チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「バスカヴィル家の犬」コナン・ドイル 新潮文庫

2022-05-25 20:00:00 | 2022 読書
チビクロわ、この前映画に行った時
予告編を見て、気になったので、
原作を読んでみましたにゃ。

「バスカヴィル家の犬」
コナン・ドイル 訳)延原謙
新潮社
シャーロック・ホームズわ、
イギリスの名探偵さんですにゃ。
相棒ワトスンと共に鮮やかな推理で
たくさんの犯罪を解決に導く、
ミステリー小説の古典的名作ですにゃ。

西部イングランド地方の気候風土、
不気味な犬の伝説、
財産家、怪しい人物、
召使い、手紙、 隣人、村の人など、
いくつもの伏線がはられ、
読むにつれて、
ドキドキの緊張感がましてきますにゃ。

チビクロわ、いつものように
ドキドキに耐えられず、途中から
後ろから読み始めましたにゃ。
結末を知ってから、全体像を把握したい
タイプなのですにゃ。

それにしても、今読んでもおもしろく、
古びない作品ですにゃ。

ひとつ分からなかったことが
ありますにゃ。
モーティマーさんちの犬
(縮れ毛のスパニエル種)わ、
なぜさらわれなくちゃいけなかったのか
ひどいですにゃ。

映画に、
あわせた表紙カバーになっていますにゃ。
テレビシリーズを劇場化+
現代リメイクらしいですにゃ。


映画「死刑にいたる病」で
謎の男金山を演じていたのが、
右側の岩田剛典さんですにゃ。
チラシの小さな写真1番上の人ですにゃ。
全然わからなかったですにゃ。
舞台挨拶の映像を見た時
短髪、黒いタイトなスーツを
着て、キラキラしたオーラを放つ人が
いて、この人出てた?と
びっくりしましたにゃ。
いろいろな役を演じているのですにゃ。

映画の予告編って、見ると、連続で
映画鑑賞したくなりますにゃ。
おサイフとそうだんしてみようと
思ったチビクロですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。





「ヴァン・ショーをあなたに」近藤史恵 創元クライム・クラブ

2022-05-20 20:00:00 | 2022 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「ヴァン・ショーをあなたに」
近藤史恵 東京創元社
2008年刊


以前読んだ
「タルト・タタンの夢」の
続編ですにゃ。

下町の気取らぬフレンチレストラン
ビストロ・パ・マルで
起こる不可解な謎を
ちょっと変わり者のシェフが
サクッと解決するですにゃ。

かわいい絵の表紙だし、
フレンチを題材にして
軽く読めて、ハッピーな本、と
思いきや、なかなか骨のある
短編集でしたにゃ。
おいしい料理が
甘い、辛い、苦味などのお味、
お肉、魚、野菜いろんな材料で
できているようにですかにゃ。

こんなお店でお食事したい
チビクロですにゃ。
今回わ、特にブイヤベースが
おいしそうですにゃ。
あ、パン屋さんもいいかにゃ。
え、パン屋さん…
この前見た映画の印象が強くて
後ひいてますにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。




映画「死刑にいたる病」横浜ブルグ13 @桜木町駅

2022-05-15 20:00:00 | 2022 映画
チビクロわ、桜木町駅にある映画館で
映画鑑賞をしましたにゃ。

チビクロわ、この映画を見て
映画への見方が変わりましたにゃ。
映画でないと、表現できないものが
あることを確信しましたにゃ。
題材、演出、俳優のキャスティング、
こういう映画初めて見たですにゃ。
雑誌のインタビューで、
白石和彌監督わ、
描きたいのは、人間の多面性と欲望だと、言っていましたにゃ。
(雑誌LEONより)

この映画わ、R-15指定、
暴力的表現がありますので
苦手な方わ、スルーしてくださいにゃ。








「死刑にいたる病」
監督:白石和彌
脚本:高田亮
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」
ハヤカワ文庫刊


チラシより引用。
「阿部サダヲ×岡田健史W主演
観るものすべてが翻弄される驚愕の
サイコサスペンス。
白石和彌監督の
新たなマスターピースの誕生!」


「24件の殺人容疑
うち9件が立件・起訴
第一審で死刑判決確定
史上最悪の連続殺人事件に隠された
恐るべき真実とは-」

「注目の作家・櫛木理宇の最高傑作と
謳われる同名小説を、日本映画界随一の
鬼才・白石和彌監督が実写映画化。
殺人への底知れぬ欲求を隠しながらも
関わる者が皆なぜか魅了され心を許してしまうシリアル・キラー榛村大和を務めるのは、その多才ぶりと高い好感度で
人を惹きつけてやまない個性派俳優・阿部サダヲ。元優等生ながら受験に失敗したことから殻に籠り、鬱屈と孤独に苦しむ大学生役は、爽やかな印象が強い実力派若手俳優・岡田健史が務め、その危うさを体現する。そして、雅也の行く先々に現れる謎の男・金山役には、岩田剛典、そして雅也の母・衿子役には、中山美穂など実力派が名を連ねる。一件の冤罪を巡り二転三転する真実、深まる謎-
誰も予測できない驚愕のラストがあなたを待ち受ける。」

面会室の場面、
ガラスに写り込む俳優の表情と、
台詞の緊迫のやりとりに、
目が離せなかったですにゃ。

チビクロわ、
暴力描写がコワくて、指の間から
見る時もありましたにゃ。

パン屋さんが怖くなりましたにゃ。

爪も怖いですにゃ。

桜吹雪も怖くなりましたにゃ。

俳優さん達の演技がすごかったし、
撮影や演出もすごく、
工夫されているそうで、
現場の雰囲気が、
とてもよかったそうですにゃ。
チームの力ですにゃ。

この作品の榛村大和わ、
日本映画のハンニバル・レクター博士
と呼ばれるようになり、そして、
日本映画史1番のシリアル・キラーに
なると思いましたにゃ。
それくらい、
阿部サダヲさんの演技わ、
すごかったのですにゃ。

好き嫌いがはっきり分かれ、
誰にでもおすすめできる作品でわ
ありませんが、
興味深い作品でしたにゃ。

見るきっかけわ、
いつも見ている
ブログ「Lady Fuku」さんの
おかげでしたにゃ。
猫さんたちがいつも
かわいいのですにゃ。
ありがとうございましたにゃ。

ボケてるにゃ。失敗ですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございます。





「ラ フィーリア デル プレジデンテでピッツァランチ」@関内駅

2022-05-11 20:00:00 | 2022グルメ
チビクロわ、出かけましたにゃ。
横浜関内駅にあるお気に入りのお店に
行ったら、臨時休業だったので、
ショックだったのだけど、
前からいいかもと思っていたお店に
行ってみましたにゃ。

「ラ フィーリア デル 
プレジデンテ」
横浜市中区常盤町5-59

お店の名前わ、
大統領にピッツァを作った職人の娘と
いう意味ですにゃ。
ナポリにあるお店の
日本1号店だそうですにゃ。


お店わ、1階と2階に
お席がありますにゃ。
チビクロわ、ピッツァ作りが見える
カウンター席に座りましたにゃ。
カウンター席でも
広々していて、仕切りもあるし、
安心しますにゃ。



ランチセットの前菜でございますにゃ。
さっぱりとしたチキンのマリネ、
チーズのオムレツ、
トマトや、ナスを煮たカポナータ
だったと思いますにゃ。

「プロシュート エ ルーコラ」
でございますにゃ。
ボクわ、このピッツァのお味
初めて食べるのですにゃ。
ずっと食べてみたかったのだ。
モッツァレラ、生ハム、ルーコラが
のせられていて、チーズもたっぷり
ですにゃ。

ピッツァ生地わ、フワモチと
弾力性があり、
柔らかいのに、かみごたえがあり、
とてもおいしいのですにゃ。

ピッツァなのだけど
生野菜のルーコラがシャキシャキで
二つ折りにして温かいサンドを
食べるみたいにもしても
おいしいですにゃ。



ランチセットのお飲み物ですにゃ。
アイスコーヒーですにゃ。

前からこのお店にわ、行こうと
思っていたけど、
こんなにおいしいなら、
もっと早くくればよかったですにゃ。
次わ、マルゲリータを
食べたいですにゃ。

チビクロわ、10分くらい
待ったのだけど、
人気のお店だから、
時間をピーク時ずらすとよいかも
ですにゃ。
ぜひおすすめするお店ですにゃ。

おいしくて、感じもよい
ステキなお店ですにゃ。
ごちそうさまでしたにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

なんか古びたビルがカッコイイような。
カッコよく写真とりたいのだけど
うまくいかないにゃ。



この後チビクロわ、
桜木町まで、散歩がてら
移動しますにゃ。





「マーダーボット・ダイアリー」マーサ・ウェルズ 創元SF文庫

2022-05-10 20:00:00 | 2022 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「マーダーボッド・ダイアリー」
マーサ・ウェルズ 中原尚哉訳
東京創元社

チビクロわ、図書館を利用することが
多いのだけど、某巨大通販サイトを
あらすじを知るのに利用すると、
すかさずやつらぼくの好みを
分析、把握して、
おすすめを提示してくるですにゃ。
その誘惑でぼくわ、
この本を購入しましたにゃ。
だって、おもしろそうだったの
だものですにゃ。

趣味わ、連続ドラマ鑑賞、
自分のことを呼ぶのに、一人称「弊機」という人型警備ユニットが主人公の
物語ですにゃ。
コミュ障気味で内気な性格で、
人間が苦手ですにゃ。
自分の統制モジュールをハッキングしてるから、好きなようにできるはずなのに
警備業務の仕事を続けているらしい
ですにゃ。


チビクロの好きなSF的ギミックわ、
たっぷりですにゃ。
印象深いのわ、調査船のボット
ARTですにゃ。ボットというのわ、
人工知能と思ってくださいですにゃ。
こんなに巨大な宇宙みたいな存在にわ
人間の能力わ、束になってもかなわないのに、人間が作ったもので、人間に
管理される存在ですにゃ。

「ART」と「弊機」のやりとりの
すれ違いが、少し笑えるですにゃ。
この物語に登場する人工知能わ、
すごく優秀で、穏やかだから、
人間的に思えるですにゃ。
最近の人間的わ、暴力的で、
非人間的で、そのうち、
人間的と言う言葉わ、暴力で
危ない意味に変わってしまうかも
しれないなと、思うですにゃ。

チビクロわ、ぬいぐるみなので
時として、人間社会においての
暮らし方に違和感、まぁ、つまり
ここに出てくる「弊機」みたいな
コミュ障で内気な性格にとても
共感したですにゃ。
しかも、「弊機」の能力わ、
非常にレベルが高いですにゃ。
カッコイイにゃ。

この作品わ、本国アメリカでも
とても人気だというので
この主人公をみんな好きでいて
くれるようで、
ボクもうれしいですにゃ。

実は、3巻目もでているらしい
ですにゃ。

おもしろい本存在してくれて
ありがとですにゃ。



今日も、お読み頂き
ありがとうございますにゃ。