チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「吹きガラス妙なるかたち、技の妙」サントリー美術館

2023-05-22 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、今日わ、東京地下鉄日比谷線六本木駅の六本木ミッドタウンにある美術館に行きますにゃ。

「吹きガラス妙なるかたち、技の妙」
サントリー美術館
六本木ミッドタウン内にある美術館の
入口ですにゃ。

構成
第Ⅰ章自然な曲線美 古代ローマの吹きガラス
第Ⅱ章ホットワークの魔法 ヨーロッパの吹きガラス
第Ⅲ章制約がもたらす情趣 東アジアの吹きガラス
第Ⅳ章今に連なる手仕事 近代日本の吹きガラス
第Ⅴ章広がる可能性 現代アートとしての吹きガラス

遺跡からでてきたお品ですにゃ。


船形水差
イタリア 16〜17世紀
10以上のパーツを、組み合わせながらも優美なデザインなのわ、職人たちの技ですにゃ。

ガラスを使った現代アートですにゃ。
Amorphous21-1 横山翔平


Amorphous22-5 横山翔平
まるで飴細工のようですにゃ。
作り手の動きと連動して生まれた形わ、
今にも、動き出しだしそうですにゃ。

紫色ちろり 桑名市博物館蔵

お酒を飲むための器、ちろりですにゃ。
形と色、共に美しいですにゃ。



江戸時代に作られたかき氷の器ですにゃ。




いつの時代も人々わ、
ガラスの美しさに魅了されて
ガラスを生活にとりいれてきたのですにゃ。

もしかしたら、ガラスって、壊れることもあるし、はかないから、より美しく感じるのかもですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。






「濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿」 有栖川有栖

2023-05-19 20:00:00 | 2023 読書
「濱地健三郎の幽たる事件簿」
有栖川有栖 角川書店 2020年刊
有栖川有栖さんの作品を読んだことがあるので、おもしろいことわ、たぶん間違いないと思って読み始めたけど、予想わ違って、すごく!おもしろいので、読むのがもったいないと思ったですにゃ。

「この作品わ、心霊探偵・濱地健三郎とその助手・志摩ユリエがさまざまな怪異と相対する連作短編集」ですにゃ。

紳士で、事件をさらっと解決する
名心霊探偵なのだけど、きっとここに
至るまでに、相当修業したんだろにゃ、という若い頃の時作品があっても
おもしろいと思いますにゃ。

1番初めの
「ホームに佇む」という作品に登場する、山手線有楽町駅を写真撮影しましたにゃ。(近くに行ったのですにゃ。)
ぜひ、ご遠方の方にも、この作品の雰囲気を楽しんでいただければ、幸いですにゃ。







素晴らしい作品との出会いに
感謝ですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

国立西洋美術館「橋本コレクション展指輪よりどりみどり」&常設展

2023-05-18 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
国立西洋美術館にわ、
橋本貫志氏寄贈の約870点の指輪を
所蔵していて、
橋本コレクションと呼ばれていますにゃ。

古いもの、新しいもの、いろんな地域、
形式や技法など、幅広く収集されているのが、特徴らしいですにゃ。

星型ダイヤモンドで装飾された金銀製リング「星が浦」18世紀
印象的なかたちですにゃ。
美しい青ですにゃ。

カルティエやブルガリといった有名店のものもありますにゃ。
うわっ、ピカピカしていて
まぶしいですにゃ。

小さくて美しいものを見る時わ、
息をつめてみてしまいますにゃ。
指輪にわ、意味が込められているのですにゃ。主に愛関係ですにゃ。
お花とか植物のデザインにもいいのが
いっぱいだったから、またコレクションを鑑賞したいですにゃ。


カルロ・ドルチ 悲しみの聖母
1655年頃
暗い背景に、浮かぶ聖母ですにゃ。
美しいラピスラズリのマントに
身を包むお姿ですにゃ。


内藤コレクションが2点展示されていましたにゃ。印刷が発明される前、
書物わ、大変な貴重品だったそうですにゃ。

1500年頃の時祷書ですにゃ。
南ネーデルラント地方のものですにゃ。
やさしい感じのお花たちにうっとりしますにゃ。

「受胎告知」の挿し絵ですにゃ。
フランスで描かれたそうですにゃ。
全面に細かな模様がちりばめられていますにゃ。美しい青と金色が美しいですにゃ。大切な場面ということが伝わってきますにゃ。

アクセリ・ガッレン=カッレラ
ケイテレ湖 1906年

2021年に収蔵された作品ですにゃ。
カッコイイ風景画だけど、フィンランド
フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」が、イメージされていて、熱い愛国心が込められているらしいですにゃ。
北欧の絵って、なかなかとりあげられないから、他にも見てみたいですにゃ。

特別展のチケットで見ることのできる
常設展ですにゃ。国立西洋美術館にきたら、ぜひ常設展もご覧くださいですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。


「憧憬の地 ブルターニュ」国立西洋美術館

2023-05-08 20:00:00 | 2023 美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、山手線に乗って上野駅まで
きましたにゃ。

「憧憬の地 ブルターニュ 
モネ、ゴーガン、黒田清輝らが
見た異郷」
国立西洋美術館


フランス北西部、大西洋の半島
ブルターニュ地方わ、
その自然や多彩な文化で多くの芸術家を魅了してきたそうですにゃ。

展示作品の中にわ、撮影が許されているものもありましたにゃ。

気になった作品ですにゃ。

ウィリアム・ターナー ナント 
水面に映し出される豊かな色彩やほのかなかすみのような大気の表現がターナーらしい作品ですにゃ。ターナー独自の発色や表現が、すばらしいですにゃ。秋にある回顧展への期待が高まりましたにゃ。

クロード・モネ 嵐のベリール

荒れたお天気ですにゃ。波のしぶきと
雨粒、強い風の勢いが、画面から伝わってきますにゃ。
灰色のグラデーションが心をひきつけられますにゃ。

ベリールわ、変わりやすい天候だったので、連作で描かれたらしいですにゃ。

クロード・モネ 
ポール=ドモワの洞窟
強い日差しに青と緑に反射する色彩ゆたかな美しい海面ですにゃ。
細かな筆致が効果的に描かれていますにゃ。よく晴れているから、暑さも伝わってきそうですにゃ。

ポール・ゴーガン 
海辺に立つブルターニュの少女たち
野生と原始的なるものを探求したという
ポール・ゴーガンの作品ですにゃ。

ポール・セリュジェ
ブルターニュのアンヌ女公への礼賛
違うかもだけど、一角獣シリーズの
タペストリーみたいですにゃ。

久米桂一郎 林檎拾い
フランスで勉強した日本人作家の作品も多く展示されていましたにゃ。

お写真わ撮らなかったけど、他にも
素晴らしい作品が多く展示されていましたにゃ。
版画家アンリ・リヴィエールの
、浮世絵から影響をうけた
連作「ブルターニュ風景」も
よかったですにゃ。

ぜひ皆さまにも見ていただきたい展覧会ですにゃ。

チビクロわ、ブルターニュ展おみやげショップで、フランス産の塩キャラメルと
ガレットというフランスのクッキーを買って帰り、おうちでフランスのお味を
楽しみましたにゃ。

このあと、西洋美術館の常設展を鑑賞したですにゃ。


今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。