ひねもす日報

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「恋人たち」

2015年12月18日 | 本・映画
 「恋人たち」を観た。橋口監督作品は、「ゼンタイ」を除けば全部
観ていた。女子高生時代に観た初期の作品は懐かしい。前作の「ぐるりのこと」
は観終えて改心したものだ。映画好きの友だちに感想をアツクメールした気がする。
今回も観終えてその子にすぐ連絡した。正月は彼女とこの映画の話を
したいなぁ。観た映画のことを語ることが出来る時間は、とても貴重な
近年となった。今回の映画は、「監督と一緒に年とってきたな」という感想。
同世代感覚というか。最後アツシの独白部分。あぁいうこと、
わたしも母が亡くなっているので、母の仏壇の前で、仏壇が遠くなった後は
毎朝水をあげる写真の前で、納骨堂でやってきたこと。だから「わたしも
やるなー」くらいの気持ちで観てたんやけれど、最後空を見て「よし」と言った
シーンにかなりこころを動かされ、「よし」の一言でで心グラグラに
されるってすごい映画だなと感じた。四ノ宮が切れたスマートホンへ話し続ける
シーンに今回グッときたんやけれど、これは数年前までの自分だと
何も感じなかったんやないかなぁ。太陽食品の人がお弁当持ってきて
くれるシーンには泣けた。傷ついたことがある人の話すことば、
経験が深い人のことばは信じられるとわたしは思っているんだなぁ。
スナックのカンバンが登場しただけで「ここに安藤玉恵が登場する」と
確信した(笑)。女子アナが面白かった。映画館行くのが久しぶりやったんやけれど、
やっぱりよいものだなぁ。

 息子のサッカーを待つ間に、図書館へ行っている。仕事関連の書籍を
取りよせて借りる。借りない本は、その場で読む。図書館は好きな場所だ。
今日は保護者会。うちのクラスのみ校長先生が参加…。どんな話が出る
のだろうか…。

○今日のモリノブ先生○
 夏から読み聞かせていた「聖の青春」をやっと読み聞かせ終える。
谷川先生が「ぜひこの棋譜は並べて頂きたい」とおっしゃった棋譜は
並べた。一度読んでラストを知っていても、何度でも泣ける本だ。
最後の森先生の夢が泣けたなー…。
読み終えた後、「また最初から読みたい」と息子が言った。
今月発売の将棋世界では村山先生の記事が掲載されるらしいので
今から楽しみに発売を待っている。いつかいつか、森先生の自宅で
行われる将棋教室へ行くのが夢。まっ白な扇子に、サイン頂きたい。
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