この日は引き伸ばしプリントに取り組みました。
まずは
現像液、停止液、定着液と 薬品の準備。
次に引伸機にレンズを装着し・・・
最初はコンタクトプリント。
(密着プリント、ベタ焼きとも呼びます。)
印画紙にフィルムを置き
ガラスで圧着して露光します。
その後、印画紙を3種の薬品に通し
水洗、乾燥の工程を経て完成。
仕上がったコンタクトプリントを参照して
引き伸ばす写真を決めます。
ここから
いよいよ引き伸ばし作業に取り組みます。
ネガキャリアにフィルムをはさみ
フィルムに付着している微細なホコリを
ブロアで除去して引伸機にセット。
フォーカシングスコープを使用して
ネガフィルムからの投影画像のピント位置を合わせ
露光時間を割り出すためにテストピースを作成。
4段階のテストピースから
適正な露光時間を決め、本番プリント。
予想通りの仕上がりとなりましたが細かな調整は必要です。
この日は引伸機の使い方を学ぶところまで。
微調整については後日の実習で学びます。
記:徳永好恵