チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「東京都交響楽団メンバーによる金管5重奏」東京文化会館@上野駅

2019-01-24 20:00:00 | アート

美術館へ行こうとしていた
チビクロわ、ちょうど、
無料のコンサートが
開催されるということで
お邪魔したですにゃ。

1月17日
東京文化会館 大ホール・ホワイエ
東京都交響楽団メンバーによる
金管5重奏ですにゃ。


トランペット二人、ホルン、
トロンボーン、テューバという
組合せですにゃ。

お話の楽しい団員の人が
笑いをとりつつ、楽器や
楽曲をご紹介してくださいました
にゃ。

曲目
スザート︰ルネサンス舞曲集
ヘンデル︰組曲王宮な花火の音楽
アンダーソン︰トランペット吹きの休日
フィルモア︰ラッサス・トロンボーン
ディズニーメドレー
バーンスタイン︰ウエスト・サイド・ストーリーより

チビクロわ、
ルネサンス舞曲集好きですにゃ。
画家の人も聴いたのかな?



チビクロわ、金管5重奏というのを
初めて聴いたから、すごく
よかったのですにゃ。
金管というから、
力強いのかと思ったのだけど
それだけでわなくて、
優しさもあり、
音に丸み?があるのですにゃ。
空間に大きな音の雲がぷかぷか
浮くというイメージですにゃ。
オーケストラとわ、
またちがった魅力かありますにゃ。
にゃー、ホントに
聴けてよかったですにゃ。


ステキな演奏
ありがとうございますにゃ。

次回わ、
3月にティータイムコンサート
予定しているそうですにゃ。

お時間と予定があえば
ぜひ皆様もいかがでしょうか
ですにゃ。

いつも通り過ぎるだけだった
東京文化会館でしたが
また今度、チビクロも
コンサートでお邪魔したいですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「マグナム 創設の原点 フジフィルム スクエア@六本木駅」

2017-10-24 20:00:00 | アート

六本木にいるチビクロわ、
次わ、こちらに
伺いましたにゃ。

「世界中に影響を与えた写真家集団
マグナム 創設の原点
フジフィルムスクエア開館10周年
写真展」
東京都港区赤坂9-7-3


チラシより引用ですにゃ。
「記録と芸術としての
写真の力を通じて、
ヒューマニズムに訴える、
マグナム・フォトのスピリットを
凝縮した、
ロバート・キャパ、
アンリ・カルティエ・ブレッソンら
創設期の写真家10人の名作を集めた
初の写真展です。」

写真展構成
①創設者4人が写真家として活動を開始
②第二次世界大戦
③マグナム創設とその後



創設期出品メンバー10名ですにゃ。
ロバート・キャパ
アンリ・カルティエ・ブレッソン
デビッド・シーモア
ジョージ・ロジャー
イヴ・アーノルド
ワーナー・ビショフ
インゲ・モラス
デニス・ストック
エリオット・アーウィット
マルク・リブー

右下のお写真わ、
エリオット・アーウィットの
カリフォルニアという
作品なのだけど、
以前フランスのジュエリーのブランド
ヴァン・クリーフ・アーペルの
広報に使われているのを
見かけていたですにゃ。


チビクロわ、
マグナム・フォトというと
戦争報道などのハードのイメージが
強かったのだけど
優美なアートを感じる
違う面を知ることができたですにゃ。

この展覧会わ、25日で終了して
しまいますが、
銀座にある
ライカのお店の2階にある
ギャラリーで、
マグナム・フォトの写真家
エリオット・アーウィットの
作品展があるので
行って見ようと思っているですにゃ。

11月にわ、フジフィルムスクエアで
以前、ボストン美術館展で
見たアンセル・アダムスの写真展も
あるので、楽しみにしているですにゃ。

今日も素敵なアートに触れることが
できて、うれしい一日でしたにゃ。


本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「池田学展」日本橋髙島屋@日本橋駅

2017-10-03 14:44:44 | アート
ランチをしたチビクロわ、
日本橋髙島屋へと向かったのですにゃ



「池田学展 
The Pen 凝縮の宇宙」

ちらしより引用ですにゃ。
「緻密な線は脈々とつながり、
壮大な希望を描いた。」

構成
Chapter1 エピソードのはじまり
2想像の旅人
    3自然と文明の相克
    4ミクロコスモス
    5様々な断片
    6誕生

チビクロわ、
ずっと前のことになるのだけど
ミラーニューロン展
高橋コレクションで、
「興亡史」という作品をみてから
池田学さんの作品が
気になっていたですにゃ。

Chapter1わ、
初期の白黒作品だったんだけど
今回初めて
白黒の作品を見て
チビクロの頭わ綿だと思うのだけど
ガーンと音がしたいみたいに
びっくりしちゃったのですにゃ。
白と黒の線がつくる立体感が
強烈な印象で、
くらっとしたですにゃ。
小さな中に
宇宙を感じたですにゃ。
8ブロッコリーとか
9ぶなしめじ とかに
宇宙を感じちゃうなんて、
なんかすごい作品なのですにゃ。

ところが
会場わ、とても混雑していて
チビクロわ、
ゆっくり集中して見ることが
できなくなっちゃって
ちょっと残念だったのですにゃ。
でも、池田学さんの作品わ
ホントスゴいので
たくさんの人に見てもらいたいから
混雑わ仕方ないですにゃ。

動物の作品とか写真みたいなんだけど
絵にしか、表現できない表情が
あじがあってよかったですにゃ。

会場にわ、重大な犯罪の裁判の
傍聴のお仕事の絵もあったのですにゃ。
池田学さんの作品から
宇宙を感じるのわ、
光と闇、みたいな
物事の表からわ、見えない
ことをも一体にして表現している
からでわと思ったのですにゃ。

緻密な部分の物語が
響きあって
全体になると
足し算じゃなくて、
掛け算みたいに
複雑な世界観になる、
みたいなことを
チビクロわ
考えちゃったですにゃ。
なんか、うまくいえないですにゃ。

以前
飯田橋の
ミヅマアートギャラリーで見た
作品「誕生」も展示されていた
ですにゃ。
こちらの作品わ撮影が
許可されていたですにゃ。


素晴らしい作品に出会えて
よかったですにゃ。
ありがとうございますにゃ。



本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。




池田学展「誕生」ミヅマアートギャラリー @飯田橋駅

2017-08-20 21:00:00 | アート
ランチを終えたチビクロわ、
JR飯田橋駅に着いたんだけど、
方向オンチのチビクロわ、
東口で降りちゃって、
行かれる方わ
西口の方が近いですにゃ。

池田学展「誕生」ミヅマアートギャラリー
東京都新宿区市谷田町3-13神楽ビル2階
2017年7月26日ー9月9日

池田学さんの新作展ですにゃ。
ちらしより引用ですにゃ。
「わずか一ミリに満たない
ペン先の線で、
壮大な世界な世界を描き出す
アーティスト、池田学。
1日に約10センチしか描くことの
できない緻密な描写とスケールの
大きな構成が、
現実を凌駕するような異世界の
光景を現出させ、
アメリカをはじめ
世界で高い評価を得ています。」


こちらが、新作「誕生」ですにゃ。
縦3メートル、横4メートルの大作ですにゃ。

お写真ブレブレですにゃ。

たくさんの花が咲いた大木が
描かれていて、優しい色合いだけれど
細部に書き込まれているのわ、
東日本大震災への鎮魂と祈りの物語。


チビクロわ、全体と細部をみながら
1時間近く眺めていたのですにゃ。


飛行機の飛んでいるあたり、
画家さんの言葉によると
魂の波
「波に呑まれて消えていった無数の
命のシルエットが飛沫となり、それぞれで手をつなぎながら上へ昇っていく。」だそうですにゃ。

眺めていると、
画家さんの意図した表現が、
どういうものか知りたくなるですにゃ。
書き込まれている物語を
読み込んでいく作品わ、
チビクロが言うことだから
ぜんぜん違うと思うけど
日本のコミックみたいで、
社会的な
難しいテーマもどんどん
織り込んでいくし、
この前見たバベルの塔展にあった
大友克洋さんみたいな漫画家さんが
日本にいることもあるし、
日本的文化の先端にいる
アーティストが、
池田学さんなのでわ?と
思ったですにゃ。


9月にわ、日本橋髙島屋で
展覧会も行われるし、
これからも注目の画家さんに
出会えて、
ありがとうございますにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。






「Memento Mori ロバート メイプルソープ写真展 」シャネルネクサスホール @有楽町駅

2017-04-21 23:00:00 | アート
上野をあとにしたチビクロわ、
有楽町に来ていますにゃ。



この展覧会わ、
終了していますにゃ。

「Memento Mori
ロバート メイプルソープ写真展
ピーターマリーノ コレクション」


チラシより引用しますにゃ。
「20世紀後半に最も影響力のあったアーティストの一人、
ロバート メイプルソープは、
その卓越した
写真技法や構図だけでなく、
高度に様式化され、
時として物議をかもす写真作品で
知られています。
本展覧会では、
メイプルソープ作品の
最も重要な
コレクターの一人であり、
シャネル銀座ビルディングの
設計を手がけるなど、
国際的に活躍する
建築家ピーターマリーノの
プライベートコレクションを
展示いたします。
マリーノは、
自然美と肉体美、
束縛と破壊をテーマに
作品を構成しました。
構造物としての肉体、
静物や彫像といった
形式的な古典主義と、
より挑発的な被写体に対する
単刀直入な表現とを
対比させることによって、
メイプルソープの作品群が
持つ複雑な二元性に迫ります。」





チビクロわ、実わ、
メイプルソープのこと
よく知らなくて、
モノクロのお花の写真のひとと思っていたのでしたにゃ。
ネットで、
展覧会のお知らせを見て、
直感で行こうと決めましたにゃ。

明暗が強いほど、魅力的で、
光が強いほど、
闇も深いのかもしれないですにゃ。

展覧会のメメントモリわ
「死を忘れるな」という
意味ですにゃ。
ヨーロッパの絵画で、
ヴァニタスとも呼ばれ、
死を連想させるモチーフが
描きこまれた
絵画作品がありますにゃ。
まさに、メイプルソープの作品わ、現代の、メメントモリですにゃ。

ここに、ピーターマリーノさんの言葉をご紹介しますにゃ。
(略)建築家としての仕事では、私はあるものがどのように見えるかということだけでなく、
それが人をどのような気持ちにさせるのかを考えながらデザインします。
このことが、メイプルソープの
全作品において私に訴えかけてくるものはいったい何かという問いへとつながるのです。数々の作品における構図の複雑さが視覚的知性に訴える一方で、花や肉体の持つ、無条件の官能性が生理的反応を引き起こします。
メイプルソープの作品には、
偉大な真実があります。
そこに嘘、偽りはありません。
モノクロームの
イメージには、
ただ容赦や臆面のない真実が
写されているのです。(略)

今回、作品わ、白いお部屋と
黒いお部屋に展示され、
きっと、作品の配置など、
繊細なキュレイトがされているのでわないかと思われますにゃ。

メイプルソープの作品との
出会いが、
シャネルという
ハイブランドによる
展覧会というかたちで、
出会えたことわ、
大変幸運なことだったと
思いますにゃ。
このような機会を
シャネルさん、
ピーターマリーノさん
どうもありがとうございますにゃ。


今回も
お読み頂きありがとうございますにゃ。