チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「生まれ変わり」ケン・リュウ 早川書房

2019-04-15 20:00:00 | 2019読書

チビクロわ、ちょっとSF小説祭り中で、

また、早川書房から出版されている作品を
読んでいたですにゃ。
 
ケン・リュウさんわ、
アメリカに住んでいる中国の人ですにゃ。
SF小説の有名な賞である
ネビュラ賞とヒューゴ賞を
受賞している新進気鋭の、もう中堅?
いや、大御所?の
SF小説家さんですにゃ。
 
「生まれ変わり」 ケン・リュウ著
新ハヤカワ・SFシリーズ
早川書房


あー、また写真がぶれぶれで
申し訳ありませんのですにゃ。
ケン・リュウさんわ、こんな人ですにゃ。
なんか、多才で優秀な人みたいで
コンピューターの仕事をしてたり、
弁護士やってたりしたこともあるそうですにゃ。


この前読んだ「折りたたみ北京」わ、
現代の中国で活躍中の作家さんの短編を
ケンリュウさんが
集めたアンソロジーですにゃ。
だから、わりと、読みやすいキャッチーな
作品が多かったから、
中国SFを初めて読む人にも自信をもって
おすすめするですにゃ。
 
今回読んだのわ、
ケンリュウさんの短編集だからか、
タイプの違う作品がいろいろですにゃ。
難しいテクノロジー風味、
ギミック多め、ミステリ仕立て、
童話みたいな感じのものもあるですにゃ。
 
ケンリュウさんわ、
SF作家っていうことになっているけど、
人間について描いていて
愛とか、義理人情とか、自由とか介護などを
未来のテクノロジーをモチーフに
表現しているですにゃ。
つぼにはまるおもしろさがあるですにゃ。
再読したいと思う作品もたくさんあるし、
新しい作品が楽しみですにゃ。
 
ケンリュウさん、カッコいい物語を
描いてくれて、ありがとうございますにゃ。
早川書房さんも、いつもいい作品を紹介
してくれていて、ありがとうございますにゃ。
 
お好みがあるとわ、思いますが
めちゃくちゃおもしろい!ので
たくさんの人に、読んでいただきたい、と
チビクロわ、思うのですにゃ。
 
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。
 
 
 
 



「折りたたみ北京」早川書房

2019-04-11 20:00:00 | 2019読書

チビクロわ、読書したですにゃ。

 
「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」
新☆ハヤカワ・SF・シリーズ5036
ケン・リュウ編 早川書房
 
写真がひどくて、ごめんなさいですにゃ。


引用するですにゃ。
「北京、異形の都市。この街わ、貧富の差により三層のスペースに分割され、24時間ごとに世界が回転・交替し、建物は、空間におりたたまれていく。」
表題作についての説明ですにゃ。
 
 




ギミックなガジェットわ、
 
※ギミックもガジェットも
特殊なもの、とか、巧妙な仕掛け
とか小道具という意味みたいで
なんかカッコいいから使ってみたかったのですにゃ。
 
未来とかSF小説のもので
その描写わ、淡々としてるし、
わからないガジェットわ、
すっとばしながら読んでみたにゃ。
だけど
物語の中にわ、いつの時代にも
変わらない人間性とか繊細な詩情が
折り込まれているですにゃ。
 
チビクロ的にわ、
SF小説とか中国の作家という
カテゴリーによる違和感わなく、
短編集だったし、
おもしろく
読むことができたですにゃ。
 
中国と日本って、すごく違うように
思うけど、
同じ東洋の文化またわ、
同時代性によるものなのか
なんか意外にも
しっくりきたですにゃ、
 
本わいっぱいあるけど、読むきっかけを
見つけるのわ、勘と、あと、
ご縁みたいなものかなと思うですにゃ。
 
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。