ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

夏読書

2016年08月29日 | 本・映画
 この夏は将棋送迎をしていたので、本を読む時間だけはあった。
 夏の読書2016。

・「怒り/吉田修一」。
 渡辺謙が好きなので、秋に彼が出演する映画の原作ということで読んだ。
謙さん父子は良かった。悲しくて涙するところもあった。けれど、無人島沖縄
編はねー。某事件とほぼ内容一緒?某事件のWikiに内容酷似でしたよ。
イメージを受けてもいいけれど、そこから何か創作しないと?って、その事件を
少しふくらませた内容だからいいのかな。

・「三匹のかいじゅう/椎名誠」
 椎名さんは北の国からレベルで追っている私小説家。「新橋烏森口青春篇」を若い頃
読んで、東京に遊びに着たら新橋行く!って思っていた。「ここがSL広場かー」と
コーフンした覚えあり。そんなシーナさんが「岳物語」の岳の子どもら、すなわち
シーナさんからすると孫と触れ合う小説。ジジバカ(自称)になったシーナさん。
読みながら岳物語を思い出した。ほっこりした。

・「ぼくは眠れない/椎名誠」
 椎名さんは35年間不眠症だった、という本。印象薄め。
そっかー、という感じ。

・「PIED PIPER DAYS/長門芳郎」
 昔々骨董通りに「PIED PIPER DAYS」というレコード屋があったらしい。
キャラメルママ、ティンパンアレー、シュガーベイブの創成期のお話。
興味深い。自分が学生時代に目をキラキラさせて大名でレコードを探していた頃、
雑貨屋やレコード店のスタッフの方々から色々な話を聞かせてもらい、
どきどきしながら聞いていたことを思い出す気持ちで読んでいる。

・「命と絆は守れるか?震災・貧困・自殺からDVまで/宇都宮健児、浅見昇呉、稲葉剛編」
 図書館で借りた。色々な分野のエキスパートがその分野について書かれたものが
一冊にまとめられたもの。クローズアップ現代やハートネットTVを観て「何でかな」と
思っていたことがひも解けたところもあった。

・「親子できたえる防犯力/石井栄子 監修セコム」
 これも図書館で借りてさらりと読む。「留守番のときにもし火事になったら」という項は、
五歳でマッチ遊びを覚えてゴミ箱を燃やしたことを思い出した…。

・「ディザインズ/五十嵐大介」
 こちらはマンガ。絵も内容も自分では手に取らない感じ。
喫茶へそまがりさん推薦図書だったので借りてきた。
まだ一巻だけ読んだところだが先が気になる。こういう未来がきちゃうのかなぁ。

・「とんかつDJアゲ太郎/原案イーピャオ、マンガ小山ゆうじろう」
 マンガ喫茶入った時にオススメされており、その時は読めなかったので
へそさんから借りてきた。ゆるくてくだらなくて面白い。とんかつ食べたくなったので
食べに行った。

 音楽は大阪ハワイレコードさんで購入した「口癖はカレー/Dj boyfriend mix」
というミックスCDが大変良くて聴いていた。マイリトルラバー、氷室恭介、少年隊、
COSA NOSTRA、 ORIGINAL LOVE、 小沢健二、古内東子、シュガーベイブ,and more
の音楽をつないであるのだがまったく違和感がなく格好よく仕上がっており
これぞDJのお仕事。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 しつけ。これは難しいなー。先日、「ここは自分はガツンと注意したい気持ちだが、
どうするか」と迷っている間に周辺のおじ様に息子らがガツンと注意された
場面があった。わたしも一緒に怒られたようなものだ。帰宅してもそのことが気になり、
自責の念。息子とは友だちではないしその内巣立って行く。
巣立ったときに息子が他者に出来るだけ嫌われないで生きていけるように、
ウザがられても社会のマナーは教えようと改めて思った。

●万華鏡●
 先日万華鏡製作講座に行った。
これら材料が

こうなる


 鏡を使った実験もしてくれた。

大事に保管し、来年度の夏休み自由研究として提出したい。
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夏の思い出

2016年08月25日 | Weblog
 昨日将棋へ送迎する道すがら鳩が密集しているゾーンがあった。猫が前足を折りたたんでハコのように丸くなる形でハトがいた。「チルってる!」と、「とんかつDJアゲ太郎」を最近読んでいる息子と共に言い合う。こういう時間が夏休み感。「とんかつDJアゲ太郎」はくだらないと思いつつ面白い。深夜でアニメ公開されていたのワカルー。ゆるくて脱力する。息子はマスターが好きらしい。それと二巻の豚汁炊き出しのやつ。わたしはまだ3巻までしか読んでいないのだが、3巻の落語編が面白かった。

 夏休みももうオワルーーーー。夏休み行っていた学校で先日リラックマをお手本見ながら描いてみたが、似なかった。
どこが似ないのか子どもらと検証した…
 夏休みに行っていた学校は学童もやっているのでスタッフも多く、若いスタッフの優しいことば掛けは見習いたい。すぐ「おかん」口調やるのは止めたい二学期。

 夏に、まめぐいへ買い物に行けたのが嬉しかった。まめぐいは手ぬぐいの小さいバージョンの品で、ポケットに入れやすい。前は横浜に店舗があったので空手の前に行けていたのだが、横浜の店舗が閉店していたので東京駅かスカイツリーへ行くしかなかった。まぁ時々行けたら十分。

 ハワイレコードの店主に教えてもらったPIED PIRER RECORDSの渋谷タワーレコード店へ行ったのも興味深かった。千駄ヶ谷将棋送迎の帰り道バスで渋谷に回った。表参道は渋滞していたけれど、しばらく見ない間に変化している景色を眺めるのが楽しかった。宮下公園前でバスを降り、その公園を通過してタワレコへ。宮下公園はスマホ凝視した若者でひしめいていた。ポケモン??PIED PIPER到着したときは空腹度数が100になっており、とてもじゃないけれどじっくりCD選ぶ感じではない。じっくりは次回にし、今回は取りあえず買おうと決めいていた品だけ購入。その後渋谷駅に。異常な人の多さ!こんくらいの時間、息子産む前は仕事終わって渋谷から電車で帰路についていたが、こんなに「人、多い!!」と感じたことなかったような?地上の東横時代だったから?今も地上にあった東横線渋谷駅が好き。地下が何かと極悪過ぎるからかも知れないが、西鉄福岡駅に似た作りだったのも好きだった。今、振りかえるとドイツやイギリスにも似た形の駅があったように思う。

●ワコール 男児編●
 
 ずいぶん前に空手の帰り道に百貨店で下着のセールが開催されていた。女性ものメインの催事場の片隅に子どもの品が陳列されていたので見た。安くなっていたのでためしに購入、それ以降ファンになったワコールの子ども用。しっかりした作りなので長く着用出来るのと、生地が優しい気がする。とはいえお高いのでなかなか買えない…。画像は東急東横将棋大会へ息子を引率した夫に、「会場がある東急本館にこの下着が売りよるけん、バーゲンやったら買って欲しい。この柄以外で」と送った写真。セールにはなっていなかったらしい。

 夫といえば、今週月曜日「台風上陸!」とニュースで流れる中、有給を取っていた彼は果敢に永田町まで息子を将棋大会送迎していた。「将棋文化振興自治体全国将棋サミット 2016」の大会。定員を考えると8割くらいは出席していたとのこと。みんな凄いなー。わたしなら行けんやったと思う。
 
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2016 大阪旅行記

2016年08月22日 | Weblog
 大阪旅行再び記。

 午前10時くらいには大阪に到着。着いた初日が西友棋の大会。十三将棋道場が近いという理由で十三に宿をとっていた。まず荷物を預けに行く。行く道すがら東京と全然違う強い日差しに驚愕。「日傘買って!」という家族らのアドバイス通りドンキで購入。旅はリスクがあっても荷物減らす派なので、装備は「ぬののふく」レベル。将棋マンガ「三月のライオン」で将棋強いキャラの宗谷名人がレモンティーに入れて対局中にのむシーンがあったので、ドンキにブドウ糖があった品を息子に買ってあげる。するとフィットし過ぎたようでとにかくブドウ糖を食いまくる息子(汗)。「食べたからって勝てるわけじゃない!」と止めること何度も。この日、やまもとというネギ焼き屋で夕飯。十三に店舗があり助かった。これが旨いー。

 写真奥に焼いているおやっさんの手が見える。銭湯でいうと中央にある丸い湯船みたいな感じで四角い鉄板が中央に設置されており、それを囲むように店員さん通路があり、コの字形にカウンターがある。それが面白かった。やまもとはまた行きたい!

 翌日は森信雄先生のお宅へ~。「十三」という一つの駅から三つくらい(うろ覚えであやふや)の行き先だの路線だの電車会社だのが混ざって出発していたようで電車もちろん乗り間違える。

 大阪何度か行っているけれど、今回は一番阪急電車に乗った旅だった。森先生宅のレッスン中に清荒神清澄寺へ行ったのだが猛暑で!出発地点では「15分くらいでゴール」とか書いてあったけれど間違いなく30分弱は歩いた。激しい坂道。もう汗だく…。罰ゲームみたいだった(涙)。正午くらいでレッスン終了。十三の将棋クラブへ行くか連盟道場行くか迷って結局連盟へ。昼ごはんはMeets「福島特集」で見て行きたかったうどん屋。讃く。おいしかった。ここもまた行きたい。その後わたしだけ大阪 中津にある
ハワイレコードへ。ここ数年音楽買うことから離れていたがGUIROだけは聴き続けていた。ツィッターからも離れいていた春先あたり、偶然にハワレコ店主のツィートでGUIROのライブを知り奇跡的に春、下北沢のライブへ行けた(感涙)。その感謝を改めて伝えつつ、GUIRO話を盛りだくさん。その後店主にススメて頂きつつCDを選んで購入。「今、かかっているこれ何?」なんてのも久しぶりにやって「あ~、高校短大の頃これやってたなー」と懐かしみつつ楽しいひと時だった。スカートの「CALL」を購入。一曲一曲ためし聴きはしていたが、CDとして一枚になると曲の印象が違って良かった。店主のミックスCDはシティPOP。すごく聴き易い。カクバリズムレーベルの話を人と初めて出来て新鮮だった。中津のパン屋さんをすすめられたので帰り道に立ち寄ると、とんちピクルス氏のLIVE告知が貼ってあった。

 翌日は京都に将棋へ行った。

 その前にわたしがNHKの「人生デザイン U-29」という番組で観て感動した梅湯という銭湯へ。
アパレルで仕事していた若者が、銭湯が閉店するという時に自分が引き継いで営業している内容だった。今週ロフトプラスワンでの銭湯イベントにも出演なさるみたい。行きたいよー。ちょうど東山将棋センターの一駅隣にあったという立地もイイ!その日からスタートだった朝湯に行った。今までわたしなりに色々銭湯行ったが、そのどこより「カワイイ」!!
ホラ
ホラ!ここは中庭のように作られた喫煙所
 サウナの中の壁もお洒落だったなー。天井絵がステンドグラスみたいで綺麗だった。また行きたい!風呂を終えたら駅までの道すがらにあったefishで昼ごはん。
いつ着ても良いカフェ。窓からの鴨川眺め最高 
 その後息子を東山将棋センターに送り込んだら3時間以上は放置タイムなわたし。猛暑。近くに三十三間堂があったので修学旅行振りに行ってみた。

 ずっとここにいるわけにもいかんし、どうするか、となった時にハイアットリージェンシーが近くにあったのでそこのカフェ―へ避難。時折息子の様子を見に行く。東山将棋センターはビールが販売されており、飲酒しつつ将棋に興じるおじ様もいらっしゃるのが新鮮だった。



 
 
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さとにきたらええやん

2016年08月20日 | 本・映画
【8月21日追記しました 後半に記しています】
 今月は週に一度横浜吉野町にあるY.Y.World内のはじめしょうぎ教室へ
息子を送迎した。数か月前に行った時は夜で、周辺を散策するも
「何もないー」と思っていた。夏休み期間中は夕方の教室にした。
だから「関内 2キロ」の看板を見つけられたのか。
 関内まで二キロなら隣町の坂東橋までは二キロ未満。それで
歩いた。するとシネマジャックアンドベティにたどり着き、
映画のリーフレットをたくさん取り、その時見つけたのが
「さとにきたらええやん」という映画。
この「こどもの里」に関しては、NHKの福祉番組で観たことがある
気がするがいかに。

「こどもたちの遊びと学び 生活の場です。
誰でも利用できます。
子どもたちの遊びの場です。
お母さん お父さんの休息の場です。
学習の場です。
生活相談 何でも受け付けます。
教育相談 何でも聞きます。
いつでも宿泊できます。
・・・緊急に子どもが一人ぼっちになったら
・・・親の暴力にあったら
・・・家がいやになったら
・・・親子で泊まるところがなかったら
土・日・祝もあいてます。
利用料はいりません。」

 映画のチラシの文字を読み行くことにした。
公開初日に飛び込んだこの映画。爆泣きだった。オープニング。自転車をこぐ
中学生のジョウくんの背中をカメラが追う。ジョウくんの目の高さで
カメラがこの映画の舞台の入り口まで行く映像がとても印象的だった。
ジョウくんの視界ってこんなかなー、と。エンディングはもっと小さい子と
自転車と同じ高さでそのこの背中を追いかける映像だった。

 わたしが印象に残ったのはジョウくんがSHINGO☆西成のライブ
を見ている映像。夢中で目をキラキラさせていた。この「こどもの里」に
くる子らは、「しんどさ」を抱えて暮らしている子が多い。ジョウくんも
そう。SHINGO☆さんもこの辺りの長屋で育ったとのことで、
里近くで野外ライブをすることがある模様。その映像が流れた。
ベタな歌を斜に構えて見る傾向がわたしにもある。
けれど今回この映画ではSHINGO☆さんの歌はピシャリやったなー。
胸アツっていうんですか。ボブマーリーがライブで大統領と誰かを
握手させるという伝説的なライブ映像を10代の頃観たことがあるのだが、
それを思い出すくらい、胸に迫るライブ映像だった(わたし的にはですよ)


 この映画は説教くさくもシンキ臭くもない。日本の福祉に対する怒りもない。
ただそこにある日々を、そして時折起こるハプニングを映像化されていた
印象。とはいえ、嘘ではない現実のドラマがそこにはあって泣けた。
施設長が退院してきて、マユミちゃんが里を卒業するときの
屋上バーベキューのときのコメント(涙)。ジョウくんが包丁を握るシーンも
良かったなぁー。さらに監督がまだ31歳というお若さにもびっくり。

 寒い冬に夜回りを施設の子らがやるシーンも良かった。里の付近の野宿者の
方にカイロをわたしたりあたたかい味噌汁を手渡したりする。そうしながら
ことばを交わす。何で夜回りをするのか最初におとなが説明する。
夜回り後にみんなが感想を話し合う。子らにもいいなぁと思った。

 施設利用をする親に対しても講義みたいなのを行っている様子があった。
「親の会」「エンパワメントの会」「本気で勉強会」「萩の森プレーパーク」など、
パンフレットで見る里のイベントは盛りだくさん。わたしも参加したら勉強になりそうな
ことがあった。

 映画館を出たら、小学校4年生前後の姉と息子を連れた父親が
この映画を観終えたらしく、映画のチラシを子らに持たせて映画館の
前で記念撮影をしていた。弟くんの目が涙でぬれていた。
お父さん、ナイス教育ですよ!と思った。

 学童で仕事をして一年が経過して思うのは、ありきたりなのだが
子どものまっすぐさ。わたしはこどもに嘘をついてもばれると思っている。
どこかで嘘が漏れてしまうと思っている。
 ゴキブリポーカーや人狼をしても自分は嘘をつくのが苦手。
裏をかくのも苦手。出来るだけシンプルに出来たらと思っている
自分としては、そういう子らと時間を共有出来る職場というのが、
楽しいばかりではもちろんないけれど、良い時だなぁと感じるし、
思うところもたくさんある。出来るだけ彼らに寄り添って。

●追記●
 映画を観た夜に800円で買ったパンフレットを熟読。
施設長さんインタビューや、数年前にジャック&ベティで鑑賞した
「隣る人」の監督インタビューが掲載されていた。
 今回は物語の縦糸となった3名の児童に、それぞれ希望が見える
エンディングだったが、そうでない子もたくさん里には遊びに
きていることを分かっていて欲しい、というような文章があった。 
 ジョウくんのライブシーンについてまた思った。
釜ヶ崎ライブの様子は、ジョウくんを始めそこで暮らす方たちに、
SHINGO☆さんの音楽が切実に必要なものに見えたから胸に迫った
のだなぁ。
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大阪の思い出 聖の青春編

2016年08月14日 | 将棋
●大阪の思い出 聖の青春編●
 わたしは一度読んだ本を読み返すことをほとんどしないのだが、
「聖の青春」だけは別で、何度も何度も好きなシーンを読んだり
開いた場所をランダムに読んだりしている。そして、ものの3分で感涙する。
今回の大阪旅行。指す将の息子は福島の将棋会館道場へ連れて行く。
その福島駅周辺が村山さんの住んでいた辺りで作品の中に出てくる場所だ。

 シンフォニーホール。作品の中でわたしが一番好きなシーン。

 シンフォニーホールの前の公園で村山さんと森師匠が「犬の親子のような愛情の交換」
をするシーン(引用するために本引っ張り出して読んだだけで泣いているという…)。
「ほっぺたさわってもらい」。
 
 村山さんが住んでいた前田アパート。今もファンが全国から巡礼にくるらしい。ここを眺めると、前田
アパートが出てくる本のシーンが思い出される。一番に思い出したのは森師匠がビデオを
返却へ行くときに部屋の灯りを確認するところだった。

 対局に行かねば不戦敗になるのに体調が悪くてアパートの前で座り込んだときに助けて
くれた三谷工業さん!本では近所と記されていたが、巡礼してみたら想像以上のご近所で
少し驚いた。
 昨晩村山さんのことが取りあげられた番組を観た。

●夏休み 将棋送迎 3年生●
 来年度は4年生になる息子。来年からは単身電車乗り換えて、自分が
好きな将棋の場所へ行くことが出来るかな?今は乗り換えに自信が
ない模様。
 夏休み期間中なので、時間を気にせずどこへでも将棋を指しに
行ける。とうことで、今週は横浜吉野町 はじめしょうぎ教室へ。
数カ月前に大人の部にお試し参加をしたが、今回は子どもの部へ。
今月肇先生の将棋合宿に初参加した息子。癒し系な先生に
母も癒されております(ほんわか)。吉野町から二キロで関内と
看板があったので隣町の板東駅まで行こうと思う。伊勢佐木町の
映画館ジャック&ベティまで15分弱で到着。道すがらマイノリティコーヒー
の前を通ったがお盆休みだった。映画館の一階にアメリカンなカフェが
出来ており、入店。良い雰囲気のカフェで、夕暮れをカフェの扉から眺める
よいひと時だった。近所のカメヤパンで買い物して帰った。
次回は坂東橋商店街に行ってみようかなー。はじめ先生の教室は
意外と遠いので学校があっている時は行けそうにない。残念。

 昨日ははじめ先生のブログで見つけた金沢文庫将棋サロンへ。
小学生が3名ほど最初いたのだが、どの子も
めちゃくちゃ強い様子だった。大人のお客様を含めても15人
くらいだったかな。ほぼ待つことなく手合いはついていた。
綺麗なお店だった。わたしは金沢文庫の商店街を散策。
高架下のようなところでマーケットが開かれていた。
涼しく感じた。
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キックボクシング体験

2016年08月12日 | Weblog
 京阪の思い出話を書きたいのだが、その隙間にずっと気になっていた
キックボクシングを体験した話を・・・。

 7年やった空手を止めて半年。「そろそろ何か運動しないとストレスたまる」。それが理由。
キックは気になったが突然町道場の門を叩く勇気はない。
色々リサーチ。スポーツクラブのプログラムから軽くやってみる?「でもそれって
ちゃんと見てくれるんですかね」と、2名ほどに言われた。「やるんだったら隣でちゃんんと
プロが練習しているところが気持ち上がりません?」とカットしてもらった男子はいうが、
そうなのか??女子だけのキックのジムも見たが近くはない。うちから自転車圏内に
フツーのキックのジムだが、ビギナークラスもあるという店舗があったので無料体験へ行った。

 タイのコーチとマンツーマン。平日の昼過ぎ。雑居ビルの中。扉の前に貼り紙が。
読むと「キック合宿!」と、2泊三日でキックしまくると思しき合宿の貼り紙や、
「ムエタイ昇級審査」の文字、スパーリング会の告知などだった。わたしが到着すると
男性二名が各々トレーニング後のストレッチやこれからトレーニングのためのストレッチを
やっていた。男女一つずつしか更衣室はない。そこで着替えてスタート。

 まずはストレッチ。その後懸念していた縄跳び!必死で三分。足より
腕がしんどい(涙)。もう縄を回せない…。3分×2セットのところ、ひとつ減らして
もらう…。次はサンドバッグ。パンチとキックのやり方を習う。3分のデジタル時計が
常に「デ、デ、デ、チーン」と鳴っていてそれを目安にする。さっきの縄跳びが効いている
のか、開始20分で汗がコンタクトレンズに入りまくる発汗。その後いよいよコーチ
とスパーリング。これも3分1セット。いくつか防御を習いながら、サンドバッグで
習った技をやる。これが楽しい!
 その後は激しい筋トレを少々やって終わった。

 感想は、「楽しいけれど、きつい」。これ継続出来るんかー?と不安に。
職場の上司が、「昨日休みで、昔ボクシングやっていた時代の仲間と
集まった」と話してきたので、相談してみた。みんな40代後半から50代で10年
近く継続されているら女性とのこと。指導者が変わってしまい、その愚痴を
聞かされたという上司は、「指導者に魅力があれば、やっていいんじゃない」と
アドバイスをしてくれた。その日のわたしのコーチは、
「やばい?休む?」と何度か明るく聞いて下さり、「入会後、きつい日は30分とか
いつもより少ないメニューでもいいんだよ」と言ってくれた優しい方だった。
 入会するとしたら来月からなので、取りあえず縄跳び3分×3を
こなせるようになりながら考えよう。「縄跳びは慣れだからすぐ出来るように
なるよ」と上司が言ってくれたしな。
 筋肉痛は上半身から下半身へじわじわ移動してきました。
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将棋を巡る冒険 

2016年08月10日 | 将棋
 8月に入って家族旅行で大阪へ行った。ソフトバンク戦を観戦する
ことが趣味の夫曰く、「息子の棋戦も同じように見ている」とのことで、
「将棋修業の旅にしない?」と提案される。興味が将棋一本の息子、
せっかく日にちとお金を使うなら楽しんでほしいのがオヤゴコロなわけで
わたしも賛成。そうなりゃ大阪将棋会館しかなくない?
他に指せるところは思いうかばん。ちなみに息子は昨年夏より行かせて
いる「お子様単身旅(昨年夏はキャンプ二泊、今年の春はJAXA体験)」、この夏は
将棋の旅へ行った。朝6時半起床7時対局開始を二回やる旅。ご飯、風呂、夜の花火以外
全部将棋という旅。「早くまた行きたいー」と、戻った二日後に言っていた。

 さて、大阪旅。日が近づくにつれ、夫が初日に西遊棋の将棋大会を発見したり、
わたしが森信雄先生のツィッターで子ども将棋特訓コースを発見したりで、
そこそこイベントも入れられた。森先生に関しては電話で直接問い合わせをした
際、ホント気持ち上がった。「本当はうちの教室の子ォだけやけど、夏休みだから
いいですよ」と優しく言って頂けた。昨年「聖の青春」を読んでいた身として、
あの森先生に謁見!!の旅。

大阪着いて荷物をホテルに預けて弁天町まで行って西遊棋の将棋大会へ。
翌日は兵庫県の森先生自宅で開催される将棋教室へ参加。
待っている間に近くの仏閣へ行った
大阪に戻り関西将棋会館へ。大阪の将ちゃん
その次の日は京都へ。
わたしが京都の梅湯さんに行きたかったため
東山将棋センターで指す息子。最終日は新幹線発車の時間まで関西将棋会館で指していた。本当は十三の将棋道場へも行こうかな?という気持ちで宿も近くにとったが、今回は行けなかった。十三は中州みたいな町だが、近くにドンキホーテや商店街があり「ちょっと目薬買う」なんてときにとても便利で交通の便も今回我々が行った場所からはアクセスが良かった気がした。

 わたしの旅、将棋編ではやはり森先生に会えたことー(感涙)。「ここかなー?」と場所を探した時、先生のブログで見たあの風景、この風景。「このお庭は、ヨウムの金太郎を日向ぼっこさせながら先生がすいとんを食べている写真を見たことがあるから、この家だ!」と迷わずピンポン(森マニア)。「今日は生徒に3人キャンセル出てねぇ」と、子ども3人+先生一門の奨励会員一名というメンバー。会員君は14歳。こんなに若くて自分の将来を決め、努力しているのだなぁ。天野貴元さんや今泉さんの本を読み、奨励会が壮絶な場所であるという認識の自分。途中抜けて仏閣から戻ると奥様が昼食の支度中。この様子も良かった。森先生は自然体+人格者を足したら、何という表現になるんだろう。この方にしかない雰囲気があったようにわたしは思う。聖の青春で「何でほっぺた触ってもらい」だったのですか?と尋ねたかったことも聞けて胸いっぱい。他の子同様、直筆で指した将棋へのアドバイスを下さった。
わたしの宝物にします

 この旅中でシンフォニーホールや前田アパートも見に行けた。帰宅翌日がちょうど村山さんの命日で、「聖の青春」を再び読む。すると前田アパートやライラックマンション、連盟などの距離感が分かり、また別の感じで読めた。

 
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