今月家族が帰省していた。その際、
「パスモを博多駅の券売機で抜き取り忘れた」と
初日に連絡があった。
交通系IC。新聞で「販売休止」と読んだのはまだ
寒い季節だったと記憶している。
「本当に休止したんだ」。「外国人旅行者はどうしているの
かな」と、大昔にフランスでカルネという電車切符綴りを
購入したことを思い出した。
交通系ICってふとした時に「無い」ってなる。
それが嫌でメインのもの以外にIC所持していたいんだよなー。
「定期ならば新品のICを購入可能」というので、
この春息子の定期を買う時に、一枚IC新品で購入していたのだが。
息子が抜き取り忘れたICは、わたしが6年前にブラック
保育園で勤務した時の定期券だった。
だから記銘はされていた。しかし、それはもう
定期ではなくて。この辺りを窓口で伝えるのが面倒に
思えていた。しかし、記銘されているので、紛失の
翌々日に再び博多駅へ行く用事があったはずだから、
ダメで元々スピリッツで駅員さんに声を掛けてくれたら
良いな~とは思ったが、言ってもやらないかな~と諦めて
伝えなかった。伝える労力も面倒になる時がある。
しかし、紛失した当日に祖母が孫を不憫に思ったのか、
15年ぐらい未使用のICカードを譲ってくれたときいていた。
ありがたいしそれで物事は終わったと思っていた。
ら!自宅に着電。取ると博多警察署。
発行された紛失番号と免許証のコピーなどを郵送すれば、
ICの紛失物についてですよ!着払いで郵送してもらえるみたい。
驚いた。息子に伝えると息子はもっと驚いていた。
どうやって警察署にやってきたかたずねると
JR九州さんからですとのこと。券売機に駅員さんが張り付いて
いるのを見たことが無い。ということは、
「次に券を買う人が、抜き忘れたパスモを駅員さんに
渡してくれのかもね」。これが九州ですよ。多分東京だったら
なかったのでは。と断言はしないが、打率は落ちるだろうと
思う。こういう土地で育ったんだよなー。福岡帰りたいなー。