シルクスクリーンプリント基礎講座、2日目のレポートです。
この日はたくさんのことに取り組みました。
まずは、製版原稿の作り方から。
工程は複雑ではありませんが
フォトショップを使うため
不慣れな方にとっては難しい作業となります。
フォトショップ常用者には一通りの工程を紹介し
自宅で製版原稿を仕上げていただくことに。
不慣れな方には講座後に順を追って説明し原稿を完成させました。
その後は・・・
刷り体験にあたりインク作りから。
TIPAでは水性インクを使用しますが
様々なタイプの水性インクを併用します。
この日は染料タイプのインクを扱いました。
濃縮液をバインダーに垂らし練り込み仕上げます。
インク完成後は刷り体験。
手先だけでなく身体の動きも大切である事を伝え
刷り作業に取り組みました。
多少のムラはあるものの、まあまあの刷り上がり。かな?
休憩をはさむことなく
次は
グラデーションに取り組みました。
各自、2色のインクを選び
境目がなくなるまでインク練り台で丁寧に練ります。
2色のインクが馴染んだ事を確認後
スキージーでインクを持ち上げ
先ほどと同様に刷りました。
最後は
余ったインクを用いて
アクションペインティングのような刷り。
この日に仕上がったモノはコチラ
↓
様々な刷り上がり結果を得ることができました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。