チビクロわ、読書しましたにゃ。

※この本わ、暴力的描写があるので
苦手な方わ、スルーしてくださいにゃ。
「少年籠城」櫛木理宇 集英社
2023.5月刊行

〈猟奇殺人事件×子供食堂たてこもり
殺人容疑をかけられた少年は、
無実を訴え、拳銃を手にした。
緊迫のサスペンスミステリ〉
集英社サイトより引用。
ネグレクト、虐待、貧困などの社会問題をエンタメで読ませるとわ、
にゃかにゃかですにゃ。
少年たちのたてこもり事件と並行して
描かれる警察組織の闇がより、
緊迫度を高めていますにゃ。
作者の、永遠のテーマ?
シリアルキラーなどの猟奇殺人とか、
プロファイリング捜査も出てきますにゃ。オリヴァー・サックスの本読んでた人わ、なるほどと思う要素もありますにゃ。
裏テーマわ、親子の愛だと思うですにゃ。歪んだ形でも。
読みやすく、伏線もきちんと回収、
さらりと読ませるところがわざありですにゃ。
危機に直面して
理想と現実に悩みながらも自分の信じるとこをつらぬこうとする、主人公司の
まっとうさがきわだち、共感できるですにゃ。
目をそむけたくなるテーマかもだけど、
ネグレクトわ、こじんの問題でわなく、
しゃかいの問題としてきょうゆう
できたらいいのにと思いましたにゃ。
図書館でやっと順番がきたですにゃ。
読み始めたら止まらないのわ、わかっていたから、お休みの前の日に読みましたにゃ。
こういう題材でおもしろいというのわ、
はばかられるですかにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。