チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

池田学展「誕生」ミヅマアートギャラリー @飯田橋駅

2017-08-20 21:00:00 | アート
ランチを終えたチビクロわ、
JR飯田橋駅に着いたんだけど、
方向オンチのチビクロわ、
東口で降りちゃって、
行かれる方わ
西口の方が近いですにゃ。

池田学展「誕生」ミヅマアートギャラリー
東京都新宿区市谷田町3-13神楽ビル2階
2017年7月26日ー9月9日

池田学さんの新作展ですにゃ。
ちらしより引用ですにゃ。
「わずか一ミリに満たない
ペン先の線で、
壮大な世界な世界を描き出す
アーティスト、池田学。
1日に約10センチしか描くことの
できない緻密な描写とスケールの
大きな構成が、
現実を凌駕するような異世界の
光景を現出させ、
アメリカをはじめ
世界で高い評価を得ています。」


こちらが、新作「誕生」ですにゃ。
縦3メートル、横4メートルの大作ですにゃ。

お写真ブレブレですにゃ。

たくさんの花が咲いた大木が
描かれていて、優しい色合いだけれど
細部に書き込まれているのわ、
東日本大震災への鎮魂と祈りの物語。


チビクロわ、全体と細部をみながら
1時間近く眺めていたのですにゃ。


飛行機の飛んでいるあたり、
画家さんの言葉によると
魂の波
「波に呑まれて消えていった無数の
命のシルエットが飛沫となり、それぞれで手をつなぎながら上へ昇っていく。」だそうですにゃ。

眺めていると、
画家さんの意図した表現が、
どういうものか知りたくなるですにゃ。
書き込まれている物語を
読み込んでいく作品わ、
チビクロが言うことだから
ぜんぜん違うと思うけど
日本のコミックみたいで、
社会的な
難しいテーマもどんどん
織り込んでいくし、
この前見たバベルの塔展にあった
大友克洋さんみたいな漫画家さんが
日本にいることもあるし、
日本的文化の先端にいる
アーティストが、
池田学さんなのでわ?と
思ったですにゃ。


9月にわ、日本橋髙島屋で
展覧会も行われるし、
これからも注目の画家さんに
出会えて、
ありがとうございますにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。






「ボガマリ・クチーナ・マリナーラ で、ステキイタリアンランチ」@北参道駅

2017-08-17 19:55:21 | グルメ
今日わ、
チビクロわ、夏休みですにゃ。
だから、前から行ってみたかった
お店で、特別ランチですにゃ。

「ボガマリ・クチーナ・マリナーラ」
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-7-5
北参道駅出口1より徒歩約1分

人気のお店みたいだから
チビクロわ、前の日に
お電話で予約したですにゃ。

「ボガマリ」って、
サルデーニャ島の方言で
「ウニ」を意味するそうですにゃ。

ショウケースの魚介類を見て
お店の人と相談して、
食材を自分で選んで、
お料理してくれるのですにゃ。
センスよく飾られてるし、
素材の活きのよさが伝わってくるから
チビクロドキドキしたですにゃ。

本当わ、
海老を食べてみたかったのだけど
海老わ、素材のお値段で、
9500円もしていて、
あきらめたのですにゃ。

ランチセットの
小前菜とパンですにゃ。

少しづついろんなお味の前菜が
楽しめるですにゃ。
パンわ、オリーブオイルが
使われた感じの生地で
モチしっとり加減がすごく好みの
タイプですにゃ。

2種から選べたパスタ。
貝の形のショートパスタで、
トマト、モッツァレラチーズ、
バジルのお味ですにゃ。


ジャーン!
今日のチビクロ特別な一皿、
選んだお魚でお料理してもらった
メバルのアクアパッツァですにゃ。

お店の人が、お魚の骨などを
取ってくれて安心ですにゃ。
チビクロわ、のどにお魚の骨が
ささって、トラウマですにゃ。
貝が3種入っているので、
スープにいいおだしになっていて、
オリーブオイルにバター、
ガーリック風味の
スープわ、適度な塩味で、
とてもおいしくて、
1人で食べるにわ、
結構な量だったのだけど、
最後まで、おいしく、
頂けたのですにゃ。
あと、ドライトマトって、
あんまり食べたことなかったけど
風味が凝縮してる感じで
おいしかったですにゃ。
日本でいうところの
干しシイタケ的ですにゃ。

こちらわ、
ランチセットのグラニテですにゃ。
氷の冷たいドルチェですにゃ。
お味わ、桃ですにゃ。


ドルチェを黒板のメニューから
追加したですにゃ。
桃のプディングですにゃ。

予定でわ、
ティラミスを頂くつもりだったけど、
お腹がいっぱい、でも、
ドルチェを追加したかったから、
つるりとしたフルーツのものを
選びましたにゃ。
他に、
確かカンノーリというお菓子が
あって、旅の本で、
イタリアの有名なお菓子って、
見たことがあるから、
食べてみたいですにゃ。

ランチセットのカッフェですにゃ。


ステキイタリアンランチ
たっぷり頂きましたにゃ。
ちなみにお値段わ、
ランチセットが1100円
お魚さん3740円
追加のドルチェが、600円
5440円でしたにゃ。
チビクロ的にわ、
清水の舞台から飛び降りる級の
お値段だったけど
おいしいし、
きどらない雰囲気で
感じ良いお店で、
また、来てみたいお店ですにゃ。
ごちそうさまでしたにゃ。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。

この後、チビクロわ
代々木駅に向かい、
飯田橋駅へと向かったですにゃ。







トーハク「びょうぶとあそぶ」& 「総合文化展」@上野駅

2017-08-16 20:16:22 | 美術館 博物館

タイ展を見たチビクロわ、
トーハク本館へ行ったですにゃ。

「びょうぶとあそぶ
高精細複製によるあたらしい日本美術体験」
特別5室



長谷川等伯の「松林図屏風」と
尾形光琳の「群鶴図屏風」の
作品世界を、
複製とインスタレーションで
体感しちゃう体験型展示ですにゃ。

暗い通路を入っていくと、
揺れる松林の映像に
なんか植物のいい香りが
してきたのですにゃ。
説明にわ、パイン、サイプレス、
ユーカリ、ヒノキ、レモンの香りと
あったですにゃ。

こちらが、
「松林図屏風図」ですにゃ。
トーハク所蔵

畳の間に座って、屏風を鑑賞できる
ようになってるですにゃ。

こちらわ、
「群鶴図屏風」
アメリカ・フリーア美術館所蔵

お部屋にいる人と同じ数の
鶴がでてくるですにゃ。
そばによると、鶴わ、
びっくりするのわ、
どういうしくみなんだろにゃ。
ここの美術館の作品わ、
門外不出だから
たとえ複製でも、実物大見れるって、
貴重な機会ですにゃ。
室内の暗さが、金箔の輝きに
趣きをだしていて、
カッコイイですにゃ。

素晴らしい作品わ、時を超えて
魅了するけど、
作品を理解するアプローチわ、
時代によって異なるですにゃ。
でも、ぐっとくる作品を
見つけるのわ、
自分の美術への愛?と
感性?なんてものがあるか
どうかかもしれないですにゃ。

総合文化展で、
気になった作品ですにゃ。



花火の表現がお星さまみたい
ですにゃ。
旧暦の七夕さまですにゃ。



お化けわ、コワイけど、
おもしろい顔とか、
かわいいのとかもいるから
見入ったですにゃ。

今日わ、暑かったけど
久しぶりに美術鑑賞して
いい一日でしたにゃ。
ありがとうござい ますにゃ。

帰りに、いつもの「みはし」で
涼んで帰ったですにゃ。


今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。



「タイ」展 トーハク@上野駅

2017-08-03 22:00:00 | 美術館 博物館
久しぶりのお出かけわ、
夏の日差しわ強いし、
気温が高くて、びっくりするほど
暑いですにゃ。

「日修好130周年記念 特別展
タイ 仏の国の輝き 」展
東京国立博物館 平成館


構成
第1章 タイ前夜 古代の仏教世界
第2章 スコータイ 幸福の生まれ出づる国
第3章 アユタヤー 輝ける交易の都
第4章 シャム 日本人の見た南方の夢
第5章 ラタナコーシン インドラ神の宝蔵


こちらの作品だけ撮影ができたの
ですにゃ。
126 ラーマ2世王作の大扉

なんと、5.6メートルですにゃ。
植物や動物達がたくさんいるですにゃ。リス、人面鳥までいるですにゃ。



タイの仏像様わ、
表情がやわらかくて、
やぱり、温かい国だし、
微笑みの国といわれている
からですにゃ。

砂岩とよばれる石の素材で
作られた浮き彫りわ、
日本にわ、ない感じのものだし、
石の素材感が、いい感じで
いつまでも見ていたい気持ちに
なっちゃうですにゃ。

仏陀遊行像 わ、14~15世紀の
スコータイ時代の仏像さまなんだけど
歩いている形のウォーキングブッダといわれるスタイルですにゃ。

チビクロわ、タイの国に
行きたいなと、思ってたので
この展覧会をみて、
少し予習できたですにゃ。
今年わ、無理かもだけど
ぜひ行ってみたいのですにゃ。

展覧会会場にわ、
写真家の三好和義さんの作品が
使われているのだけれど
お寺や修行僧の人の
自然な一瞬を写したものが
あって、いい写真だにゃ、と
思ったのですにゃ。

タイより貴重な作品、遺跡
よく来てくださいましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。

本日もお読みいただきありがとう
ございますにゃ。