チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「再構築、出現 フェデリコ・ウリベ」展 セルバンテス文化センター@市ヶ谷駅

2018-08-29 22:00:00 | 2018ギャラリー

チビクロわ、
初めて行く場所だから、
お約束の、道に迷い、
方向オンチぶりを発揮したですにゃ。

*この展覧会わ、終了していますにゃ。
「フェデリコ・ウリベアート展
再構築、出現」
セルバンテス文化センター
主催コロンビア大使館


フェデリコ・ウリベわ、
ラテンアメリカを代表する
現代アーティストですにゃ。

ウリベが生まれたのわ、
コロンビア内戦が始まった
1962年だそうですにゃ。
アートを広く学ぶため、
コロンビアを離れて
世界に出たそうですにゃ。

伝統的なモチーフで油彩画を
書き続けてきたウリべわ、
自らの中に生じた
疑問や退屈さにより、
ある日、描くことが出来なくなって
しまったそうですにゃ。

そして、
今までのアートになかった
独自の作品を作り出したのですにゃ。

こちらわ、なんと銃弾で作られた
パンダですにゃ。

暴力そのものであり、
死をもたらす為の
道具であるための銃弾を素材に
愛らしい動物パンダを
作っているですにゃ。


作品からわ、
暴力の否定、平和への欲求を強く
感じたですにゃ。
メッセージ性のあるアートとわ、
こういうことをいうのですかにゃ。

こちらのかわいい動物たちも
銃弾でできていますにゃ。




こちらわ、
鉛筆でできた作品ですにゃ。
チビクロの考えだから
違うかもだけど、
鉛筆わ、教育を表していて
教育わ、知性だし、
学ぶことわ、平和に繋がっていく
ような気がするですにゃ。

もし、
平和で、
教育を受けることができる環境に
なり、仕事に就き、
貧困がなくなっていけば、
暴力が支配することもなくなって
いくかもですにゃ。







鉄のカブトのカメと
銃弾のうさぎですにゃ。


狩猟をする人のおうちにありそうな。
帝国主義下のアフリカをイメージ
したですにゃ。







フェデリコ・ウリベの作品を
見る貴重な機会をありがとう
ございましたにゃ。
彼の作品をたくさんの人が見ることで
平和を思う気持ちや、
暴力への否定など
メッセージが伝わっていくことを
願いますにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。


「山本麻友香 動物少年の展覧会」ギャラリー椿 @有楽町駅

2018-08-01 20:00:00 | 2018ギャラリー

今日わ、もうひとつ
ギャラリーを訪れるですにゃ。

*この展覧会わ、終了していますにゃ。
「山本麻友香 動物少年の展覧会」
ギャラリー椿



ギャラリーの人に、
許可を頂いて、撮影した
ですにゃ。

動物のかぶり物つけた
少年の絵なのですにゃ。
つるさらの少年の表情と
瞳が、気になるのですにゃ。
瞳が以前の作品よりも
うるっとみずみずしいので
生命感をより感じるのですにゃ。

ペールトーンの色あいが
いい感じですにゃ。










よくわ、わからないけど
山本さんの作品わ、
とても日本的作品だと
思うのですにゃ。
それも21世紀ですにゃ。
閉じてわ、いるけど
寂しくないような感じがするにゃ。
この言葉わ、ネットで見つけたような
考えついたか、よくわからないけど
なんか似合うような気がしたですにゃ。
それに、少年が寂しくないといいと
思うですにゃ。

















ギャラリーの展覧会わ、
作品を間近に見ることができるから、
ドキドキするですにゃ。

今日もステキな作品に出会えて
よかったですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございましたにゃ。


宮永愛子「life」ミヅマアートギャラリー@飯田橋駅

2018-07-18 21:00:00 | 2018ギャラリー

ランチを終えたチビクロわ、
少し歩いてギャラリーへと
向かったですにゃ。

宮永愛子「life」
ミヅマアートギャラリー
東京都新宿区市谷田町3-13神楽ビル2F





《Iife-suitcase》


トランクといえば、旅だし、
旅わ、これから行く場所への希望だったり、
行ってきて過ごした場所への
思いだったりするから、
キュンとするですにゃ。
白い結晶わ、ナフタリンという
保存するためのおくすりで、
とっておくためのものとうイメージだから、
ふり積もる思い出を連想したですにゃ。

思い出って、ふとしたことが
きっかけで、浮かんで来る時が
あるけど、
きっかけわ、鍵のモチーフですにゃ。
川底の砂地から水が湧くように
気泡が出てくるですにゃ。
それわ、甘いものだったり、
苦いものだったり、
この世界の一部なのかもしれない
ですにゃ。



《みちかけの透き間-肖像-》


《Iife》


つぶ粒した気泡がたくさんあって
額縁にかざられてるたくさんの気泡達が、
思い出だったり、物語でわと、
連想できるノスタルジーにあふれる
作品だと思ったのですにゃ。






《留め石》


《はじまりの景色》








《lens》

大切だったり、美しいことわ、
世界のあちこちに隠れていて、
それわ、
何気ないことに隠されていて、
気付かないこともあるから、
芸術家という人が、
それを作品にして
きづかせてくれるんだにゃ、と
思ったですにゃ。

ステキアートに出会えたことを
感謝するですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとごさいますにゃ。


「“Sens de Lumiere ” KEIICHI TAHARA」ポーラミュージアム アネックス @有楽町駅

2018-06-27 20:00:00 | 2018ギャラリー

雨が降っていたけど
チビクロわ、有楽町駅に
いったのですにゃ。

この展覧会の情報を見た時
運命的なひらめきを感じたですにゃ。
絶対見たほうがいいと思ったですにゃ。

*この展覧会わ、終了していますにゃ。
“Sens de Lumiere”
-光の感覚-
KEIICHI TAHARA/田原桂一

田原氏は、「光」をテーマに、
フランスを中心に世界的に活躍された
アーティストですにゃ。





解説わ、チラシよりの引用ですにゃ。

木村伊兵衛写真賞、
フランス芸術文化勲章シュヴァリエ
パリ市芸術大賞など数多くの賞を
受賞し、
その表現方法は、写真にとどまらず、
彫刻や映像、インスタレーションなど
様々な領域に渡っていました。

『トルソー』シリーズ
布に印画したものですにゃ。


石灰岩に印画、金箔したものですにゃ。

まるで骨董品みたいな気配を
放つ作品たちですにゃ。

光という、手に触れられないものを
写真という一瞬に切りとり、
石にとじこめているですにゃ。

光と時間が地層のように積み重なって
できた作品のように
思えるですにゃ。


暗闇に灯される光のように
金箔が発光しているですにゃ。


窓 1996 布に印画

このソファわ、パリのアトリエで
つかっていたものだそうですにゃ。










こちらわ、田原桂一氏ですにゃ。
とてもおしゃれな感じの方ですにゃ。

田原氏は、1971年に渡仏した時、
そこで出会った日本の柔らかい光
とわ違う、
ヨーロッパの刺すような鋭い光に
衝撃を受けたといいますにゃ。
フランスに暮らし、
影響を受けたからこそ、
表現できた作品なのかも
ですにゃ。



田原氏わ、去年お亡くなりになり、
ちょうど、この展覧会の期間が
一周忌ということで
ご冥福をお祈りしますですにゃ。

美しい光と影の写真わ、
とても魅力にあふれていて
チビクロわ、
ただ見とれているだけなのだけど
美術の詳しい人わ、どのような
言葉を使って、この作品を意味し、
表すのか、読んでみたいものですにゃ。

たまたま知った情報から
素晴しい作品に出会うことが
できて、
感謝するですにゃ。
ありがとうございましたにゃ。
 


本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。




「鈴木理策 ”WATER MIRROR“ 」CASE TOKYO @渋谷駅

2018-02-22 21:00:00 | 2018ギャラリー

チビクロわ、渋谷に
写真を、見に行ったですにゃ。

「鈴木理策 “WATER MIRROR”」
CASE TOKYO
東京都渋谷区2-17-3
渋谷アイビスビルB1
火曜日〜土曜日
11:00〜19:00


こちらが、一枚だけ展示されている
オリジナルプリントですにゃ。





鈴木理策さんわ、
1963年和歌山県生まれの
日本の写真家ですにゃ。
写真家としての活動の他にも
芸術の学校で教える仕事もしている
ですにゃ。

こちらわ、
今回刊行された写真集のための
サンプルだそうですにゃ。

水面に反射した自然の景色が
美しくて、どちらが本物か
分からなくなるですにゃ。

モチーフの睡蓮と
水面に映った景色わ、
やはり、大巨匠モネへの思いが
あるらしいですにゃ。
あと、ギリシャ神話の
あの少年ナルキッソスですにゃ。



デジタル印刷の
完成したプリントというのわ、
この単色カラーがあわさった
モノらしいのですにゃ。




鈴木理策さんわ、構図とかわ、
あんまり決め決めにしないで
撮るといいますにゃ。
あと、
ネット上のインタビューによると、
「僕が、こう見たということより、
世界がこうあったというのを
撮りたい。」というコメントを見て
あらかじめ決めすぎないほうが
広がる世界があるのかにゃ、
と思ったですにゃ。

これわ、チビクロの問題なんだけど、
第一印象で見たいと思ったものを
どこが美とか
構図がとか考えすぎると
頭が固くなっちゃうような気が
最近してきてたから、
やっぱりチビクロわ、
考えすぎない方向で
行くですにゃ。

鈴木理策さんわ、
第25回木村伊兵衛写真賞を
受賞されていて、
その作品や他の作品も
見てみたいから、
やっぱり、東京都写真美術館の
図書室へ行ってみたいと
思うチビクロですにゃ。

自然の主題の他に
何か感じる作品わ、
とてもカッコイイし、
素晴しい展示に
会うことができて、
ありがとうございますにゃ。

これわ、写真集を一回印刷する時に
使用する印刷用紙ですにゃ。
なかなか見る機会ないですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。