チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ダニエル・ブラッシュ」展 GALLERY21_21

2024-02-28 20:00:00 | 2024美術館 博物館
六本木ミッドタウンに行ったチビクロわ近くにあるギャラリーでやってる
インスタグラムで見て気になった展覧会にも行ってみたですにゃ。

「ダニエル・ブラッシュ」展
モネをめぐる金工芸
GALLERY21_21(なんと読むのだろう?)
LECOLEレコールジュエリーと宝飾芸術の学校 Supportedby Van CIeefs&
Arpels




ダニエル・ブラッシュさんわ、
「アメリカの画家、彫刻家、詩心あふれる金細工師、そしてジュエラーとして知られている。」そう、芸術家なのです。能など日本文化にも造詣が深いみたいですにゃ。








「スチール・ポピー」

カッコイイ冊子を無料で頂けたですにゃ。
美しいものわ、たくさんあるけど
実際見に行くことができるって
なかなかないかもですにゃ。
この表紙のエングレービングが
気になったですにゃ。そうだ、ボクわ、銅版画の作品好きだったにゃ。



今度モネを見に行くから、ここでの出会いわ、運命的だにゃと思ったですにゃ。
ふむふむ。


素晴らしい芸術家の存在を知ることができたのだ。ありがとうございますにゃ。



今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「大名茶人 織田有楽斎」サントリー美術館

2024-02-25 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、展覧会に出かけましたにゃ。今日わ、お江戸六本木ですにゃ。

400年遠忌記念特別展
「大名茶人 織田有楽斎」
サントリー美術館

織田信長の弟・織田有楽斎(長益ながます1547~1621)は、信長、秀吉、家康の三天下人に仕えましたにゃ。

有楽斎わ、茶の湯を深く愛好しつつ、それを通じて大名や高僧などと交流して人脈があったそうですにゃ。

この展覧会でわ、有楽斎にまつわる手紙や茶道具などの名品から有楽斎の人物像に迫るという企画ですにゃ。

チビクロが気になった作品がありますにゃ。
89.蓮鷺図襖 狩野山楽 17世紀
美術館の中にある階段から降りていくと少し上の目線から16面の襖が見渡せて素晴らしかったですにゃ。白く清浄の花の蓮の花が一面咲いていますにゃ。東側わ咲き始め、北側わ満開、西側わ散りかけで枯れ葉なども描かれていますにゃ。一室全体で季節の移ろいが描かれているのですにゃ。ほんとに美しい世界ですにゃ。

59.烏図真形釜 銘濡烏 室町時代
トーハク カラス?の絵が、愛らしいですにゃ。武野紹鴎から有楽斎、そして近代数奇者益田鈍翁が所持したという来歴がありますにゃ。

80.青磁輪花茶碗 銘 鎹
朝鮮王朝時代 15〜16世紀
マスプロ美術館
この前の青磁展覧会でも似た作品馬蝗絆がありましたにゃ。六輪のお花の形が優美で、色もとても美しいですにゃ。ヒビを鎹カスガイでとめた記録があり、有楽斎わ、薄茶碗として使っていたそうですにゃ。

81.大井戸茶碗 有楽井戸
16世紀トーハク 有楽斎から、大商人紀伊国屋文左衛門そして、松永耳庵という来歴があるそうですにゃ。
ボクわ、ミーハーだから有名な誰かが持ってたと聞くと、なんかときめくし、たどり着いた歴史を考えるとおもしろく感じますにゃ。

僧でわないけど僧衣を身にまとい、戦乱の世を生き抜いた有楽斎わ、どんな人だったのだろうか?
素晴らしい展覧会を鑑賞できて
ありがとうございますにゃ。

美術館がある六本木ミッドタウンわ、
こんなアートも飾ってあるですにゃ。

今日もチビクロのブログを
お読み頂きありがとうございますにゃ。




「石の来歴」奥泉光

2024-02-22 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「石の来歴」奥泉光 文藝春秋
1994年刊

いんうつ(陰鬱)な小説ですにゃ。
戦争によるPTSDを描いた作品だと思うですにゃ。それわ、呪いのようなものなのか、贖罪の表れなのか、主人公にとりついているのですにゃ。実際の記憶なのか、まぼろしなのか悪夢なのか交錯するなかで、まるですべてのことが昇華していったような最後の場面わ、美しくも悲しく、せつない景色でしたにゃ。

「変哲のない石ひとつにも宇宙の歴史が刻印されているのである。」
「死んだ者もこうして再び生きる。」

戦争で、苦しんだ人がいるから、
今の平和があるけど、だんだん戦争の記憶が薄れるなかで、戦争をテーマとする小説わ、貴重ですにゃ。
世界中の戦争がなくなりますようにと
思いましたにゃ。

図書館に一択で、行って
なんとなく他に2冊借りたですにゃ。
ざっくり読んだけど完読にわ、至らず
記録だけしておきますにゃ。
「チェレンコフの眠り」一條次郎
「真夜中の探偵」有栖川有栖

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「みちのく いとしい仏たち」東京ステーションギャラリー

2024-02-13 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
今日わ、東京駅にあるギャラリーですにゃ。

この展示わ終了していますにゃ。
「みちのく いとしい仏たち」
東京ステーションギャラリー

東北の地方の村の小さなお堂や祠にまつられた彫りがつたなかったり、プロポーションのぎこちないようなユニークな仏像・神像さまたちを民間仏というみたいだけど、チビクロが見たかったのわ、こういう仏像さまだとこの展覧会の開催を知った時すぐわかったですにゃ。

解説によると村や集落のお堂わ、聖なる場所で場に宿る霊性があらわれたのが、仏像・神像らしいですにゃ。美しく華やかな屏風絵などの芸術が夢見るためのしかけならば、この稚拙な仏像も同じであるそうですにゃ。

ニコニコしている仏像さまわ、厳しい生活をしている人々にとって、優しいことのありがたみで、にっこり笑って話を聞いてもらいたいという人々の祈りの形のなのですにゃ。



10.山神像 兄川山神社 岩手八幡平市
如来像と男神像が一体化していますにゃ。

133.134.子安観音坐像
まるでキリスト教絵画にあるマリアとキリストの聖母子像みたいですにゃ。満ちている慈しみの気配ですにゃ。
育てることができなかった子らへの供養がこめられているのでわという解説でしたにゃ。ボクわ、急に花粉症になって目から涙がでそうになって、ハンカチでゴシゴシしたですにゃ。

この展覧会にもあった円空の作った仏様もっと見てみたいですにゃ。

人の気持ちによりそう仏像さま、そのお姿わ、とてもやさしく、気高くて、これからも大切にしていきたいですにゃ。
第二弾とかどうかにゃ。

素晴らしい展覧会との出会いに感謝してありがとうございますですにゃ。

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「青磁 世界を魅了したやきもの」出光美術館

2024-02-07 20:00:00 | 2024美術館 博物館
ミッドタウンを後にしたチビクロわ、有楽町方面に向かい、出光美術館へ行きましたにゃ。

この展覧会わ終了しています。
「青磁 世界を魅了したやきもの」
出光美術館

チラシに出てたみどり色の壺に
きゅんとしたから絶対見逃せない展覧会だと思っていましたにゃ。
あの壺わ、
青磁鎬(しのぎ)文壺 龍泉窯 中国 元時代
というものですにゃ。
美しく上品な色、模様、佇まいといいずっと見ていたくなる作品でしたにゃ。

今回展示された青磁わ青だけでなくてとても多様で、ボクが今まで知らなかった色があり、作られた場所(窯)や時代によって違っているそうですにゃ。

気になった作品
22.青磁神亭壺 越州窯 中国 西普時代
たくさんの鳥や謎の生きものがもりもりたくさん飾られている不思議壺ですにゃ。五行思想や当時の世界観が示されているらしいですにゃ。

85.青磁獅子耳付瓶 景徳鎮窯 中国 清時代 徳川美術館
白地に茶色の貫入(釉のひびわれ)のものわ、1点だけでしたにゃ。シックでしたにゃ。トプカプ宮殿にも同じものがあるそうですにゃ。

やっぱり、青磁わ、釉の色と貫入の美しさですにゃ。ホレボレですにゃ。

今回トーハクや根津美術館からも作品を貸してもらって、重要文化財が集合したトクベツな展覧会でしたにゃ。
素晴らしい展覧会をありがとうございますにゃ。

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