チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「警察小説アンソロジー 偽りの捜査線」文春文庫

2023-01-26 20:00:00 | 2023 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「警察小説アンソロジー
偽りの捜査線」文春文庫


チビクロが、考える
傑作警察小説というと
「マークスの山」
「レディ・ジョーカー」高村薫
合田刑事シリーズ(いち早くBLだった)と
「新宿鮫 」大沢在昌
鮫島警部シリーズですにゃ。

犯罪者と刑事 、キャリアとショカツ、
官僚主義、体面と本音、個人と組織、
警察官の矜持とわ、正義とわ、など
小説の見所わ、いろいろありますにゃ。

警察小説わ、1つのジャンルを
確立したという今日この頃、
新しい流れを探ってみたくて
短編集を読んでみましたにゃ。

なかなか旧作を越える作品わ
ないような気がしましたにゃ。
今年わ、警察小説いろいろ
読んでみようかなと思いましたにゃ。
短編集で文庫というと
さくっといけますにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。

「暇と退屈の倫理学」國分功一郎 朝日出版社

2023-01-23 20:00:00 | 2023 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「暇と退屈の倫理学」
國分功一郎 朝日出版社
2011年刊


チビクロがフォローしている
ブロガーさんがオススメしていたし、
気になったので、読んでみましたにゃ。

哲学わ、実わ、気になっている
分野ですにゃ。
表紙にある
「でも、ほんとうにたいせつなのは、
自分らしく、自分だけの生き方のルールを見つけること。」

「えっ?ルール見つかる?
見つかるの?」

前書きを俺という一人称ではじめた
師匠。期待わ高まりますにゃ。
第一章暇と退屈の原理論、
切れ味が鋭く始まりましたにゃ。
名前わ、知ってるけど、
よくわからなかった哲学者や学者が
たくさん登場するですにゃ。
点で知るものが
説明でわかって、
面として繋がる感じが
気持ちいいですにゃ。

チビクロにしてわ、めずらしく、
辛抱強く通読しましたにゃ。
師匠も結論で、通読する過程を経て
意味をもつと言っているですにゃ。
あー、やばかったですにゃ。
正直ボクにわ難しいところが
いっぱいで、
もう一回通読したかったけど、
図書館の返却期限がきてしまったので
いったんお返ししますにゃ。

本の中にとりあげられた作家や作品わ、
気になるものが
たくさんありましたにゃ。
伊藤計劃の「虐殺器官」わ、
ボクの好きなSF小説なのだけど、
「ゴドーを待ちながら」が
小説中に出てきてたですにゃ。
サミュエル・ベケットかぁ、
今度ぜひ読んでみたいですにゃ。
この本も興味深いけど、
中に紹介されてる本もおもしろそうで、
2023年本を読むための本に
なりそうですにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「赤と白」櫛木理宇 集英社

2023-01-21 20:00:00 | 2023 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「赤と白」櫛木理宇 集英社
2013年刊

雪降る地方都市の高校生のおはなしですにゃ。

うっくつした感情が
出来事により、化学反応みたいに
変化して、暴発する様子わ、
すごいスピード感ですにゃ。
読むのを止められなかったですにゃ。

降り積もる雪の白と
燃え上がる炎の赤。
暗闇の黒。

余韻が残る作品でしたにゃ。
なんかもっていかれたですにゃ。

一つ大事な設定に気になるところがあるけど、それわ、ポイすることにしましたにゃ。

映画「死刑にいたる病」の原作者が描く
青春わ、このような感じになるのですにゃ。第25回すばる新人賞受賞作ですにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。




「十八史略」安岡正篤

2023-01-18 20:00:00 | 2023 読書
お正月に読むのに、ふさわしいのわ、
古典でわと思い、選んでみましたにゃ。

「現代活学講話選集
十八史略」上 安岡正篤
発行 安岡正篤先生生誕100年記念
事業委員会
発売 MOKU出版

「十八史略」わ、南宋の末に、
曾先之(そうせんし)という人が書いた
書物ですにゃ。
約4千年の中国の興亡、えらい政治家や
武将、賢い人のこと、有名な言葉などが
読み物としてまとめられていますにゃ。

安岡正篤氏わ、明治生まれですにゃ。
東洋古典の研究と人材育成に努め、
政財界に影響があったといいますにゃ。

美術展で中国の美術品など見る時
知ってるとよいかもにゃなどと思って
「論語」とか「老子」とかを
少しずつ読むようになりましたにゃ。
そうしているうちに、安岡正篤氏の書物を目にしましたにゃ。黒幕とか言われて怖い人かと思ってたチビクロだけど、
安岡氏を通じて語られる中国古典わ、
とても興味深く、おもしろいもので
ありましたにゃ。

この本わ、昭和44年以降10年間に講義したテープを文章化したものですにゃ。
自分一人でわなかなか前へ進めないけど
師匠のちょこっとした解説があると、
前へ行ける、中国古典の先導者ですにゃ。

あれ、もしかしてと、本棚を探してみたら、ありましたにゃ。

なんと同じ本の文庫版を持って
いましたにゃ。

わざわざお正月の読み物として
図書館から借りてきたけど
持っていたなんて、お正月から
笑えるチビクロですにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。






「2023年もよろしくおねがいしますにゃ」

2023-01-12 20:00:00 | 新年のご挨拶
2023年が始まりましたにゃ。
遅くなりましたが、
今年もぬいぐるみの黒猫チビクロを
よろしくおねがいします。
昨年中わ大変お世話になり、
ありがとうございましたにゃ。
みなさまのブログを見ることが
楽しみですにゃ。
みなさまにとって良いことがたくさん
ある年でありますように
お祈りしますにゃ。
つたないブログですが、
がんばっていきたいですにゃ。


日常生活こそ、きせきの連続で
できてるのかもですにゃ。
ちきゅうのみんながおだやかに
くらせる日がきますようにですにゃ。

今年の目標わ、
外出をふやして見聞を広めること。
インスタを見ながら、体操することですにゃ。運動してもふもふ筋肉を増やしたいですにゃ。




かってながらもちゅうにつき、しんねんのあいさつをひかえさせてくださいですにゃ。あきにチビクロのあいぼう
リアルチビクロがにじのはしをきゅうに
わたっていってしまいましたにゃ。
もちゅうという言葉をねこに
使うことが、正しいかわからないけど
チビクロのあいぼうなのでおゆるしくださいですにゃ。ボクわ、しばらく、
このかなしみをだいて、
すごそうとおもうのですにゃ。
新年からくらいことゆってごめんなさいですにゃ。