チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「カフェ オーバカナル」八重洲地下街店@東京駅

2022-06-30 20:00:00 | 2022グルメ
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
ランチに行こうと
八重洲地下街を歩いていたら、
新しいお店を見つけたのですにゃ。
今日わ、新しいお店に行ってみますにゃ。

「CAFE AUX BACCHANALES
(オーバカナル)
八重洲地下街店」

日本のオープンカフェのくさ分け、
そしてフランス大衆食文化を伝えるというコンセプトのお店みたいですにゃ。
お店の感じわ、まるで外国ですにゃ。

喫茶からちょっとしたお食事まで
ご用意があるお店ですにゃ。

ランチにあったキュッシュもいいし、
クレープシュゼットもいい…
今日わ、スィーツにした
チビクロですにゃ。

こちらわ、いちごのミルフィーユで
ございますにゃ。
パイわさくさく、
カスタードクリームといちごが、
ハーモニーですにゃ。


こちらわ、スフレでございますにゃ。
スフレわ、卵白と砂糖をいれて
膨らます甘いお菓子らしいですにゃ。
焼き立てのスフレわ、
美しいくらいに膨らんでいますにゃ。
そして、宇宙の真理〈粉砂糖〉ですにゃ。

こちらの生クリーム入りカスタードソースをお好みで添えますにゃ。

あつあつスフレを
初めて食べましたにゃ。
猫舌のチビクロがアチチといってるうちに、しぼみはじめましたにゃ。
そこへ、ソースを投入ですにゃ。
卵白だから軽い舌触りだけど
なかなかの甘さですにゃ。

お会計わ、この鍵を持って行きますにゃ。

初めてのお店わ、いつもドキドキしちゃうチビクロですにゃ。
ランチセットもおいしそうだし、
パンと、コーヒーで軽く食べてもよし、
ステキなふんいきで、
また来たいお店 発見ですにゃ。
ごちそうさまでしたにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

この後、八重洲口にある
アーティゾン美術館へ行きますにゃ。




「ラ フィーリア デル プレジデンテのマルゲリータ」@桜木町駅

2022-06-28 20:00:00 | 2022グルメ
展覧会の帰りに
チビクロわ、ナポリピッツァを
食べたくなっちゃって、ディナーに
行きましたにゃ。

「ラ フィーリア デル 
プレジデンテ ピッツェリア」
横浜市中区常盤町5-59

今日わ、2階のお席で
お食事ですにゃ。

こちらわ、ディナーの時のメニューで
ございますにゃ。



ジンジャーエール辛口ですにゃ。

クロケットでございますにゃ。
イタリア風チーズ入りコロッケみたい
ですにゃ。
ボクわ、リゾットのアランチーニだと
思い込んで、頼んじゃったけど
おいしかったからいいのだ。


マルゲリータでございますにゃ。
カリモチのピッツァ生地に
旬の、トマトが本気出してますにゃ。
トマトソースがジューシーですにゃ。
大きいけれど、
どんどんいけちゃうおいしさですにゃ。

デザートわ、
カッサータでございますにゃ。
リコッタチーズと生クリームを
混ぜ合わせて、ドライフルーツを
入れたイタリアのアイスクリーム
デザートですにゃ。
ティラミスが売り切れだったのわ、
ちょっと残念だったのですにゃ。

コーヒーですにゃ。

このお店わ、2回目で
初めてきた時わ、
プロシュート エ ルッコラという
モッツァレラと生ハムのピッツァを食べたので、今回わ、トマトソース系の
マルゲリータにしてみたですにゃ。
よく考えれば夜しか、食べられない
包み焼きタイプのピッツァにすれば
よかったかなぁと思ったけど、また
近いうちに食べに来ようと思った
チビクロでしたにゃ。

こちらのお店わ、ピッツァわ、
もちろんおいしいし、気軽に立ち寄れる雰囲気で、感じのよいお店なので、
ぜひまた再訪したいお店ですにゃ。

おいしいお料理
ごちそうさまでしたにゃ。


「シダネルとマルタン展」SOMPO美術館@新宿駅

2022-06-26 20:00:00 | 2022 美術館 博物館
チビクロわ、新宿にある美術館へと
お出かけしましたにゃ。

※この展覧会わ、26日で
終了しましたにゃ。
「シダネルとマルタン展
ベル・エポックのフランス、
印象派の末裔が描いた光と詩情」
SOMPO美術館

見どころ チラシより、引用。
①国内初の2人展
印象派を継承し、穏やかで神秘的な光の表現を展開したアンリ・ル・シダネルと
アンリ・マルタン、二人の足跡を、油彩を中心とする約70点を通して辿ります。

②印象派の末裔が描いた北と南、二つの光 フランス北部のダンケルクで10代を過ごしたシダネル、南仏トゥールーズ生まれのマルタン。パリでの修行後、再び北へ南へと向かった二人が描いた光とは、対照で異なる性格を帯びています。北を拠点としたシダネルは、黄昏時や、月明かりに浮かび上がる静謐な情景を、
他方南のマルタンは、眩い陽光に照らし出される南仏風景を色鮮やかに描き出しました。

③フランス絵画史のもうひとつの本流

美術館入口にある、
ゴッホ ひまわりの複製画ですにゃ。

章構成
1.エタブルのアンリ・ル・シダネル
2.象徴主義
3.習作の旅
4.アンリ・マルタンの大装飾画のための習作
5.ジェルブロワのアンリ・シダネル
6.ラバスティド・デュ・ヴェールのアンリ・マルタン
7.ヴェルサイユのアンリ・シダネル
8.コリウールとサン・シル・ラポピーの
アンリ・マルタン
9.家族と友人の肖像


撮影が許可されている作品ですにゃ。
39.マルタン 2番草


40.マルタン ガブリエルとイチジクの木


51.シダネル 
ジェルブロワ、テラスの食卓



部分


チビクロが気になった作品ですにゃ。
21.シダネル
〈ビュイクール、月明かりのなかの教会〉
会場にある解説ですにゃ。
「ベルギー北西部の町ブルージェを発見して、画風が変化した。シダネルが描き出す各都市の景観は、まどろみの中にあるような詩情とともに表現され、人景は画面から姿を消すようになる。教会と家々がやや俯瞰して捉えられ、雪景色の静寂が月明かりの中におぼろげに浮かび上がっている。

23.シダネル〈ポン〓タヴェン、橋〉
夕方暗くなってきた時間に描かれた川の情景ですにゃ。大都会でわない、人々が暮らしている町の風景ですにゃ。濃い緑色と青色が印象深い作品ですにゃ。

24.シダネル
〈モントルイユ〓ベレー、紫陽花〉
紫陽花と庭園の池が描かれているのだけど、池に日差しがさしていて、きらきらと反射しているようですにゃ。
全体に緑の多い画面になっていて、紫陽花の後ろにわ、薄紫や白いお花が描かれていて、初夏の瑞々しさが、画面からあふれている作品ですにゃ。

31.ブリュッセル、グラン〓プラス
広場に面した建物の壮麗なファサード【ファサードの意味を調べたら、建物を正面から見た時の外観のこと。】に灯る明かりが夕暮れの薄明かりに輝いている
ダークな色彩の中の明かりに、
ここわ、凍てつくヨーロッパの冬なのだなと感じましたにゃ。

47.シダネル
ジェルブロワ、雪の広場
解説によると、シダネルの作品の画面から、この頃から徐々に人の姿が消えていったそうですにゃ。背景の窓からの明かりが人々の生活を暗示しているですにゃ。やさしいふわっとしたタッチの中に、ストーブの炎?わ、見つけて、ほっとする感じですにゃ。

50.シダネル
ジェルブロワ、青い食卓
今日わ、天気がよくて、気持ちのいい日なのだろうか、戸外にテーブルを出して、
ワインやフルーツ、お料理で、
ステキ時間を過ごすみたいですにゃ。
白い外壁と手前テーブルのペパーミントの色がさわやかだし、全体のアクセントになっている作品ですにゃ。
シダネルの、「食卓シリーズ」わ、
人気の作品ですにゃ。

52.ジェルブロワ、離れ屋の前の小卓
レンガに窓のあるステキヨーロッパ的な家にピンクのつるバラがたくさん咲いていてとてもキレイですにゃ。バラ好きなのですにゃ。「食卓シリーズ」みたいで
外で食事ができるようにテーブルがだされていますにゃ。

60.シダネル
ヴェルサイユ、月夜
解説によると、月の光わ、空全体に広がる雲まに行き渡り、静まり返った夜の帳を幻想的雰囲気が包み込んでいる作品ですにゃ。画家わ、「トリアノンは、お気に入りの夢想場」だと話していたそうですにゃ。トリアノンわ、ヴェルサイユ宮殿の庭園にある離宮のひとつらしいですにゃ。青味がかったグリーンに、グレイが、印象的ですにゃ。

53.シダネル
ジェルブロワ、明かりの灯る2つの窓
49.シダネル
ジェルブロワ、食卓
この2点の作品わ、紙に、油彩とパステル、鉛筆で描かれていますにゃ。
シダネルわ、素朴な窓への愛着があり、
食卓やバラの花々を繰り返し、
描いたそうですにゃ。
穏やかな生活を描写した幸せな絵ですにゃ。

69.アンリ・マルタン
窓際のテラス
地中海特有の美しいブルーに、まぶしい光を感じる淡く青白い画面ですにゃ。
テーブルの上にカップなどがあるから、誰かついさっきまでいたはずだけど
人の気配わ、今わないですにゃ。

会期ぎりぎりになっちゃって、ギリギリセーフだったけど、シダネルの作品を他の展覧会で見て、すごく気になっていたので、この機会に見ることができて
よかったなと思うチビクロですにゃ。

シダネルのふわっとした雰囲気と
特にグリーンの色が好きですにゃ。
シダネルわ、
北フランスに
特有の霞がかった柔らかな光、
マルタンわ、南仏の眩い光を描いたことが特徴ですにゃ。

ポストカード購入しましたにゃ。
右31.ブリュッセル、グラン〓プラス
左50.ジェルブロワ、青い食卓
下60.ヴェルサイユ、月夜

こちらわ、美術館所蔵作品ですにゃ。
フィンセント・ファン・ゴッホ
ひまわり

今日も素晴らしい作品に
出会うことができて
良かった1日でしたにゃ。

うわっ、カワイイくまちゃんですにゃ。
しかも、パンケーキ食べてるし。
耳丸いしにゃ。
チビクロもパンケーキ食べたいですにゃ。あ、ホットケーキと呼んだ方が、
あうかにゃ。
日本の、絵本作家さんなのですにゃ。

この展覧会も絶対行こうと
思っているですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「ただし、無音に限り」織守きょうや 創元推理文庫

2022-06-20 20:00:00 | 2022 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「ただし、無音に限り」織守きょうや 
東京創元社


〈『記憶屋』『花束は毒』で、話題の
著者が、描く、霊と人に寄り添う探偵に、舞い込んだ二つの難事件。〉
文庫帯より、引用。

霊が見える能力があるけど
ちょっとおっとり?系探偵春近と
中学生だけど、
推理の冴える楓くんですにゃ。

表に出さないやさしさを持つ二人が
少しずつ打ち解けていく感じが
あたたかさがありますにゃ。


二人が食事をする場面。
ある日の晩ごはんわ、
ごはん、味噌汁、焼き魚、
イカと大根の煮物、
ほうれんそうと人参の白和え。
ある日の朝ごはんわ、
目玉焼きと大根サラダ、厚揚げを焼いたもの。白いごはんに海苔と漬物。
やっぱり、白いごはんとおかずわ、
最高の組み合わせですにゃ。
こういう和食の献立食べてみたいですにゃ。

一緒に、食事をして、食器を洗う
不思議な友情ですにゃ。

某巨大通販サイトのおすすめで
いつもわ、図書館で借りるけど、
この本わ、蔵書になく、
おもしろそうだったし、文庫だったし、
創元社の作品だから、
今回わ、購入しましたにゃ。

ぜひぜひ、続編を読んでみたいので、
執筆よろしくおねがいしますにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

「209号室には知らない子供がいる」櫛木理宇 角川書店

2022-06-16 20:00:00 | 2022 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。
今日わ、用事があってとうきょうへわ、
お出かけできなかったけど、
図書館へ行きましたにゃ。

「209号室には知らない子供がいる」
櫛木理宇 角川書店 2016年刊
文庫化「瑕疵物件209号室のアオイ」
タイトル変更。

櫛木理宇さんの本わ、コワイので、
ご注意が必要ですにゃ。
今回読んだ本わ、分類的にわ、
〈ホラー・怪談〉と呼ばれると思いますにゃ。
家に帰ってから、読もうと思ったのに、 少し読み始めたら、止まらず…
図書館わ、読書がはかどりますにゃ。


チビクロ的に解説するなら、
現代の怪談話+
封印を解いてしまったらしい+
民俗学+貧しい民衆の悲しい話+
生まれてくることができなかった子へ鎮魂+家族の繋がり方について
風味の作品ですにゃ。
難しいテーマをぐっと読ませてしまう
ブラックエンタメですにゃ。
単なるホラーだとするにわ、
もったいない作品ですにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。