チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ウィレム・デ・クーニング展 」ブリヂストン美術館@東京駅

2014-11-28 20:30:00 | 美術館 博物館

チビクロは、出かけましたにゃ。


「ウィリアム・デ・クーニング展」
併設
コレクション展-印象派から抽象絵画まで

ブリヂストン美術館
東京駅八重洲中央口
徒歩五分
休館日 月曜日
10:00~18:00


チラシより引用しますにゃ。
ウィレム・デ・クーニング
(1904-1997)は、
ジャクソン・ポロックと並んで
第二次世界大戦後にアメリカで
開花した、抽象表現主義を先導した画家の一人として、その名を
知られています。
その作品は、具象と抽象の狭間の
表現と、
激しい筆触を特色とします。
本展の核を成すのは、
デ・クーニングの
有数のコレクションを誇る、
アメリカ合衆国コロラド州を
本拠地とするジョン&キミコ・パワーズ・コレクションからの、
1960年代の女性像を中心とした
作品群です。
画家と進行のあったパワーズ夫妻が収集した作品は、ほとんど
一般には公開されておらず、
日本でも公開されたこともない
知られざるコレクションと
いえましょう。
本展は、これらに日本国内の
美術館が所蔵する作品を加えた
油彩・水彩・素描、約35点で
構成されます。
これまで日本でまとめて作品を
見る機会のなかった戦後アメリカを代表する画家の作品を
ご堪能ください。」


チビクロ
この画家さんの
お名前も作品も
初めてですにゃ。
知らないならば、
見てみようと思ったですにゃ。


チビクロ
最初
解説を全く見ないで
作品を、見ましたにゃ。

絵の具が厚いにゃ。
絵の具が薄いところもあるし、
かすれてるところもあって
そうすると、
同じ色の絵の具でも
色の感じって、変わりますにゃ。
色のうねりを楽しんでいましたにゃ。
はっと、見たら、
なんか
女の人みたいと思って、
題名を見てみたら
どうやら
女の人でしたにゃ。
いつもは、
絵に描いてあるものを
見て、意味や物語を
考えるけど、そうしない
見方もあるかなと思いましたにゃ。

でも、
未知なる絵画の世界を知りたいと思って、今日は、
会場に備え付けてある
図録をよく読んでみましたにゃ。

石橋財団ブリヂストン美術館
学芸課長でいらっしゃる
新畑泰秀(シンハタヤスヒデ)さんの文をご紹介しますにゃ。
「抽象表現主義の草分け的存在、
あるいは、アクションペインターと目される一方で、
画面の全面性や色面というよりも
伝統的を意識し、かつ、
新しい女性というモチーフに、
関心を持ち続けた点に、
特異点を見出だすことができる。」

1972年のインタビュー
「私は、ルーベンスから
影響をうけたかもしれないけど
私は、ルーベンスのようには
描きません。」

キミコ・パワーズ夫人への
課長のインタビューですにゃ。
パワーズコレクションは、
ポップアートや抽象表現主義など
様々な作品がありますにゃ。
「自分達の好きな作品を集めたら、こうなったというのが、
私達のコレクションの結果なのです。どのアーティストも
私の好きなアーティスト。」
画家に対する
やさしさが感じられて、
うれしくなる
インタビューでしたにゃ。

図録には、
読むとふむふむなことが
いっぱいで、
作品を、みるだけでなく
解説を読むのもおすすめですにゃ。


ジャクソン・ポロックや
マーク・ロスコは、
悲劇的最期でしたが、
クーニングは、
92才で、天寿を全うしている
そうですにゃ。

こちらは、石橋コレクション
モネの睡蓮ですにゃ。

美しいピンクと紫の色を
絵の中に見つけて
長く見つめていましたにゃ。

モネが、
睡蓮を描き始めたのは、
60才になってからですにゃ。

睡蓮の池を描いているうちに、
睡蓮の咲く水面へ、
それから、
水面の反映を
描くようになったそうですにゃ。

ブリヂストン美術館は、
次の企画展を区切りに、
しばらく改修工事にはいって
休館するそうですにゃ。

絵を見るって
ステキなことですにゃ。
今日もすばらしい作品に
出会えて、
うれしいチビクロですにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。






「2014.11月 総合文化展本館二階トーハク@上野公園

2014-11-25 20:30:00 | 美術館 博物館

インドの旅ランチをした
チビクロは、
またまたトーハクで
大好きな屏風絵を見たの
ですにゃ。

トーハクさんは、
お宝がたくさんあって
季節に合わせて
ステキな作品を
展示してくださるので、
油断できませんにゃ。
来年は、おとくなパスポートを
買おうと思ってますにゃ。
どのタイプにするか考え中
ですにゃ。

本日は、
こちらから
ご紹介ですにゃ。




屏風のお部屋にあったのですが、
掛軸ですにゃ。
狙仙のお猿さんは、いつみても
イキイキしてて、
楽しそうですにゃ。


鹿さん目がカワイイですにゃ。
毛並みもふかふかですにゃ。

この作品のスゴイところは、
金がふんだんに使われている
ところですにゃ。

どんな場所に飾られていたのかにゃ?
高貴な方のお住まい?
それとも
京都の商人さん?
気になりますにゃ。












順番が前後してしまって
ごめんなさいですにゃ。
和歌を直訳した絵という訳ですにゃ。
おもしろいですにゃ。
武蔵野図は、
菱田春草展でも見かけたし、
立派な
元ネタがあるのですにゃ。
こちらの作品も
マットな感じの金の雲や
空に、金箔が
ふんだんに使われてますにゃ。














またまた、順番が
めちゃくちゃで
ごめんなさいですにゃ。
撮る時に、しっかりしないと、
ダメですにゃ。
つい、わ!スゴイにゃ!と
いろいろ撮る癖を
なんとかしたいにゃ。

金箔と余白がすばらしい
コンビになっていますにゃ。
お正月に
三井記念館で展示される
応挙の屏風楽しみですにゃ。




この人の描く絵には、
違うと思うけど、
対象にたいするやさしさみたいなものを感じるにゃ。
お月さまキレイですにゃ。


ユニークですにゃ。
一筆描きですにゃ。




いろんな種類の植物を
美しく構成した作品ですにゃ。
外国でいうと、
ボタニカルアートかにゃ。
植物の形って、見ればみるほど
不思議ですにゃ。




チビクロのお写真が
ぼけてて、
ごめんなさいですにゃ。
ホントは、
もっと美しいですにゃ。


久隅さん
スゴイ大作ですにゃ。
近くで見ると
鷹狩りの様子がいろいろ
書き込まれているのが
わかるのですが、
遠くから見ても
その構成と金の使い方により、
ただ者ではない久隅さんの
技を感じましたにゃ。
さすが四天王ですにゃ。











なにか説話などの
意味があるのですかにゃ。
ありがたいホウキ?
賛が読めたら
楽しそうですにゃ。




夜の風景。
ベロ藍も美しい色だけど、
黒と白の夜空も
カッコイイですにゃ。









スゴイ鯉さんですにゃ。
チビクロ食べられちゃうですにゃ。


鯉の動きで生じた
水のかたまり?まで
表現されていて
スゴイですにゃ。



こんなスゴイ襖のある
おうちって、
どんなおうちなんだろにゃ?
ホウキの絵も
この鯉さんも
植松さんがトーハクに
寄贈してくださいましたにゃ。
スバラシイものを
大事にしてくれて、
しかも
トーハクに寄贈して
みんなに見せてくれて
ありがとうございますにゃ。




鬱蒼と繁る密林に
鳥さんたちの楽園。
秘密の場所ですにゃ。

今日も
たくさんの日本美術に
触れて、
チビクロ
ウツクシパワー充電できましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。


お庭も
美しい紅葉で
ステキな
トーハクですにゃ。

本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」二回目@上野駅

2014-11-20 20:30:00 | グルメ

チビクロは、出かけましたにゃ。
今日は、上野のトーハクに
行くですにゃ。
その前にランチするですにゃ。

「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」

この前は、
地下鉄「稲荷町駅」から
行ったけど、今日は、
上野駅から
歩いてみましたにゃ。




チビクロ
今日は、
「ビリヤニ」のセットに
しましたにゃ。

まずは、サラダですにゃ。
スープも付いてきたにゃ。
「○◎※■◇の豆のスープです。」と、
説明してくれたけど
ききとれなかっのですにゃ。
飲み物は、ラッシーですにゃ。
濃厚なお味ですにゃ。


季節の野菜ビリヤニですにゃ。
ビリヤニは、
インドのお料理ですにゃ。
小さいニョロニョロみたいな
お米が、少しぱらっとしている
カレー味のチャーハン?(焼き飯)
ですにゃ。


甘くないライタという
ヨーグルトの上には、
赤いスパイスなどが
振りかけられていて、
刻んだきゅうりが
のせられていましたにゃ。

カレーをサービスで
つけてくれたですにゃ。
ありがとですにゃ。

チビクロは、
インドのお料理
初心者だし、
辛いのは得意じゃないので、
辛さとハーブは、
控えめでと、
お伝えしましたにゃ。
調節をしてくれるので
ありがたいですにゃ。

デザートも
つけて?くれましたにゃ。


こんなにおなか
イッパイになって
1030円なのですにゃ。

不思議なのは、
おなかイッパイすぎと
思っても、
3,4日すると
あれまた食べたい…にゃ、
と、思うところですにゃ。

魅惑のスパイスパワーですにゃ。

おいしい
インドのお料理
ごちそうさまでしたにゃ。



「フジタ、夢を見る手」ポーラ ミュージアム アネックス@有楽町駅

2014-11-19 20:30:00 | 美術館 博物館

スィーツをおいしく頂いた
チビクロは、
次の目的地へと
急ぎましたにゃ。

ポーラ銀座ビル5周年記念企画
「フジタ、夢をみる手」
2014.10.24~12.28
11:00~20:00
入場無料
ポーラミュージアムアネックス
東京都中央区銀座1-7-7
ポーラ銀座ビル3階
休館は、12月17日のみ


藤田嗣治の作品を
もっといろいろ見たいにゃと
思っていたところだったので
うれしい展覧会ですにゃ。

ポーラ美術館は、
箱根にありますが、
こちらは、
アネックスで、
アクセスしやすい銀座に
ありますにゃ。

チラシより引用しますにゃ。

構成
●「西欧」なるものをめぐって
-宗教・神話・文学
大戦後に戦争画の制作をめぐり、
非難を受けたことで、日本の画壇への失望を深めたフジタは、
フランスをはじめ、西欧なるものに対する憧憬を深めていきます。
それを原動力に、戦争画の制作で磨かれた群像を、ダイナミックかつ、繊細に書き出すてわざが発揮され、あたかも夢の一場面を
思わせるような構想画風の作品が相次いで生み出されます。
フランスの代表的古典文学への
オマージュを込めた
は、
その代表的な作品です。
1950年に念願のパリ帰還を果たしたフジタはその後、神話やキリスト教といった西欧文化の基盤に
根ざした主題をいっそう
追及しています。

●無垢なる存在をめぐって-少女
再渡仏後のフジタの作品に
しばしば姿を現すのが、少女です。彼女たちは、よく似た容貌で
描かれていますが、凛とした威厳に満ちた面持ちが共通してみられます。画家は、無垢なる少女に
息づく清らかさや純粋さといったものに惹かれていたのでしょう。
またフジタは、東西の人形を数多く蒐集していたことも知られており、なかには人形を思わせる、人工的で生命感がない少女像も見られます。風俗画風の舞台設定や
小動物や静物などのモティーフと
組合わせられるなど、少女の主題をめぐるフジタの想像力は、
その絵筆をさまざまに導き、
バラエティに富んだ作品群を
生み出しています。

●晩年の創作-子どもたち
フジタの想像力はしだいに、
子どもたちへと託されていきます。自邸の壁を飾った
「小さな職人たち」シリーズでは、パリの街から消えゆく
「プティ・メティエ」
(しがない職業、職人仕事)をはじめ、同時代の社会や人間の営みが、映し出されています。
子どもたちは、
フジタの豊かな創造力により、
息を吹き込まれ、タイルと同じ寸法の小さな画面の中で生き生きと
躍動しています。
こうして自らの生み出した子どもたちに囲まれたフジタ晩年の日々は、まさに夢想に彩られたものであったといえるでしょう。



「レオナール・フジタ
(藤田嗣治1886~1968)は、
1920年代のパリで
「素晴らしい白の地」と
絶賛された裸婦を描いた作品で
知られるほか、婦人像や猫を描いた作品を多く残した画家です。
しかし、第二次世界大戦後、再び
パリをめざした頃から、
擬人化された動物の群像や神話の中の女性像、子どもを主題とするなど、その芸術は、明らかに変化をみせるようになります。
本展覧会は、この時期のフジタの画業に目を向け、卓越した技量に裏打ちされたその創作が、
夢や想像と結びつき、いっそう
豊かな表現へと結実している
様相へと光を当てることを企図しました。」

「グロテスク」1955年の作品
新しく収蔵されましたにゃ。

違うと思うけど、
シュウアクな人間へ
のゼツボウが、
フジタにこういう絵を
描かせたのかにゃ
と、思うにゃ。
でも、どこかしら、
コミカルに思えてしまうのは、
なぜだろうにゃ。
他の画家さんに例えるのは、
失礼かなと思うけど、
ヒエロニムス・ボスの作品を
連想してしまいましたにゃ。

「姉妹」

フジタお手製の額縁ですにゃ。
カワイイですにゃ。

「家具師」「辻音楽師」


「二人」


チビクロが
気にいって、
ポストカードを買った作品
ですにゃ。

「ラ・フォンテーヌ頌」


「誕生会」


「猫を抱く少女」

チビクロ
この作品を見ていて
初音ミクさんみたいだなと
思いましたにゃ。

「少女と果物」

みずみずしいたくさんの果物と
お人形さんみたいな女の子
おしゃれ雑誌の表紙みたい
ですにゃ。

作家と作品は、
別物という気もするけど、
絵を見ていると
それを描いた人は、
どんな人なんだろにゃ?と
思いますにゃ。
伝記とか読んでみたいにゃ。

今回初めて公開される絵も
ありますし、
無料なので、おサイフにも
やさしいですにゃ。
ぜひ皆様もご覧くださいませ
ですにゃ。

一階の
ポーラのお化粧品が、売っている
ところの一角に、
ポストカードやグッズなどの
コーナが、あるので
お忘れなくご覧くださいませですにゃ。

知らなかった藤田嗣治の作品を
見ることができて、
良かったですにゃ。
ありがとですにゃ。

この美術展があるのを
教えてくれた
ブログの先輩
どるち & えこう さん
ありがとですにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。













「パティスリー サダハル・アオキ・パリ 丸の内店」今年二回目@有楽町駅

2014-11-14 22:00:00 | グルメ

山種美術館を後にした
チビクロは、
有楽町駅に移動しましたにゃ。

「パティスリー・
サダハル・アオキ・パリ
丸の内店」

ステキ
ディスプレイですにゃ。
マカロンタワー!
しかも、グリーン!
抹茶?ピスタチオ?
チビクロ
きゅん死してしまいそうなくらい
胸がときめきますにゃ。


日本にあるけど
パリのお菓子やさん
ですにゃ。

こちらのお店は、
お持ち帰りだけでなく、
カフェもありますにゃ。
お店でのみ頂ける
ステキデザートもありますにゃ。

今日は、
チビクロは、こちらを
セレクトしましたにゃ。 しましまは、 チビクロとおそろいですにゃ。 お味の説明をしますにゃ。 レック・ショック チョコレートケーキで、 中には、 ナッツのくるみが はいって ますにゃ。 ラム酒を効かせた 大人のお味ですにゃ。 抹茶アズキ ホワイトチョコレートと 抹茶クリームしましまでにゃ。 下の生地は、 やわらかふんわり ダックワースでございますにゃ。 マカロンとお味見のクッキーが 満月さん 半月さんのようですにゃ。 美しい宇宙のハーモニーですにゃ。

こんなにきれいで、
食べるのが
もったいない気もするけど、
チビクロ
おいしく
頂きましたにゃ。

なんか、
チビクロの
横顔がまんまるで
びっくりですにゃ。


レギュラーコーヒーは、
ブラックですにゃ。
おとなチビクロですにゃ。

ほんとは、
細長いエクレアも
食べたかっけど、
楽しみは、また
今度に残しておこうと
思ったのですにゃ。

今度は、
絶対エクレアを食べたいし、
くだもののお味のケーキで
カシスや、オレンジのも
食べてみたいですにゃ。

チビクロの
未知なるスィーツを
探究する旅は、
続くのですにゃ。

美しくて、おいしくて、
しあわせな気持ちになる
スィーツ。
美味しゅうございましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。


本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。