チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ミサキドーナツでコーヒーの時間です。」@京急逗子・葉山駅

2021-10-23 20:00:00 | 2021グルメ
美術館からの帰り道、
バスを降りたところにある
お店で一休みですにゃ。

「ミサキドーナツ」逗子・葉山店

こにちわと
扉をあけるチビクロですにゃ。


いろんな種類のドーナツが
ありますにゃ。
迷ってしまうにゃ。

3個くらいわ、余裕ですにゃ。
でも、カロリーが気になるので
1つだけ。

いちじくとクリームチーズのお味に
しましたにゃ。

かわいいお花の壁紙ですにゃ。

おいしいドーナツ
ごちそうさまでしたにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「香月泰男」展 神奈川近代美術館葉山@逗子葉山駅からバス

2021-10-22 20:00:00 | 2021 美術館 博物館
チビクロわ、でかけましたにゃ。

「生誕110年香月泰男展」
神奈川県近代美術館葉山

香月泰男わ、1911年生まれ、
太平洋戦争とシベリア抑留の体験を
描いて、「シベリアの画家」として
知られますにゃ。

このチラシに出ている作品わ、
《青の太陽》ですにゃ。






気になった作品ですにゃ。
53.北へ西へ
シベリアシリーズの表現にわ、
ロマネスクやゴシックの彫刻や
絵画に影響をうけ、
ヨーロッパ中世の彫刻に
惹かれたそうですにゃ。

55.1945
解説によると、
画家わ、
戦争の悲劇は、無辜の被害者の受難
よりも加害者にならざるえなかった者に
より大きいものがある、と
戦争体験を共有することを
考えたといいますにゃ。

60.涅槃
92.青の太陽

歴史の勉強の1つの事象として
戦争を学ぶことに加えて、
シベリア・シリーズのような作品を
見ることで、
美術を通した戦争体験を
共有できると思ったですにゃ。
戦争の恐ろしさを感じましたにゃ。
画家わ、
戦争が終わった後も、
トラウマのように
思い出していたのでわと
思いましたにゃ。

香月泰男美術館わ、
山口県にありますにゃ。


お野菜を描いたカワイイ作品も
あるですにゃ。


海外へ取材旅行にも
出かけたそうですにゃ。

香月泰男さんわ、
晩年お孫さんに囲まれ
幸せに過ごされたようで
よかったと思ったですにゃ。



今日訪ねた美術館わ、
バスにも乗るし
ちょっと遠いかもだけど
思いきって出かけてよかったですにゃ。
美しい海、空、
暑いくらいの秋の1日でしたにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「老子」

2021-10-21 20:00:00 | 2021読書
ある時、チビクロわ、
ちゃんとした人間になりたくて
本を読んだですにゃ。

その本わ、「論語」でしたにゃ。
その美しく、澄んだ志に
ボクわ、陶酔し、そういう人間に
なりたいと思ったですにゃ。
でも、ボクわ、なれなかったし、
自分すらわからなくなったですにゃ。

そんな時ボクわ、また
中国古典に教えを求めたですにゃ。
その時に読んだのが「老子」ですにゃ。

老子 蜂屋邦夫訳注 岩波文庫


老子 金谷治 講談社学術文庫


自分の思う正しいことができなくても
自分の立場を守るために
かっこ悪いことをしても
とにかく生きていこうという意味を
ぼくわ、本から受け取ったにゃ。
それから、度々
読み返しているし、
これからも読み返すと思うですにゃ。
読む度に新しい発見がありますにゃ。

チビクロの解釈だから
正しくないかもしれないし、
老子の教えだって
理解できてないし、
ボクわ、決して人間にわ、
なれないですにゃ。
だけど、
論語に対する憧れわ、いまもあるにゃ。
     
道の道とすべきは、
常の道に非ず。
名の名とすべきは、
常の名に非ず。

これこそが理想的な「道」だといって
人に示すことができるような「道」は、
一定不変の真実の「道」ではない。
これこそが確かな「名」だといって
言いあらわすことができるような
「名」は、
一定不変の真実の「名」ではない。
(金谷治版)

初めわ、角川ソフィア文庫から
読み始めましたにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうがざいますにゃ。

「銀河の片隅で科学夜話」全卓樹 朝日出版社

2021-10-20 20:00:00 | 2021読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「銀河の片隅で科学世話」
全卓樹 朝日出版社
「物理学者が語る、すばらしく
不思議で美しいこの世界の小さな驚異」

扉を開くと
この挿絵があらわれましたにゃ。
正確にわ、木版画だけども。
チビクロわ、銅版画、木版画の作品が
好きだから、にゃんとも
引き込まれましたにゃ。
そして、次のページを開くと
書いてあるですにゃ。
「われわれが生きるのは
ただ美を発見するがためであり、
他のすべては一種の待機である。
ハリル・ジブラン」
カッコイイですにゃ。

短いエッセイ風に
22話で
構成されていますにゃ。
天空編
原子編
数理社会編
倫理編
生命編と
5つにテーマが分かれていますにゃ。

語り口わ、平易だけど
やっぱり
ぬいぐるみのチビクロにわ
難しいけど、それでいいのだ。
この世にわ、
不思議でびっくりするもの、
美しいことがある、ということが
わかっただけでもいいのですにゃ。

チビクロが好きなお話ですにゃ。
天空編
第4夜
ファースト・ラグランジュ・ホテル
やっぱり、宇宙。
ラグランジュ・ポイントといえば、
ガンダムですにゃ。

原子編
第8夜エヴェレット博士の
無限分岐宇宙
「〜絶えず分岐して数を増やす小道」
「分岐し増殖する小道は、世界そのものと一体がしてしまうのだ。」
著者わ、量子力学の本を書いているから
今度読んでみようと思うですにゃ。

数理社会編
第10夜ペイジランク-多数決と世評
これわ、何度読んでも
よくわからないやつなんだけど。
グーグル検索のことですにゃ。

倫理編
第16夜トロッコ問題の射程
哲学の問題がデータサイエンスへと
変化するにゃ。

生命編
第21夜銀河を渡る蝶
中国SF小説「3体」で初めて
知ったカルダシェフ。

知らないことがいっぱいあって
なんか逆に安心したですにゃ。
そうだ、この世の中わ
チビクロなんかの手に負えない
大きくて、広くて
難しいことだらけですにゃ。
だから、チビクロが
ちっぽけなのわ、当たり前ですにゃ。
ちっぽけバンザイ。

1つの話に1つ添えられる図版が
センス良いですにゃ。


素敵な本との出会い
ありがとうございますにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

「英国王室が愛した花々」東京都庭園美術館@目黒駅

2021-10-17 20:00:00 | 2021 美術館 博物館
チビクロわ、
展覧会を鑑賞しましたにゃ。

「キューガーデン
英国王室が愛した花々
シャーロット王妃とボタニカルアート」

この展覧会でわ、キューガーデンの
18〜19世紀のボタニカルアートの
コレクション約100点と、
王室御用達のウェッジウッド社の
陶磁器が展示されていますにゃ。

こちらわ、美術館のショップで、
購入したポストカードで
ごさいますにゃ。
科学的な正確さと
芸術としての美しさがあるのが
ボタニカルアートですにゃ。





展覧会の展示のパネルによると、
ヨーロッパの歴史において、
17世紀から18世紀わ、
「啓蒙時代」や「理性の時代」と
呼ばれ、それわ、
合理的な精神によって
教会や王室が主導した旧来の考え方を
脱して、合理的な思考や科学的根拠から
様々な問題を解き明かし、
人間社会の進歩を理性によって
図ろうとする思想だそうですにゃ。
美術を読み解くヒントに
なるかもですにゃ。

撮影が許可されていた展示コーナー
ですにゃ。



ステキな絵を飾ったりして
お客様をおもてなしする
お部屋らしいですにゃ。


こちらわ、旧朝香宮邸玄関入口の
スペースですにゃ。
美しいルネ・ラリックのガラスレリーフと、床のタイルのモザイクに
目を奪われますにゃ。

美術館のお庭わ、広く
よく手入れもされていて、
東京の真ん中で、
緑がたくさんある、
とても貴重な空間ですにゃ

今日わ、建物自体が芸術品の
旧朝香宮邸で
ボタニカルアートを楽しむことができ、
良い時間を過ごすことが、
できましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。