チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「若冲展」東京都美術館 @上野駅

2016-05-25 23:00:00 | 美術館 博物館
ランチした
チビクロわ、
東京都美術館へ
向かいましたにゃ。

※この美術展わ、
終了していますにゃ。

生誕300年記念
「若冲展」


チラシより引用しますにゃ。
「伊藤若冲は、
18世紀の京都で活躍したことで
知られる画家です。
繊細な描写技法によって
動植物を美しく、
鮮やかに描く一方、
即興的な筆遣いと
ユーモラスな表現による水墨画を
数多く手掛けるなど、
85歳で没するまで
精力的に制作を続けました。」

噂にわ聞いていたけど
ご覧くださいませにゃ。
この混雑を。


チビクロわ、約二時間ほど
並んで、館内に入ることが
できたのですにゃ。

構成
LBF 画遊人、若冲(1)
1F <釈迦三尊像>と、<動植綵絵>
2F画遊人、若冲(2)
米国収集家が愛した若冲

チビクロ
気になった作品わ
いっぱいあるですにゃ。
その中でも
スゴく強烈なのわ
こちらですにゃ。
チラシの赤い方わ、
<動植綵絵 老松白凰図>
ですにゃ。
白く輝くような
鳳凰わ、美しい飾り羽にわ、
ハートの模様があるですにゃ。
なんか全然違うと思うけど
戦隊もののキャラクターみたいに
思ったですにゃ。

黄色い方わ、
やはり、
<動植綵絵 軍鶏図>
ですにゃ。
若冲が大好きだった
鶏たちが、
いろいろいっぱいですにゃ。
めまいがしそうな
細密さですにゃ。

実わ、チビクロわ、
以前トーハクで行われた
「皇室の名宝」で
<動植綵絵>に
お会いしたことが
あったのですにゃ。
この時、
若冲って、絵師がスゴいこと、
日本画のおもしろさを
教えてもらったと思うですにゃ。

若冲の好きなところわ、
細密な絵もすごいのだけど
<隠元豆・玉蜀黍図>にあるような
つるがくるんとするところとか、
<伏見人形図>みたいに
ゆるーいキャラも
あることですにゃ。

今回
チビクロが
注目したのわ、
こちらですにゃ。
「花鳥版画」ですにゃ。
平木浮世絵財団が所蔵している
作品ですにゃ。
「椿に白頭図」

「青桐に砂糖鳥図」

「薔薇に鸚鵡図」

この黒地に
美しい色を載せた
版画って、初めて見たと
思うのですにゃ。
木の素材を彫る時の軟らかさが
作品の味になっているようだし、
また題材の小鳥が
カワイイですにゃ。

「百犬図」わ、
ぜひ見たかったけど
展示替えで、
見ることができなかッのわ、
とても残念だったですにゃ。
百猫図も、
描いてほしかったにゃ。

「果蔬涅槃図」
墨の濃淡や線描の感じで
すごく雰囲気が出てるですにゃ。
やっぱり青物問屋さんだったから
ですかにゃ。

今回アメリカから
お帰りなさいの作品も
あったですにゃ。
プライスコレクションで
有名な、
「鳥獣花木図屏風」わ、
すごい人気で、
人垣が凄かったのですにゃ。
ちかくでみるのわ、
大変だったので、
チビクロも
望遠鏡?欲しかったですにゃ。
升目描きが
まるでデジタルみたいで
21世紀的に思えたですにゃ。
これわ、
美術館のロビーで
展示していた
チームラボの作品ですにゃ。


動いている映像を見てから
作品を見たので
作品への想像力が
広がったのわ、
ウレシイ体験だったのですにゃ。

この展覧会で
たくさんの若冲を
一度に見ることができて、
すごく
面白い展覧会だったですにゃ。

並んだし、すごく混んでたので、
疲れたけれど
その甲斐あったのですにゃ。

お外で並ぶ時わ、
やっぱり、帽子とか
飲み物とか
おやつも
持っていた方がよいし、
あと、
アート観賞わ、
体力が大事だって、
ことが、改めて
わかったですにゃ。
忘れないようにするですにゃ。

素晴らしい展覧会に
おいしいお食事。
今日も楽しく一日を過ごす
ことができて、
ありがとうございますにゃ。

本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。