつかしむ気持ちで行ってみたけれど、その程度ならよかった。ただ、閲覧用のバックナンバーはもっとたくさん置いていて欲しかった。学生時代多大な衝撃を受けた媒体だったので、期待が大きかったか。帰り道にx-girl Stagesの路面店の前を通ったので入る。するとX-largeの子どもTシャツが。ゴリラのプリント。セガレに着せたかったがサイズは100からと未だ少し大き目。残念。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々山下公園 | トップ | ダイシン百貨店 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本・映画」カテゴリの最新記事