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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ボストン美術館の至宝展」 東京都美術館 @上野駅

2017-09-14 20:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ、上野にきていますにゃ。

「ボストン美術館の至宝展
東西の名品、珠玉のコレクション」
東京都美術館


チラシより引用しますにゃ。
「世界屈指の美の殿堂、ボストン美術館の主要部門から選りすぐった珠玉の80点を
紹介します。古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、版画、写真、
現代美術と、古今東西の至宝が一堂に集います。同館は、国や州の財政的援助を受けずに
コレクションの拡充を続け、現在では約50万点の作品を所蔵しています。本展は、この
素晴らしいコレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動にも光を
当てます。」

チビクロが、気になった作品ですにゃ。

24 曾我蕭白 風仙図屏風
激しく吹く風に現れるのわ、妖怪か?奇想天外ですにゃ。
一番右の屏風にいるウサギたちの目がまん丸ですにゃ。

32 松村景文、岡本豊彦、東東洋 松に鹿蝙蝠図屏風
こうもりさんの顔が、
かわいいですにゃ。
松に鹿わ、おめでたい意味が
ありそうだけど、
こうもりさんもそうなのかな
6ですにゃ。
ちびくろ勉強がたりないにゃ。
これわ、2曲1双のうち左隻ですにゃ。
かたわれわ、今頃、どうしてるのだろにゃ。
いつか、ご対面の日わ、くるかにゃ。

46 アンリ・フォンタン=ラトゥール 
卓上の花と果物
チビクロわ、
この画家さんを好きですにゃ。
この時代にしてわ、クラシカルな技法で花や果物を描いているですにゃ。
なかなかお会いできる機会わ、
少ないから、貴重ですにゃ。

47 ピエール=オーギュスト・ルノワール 陶器ポットに生けられた花
一枚の絵の中で、光の当たる部分と、
影の部分が描き分けられ、
そして、絵の具の使い方の違いが
分かる作品ですにゃ。

今回の美術展での大発見わ、
お写真ですにゃ。

71.チャールズ・シーラー
白い納屋、壁、ペンシルヴェニア州バックス郡
まるで、キュビズムですにゃ。

72.氷結湖と岸壁、セコイア国立公園カウェア・ギャップ
73.白い枝、モノ湖
74.レッドウッド、ブル・クリーク低地、北部カリフォルニア
アンセル・アダムス

なんと美しい写真ですにゃ。
まず、モノクロの色調の美しさ、
アメリカの大自然、
印象的な構図ですにゃ。
ビビっとくるですにゃ。
しかし、チビクロわ、
なぜ美しいか、
語る言葉がないですにゃ。

「アンセル・アダムス」について
調べて見たにゃ。
これわ、2008年に京都の京セラ美術館で、行われた時の展覧会の資料から
引用ですにゃ。
「アメリカの風景写真の巨匠。
絵画とは、異なる写真固有の表現を追求して生み出された美しい写真作品は、極めて高い印画品質を持つと同時に、オリジナリティに満ちたイメージと構図を兼ね備え、その優れた芸術性により現在でも高く評価されています。」
気になる言葉わ、ストレート写真、
ゾーンシステムなんだけど、
これわ、また今度調べるですにゃ。

なんと、
今度11月に六本木の富士フイルムの
ギャラリーで、アンセル・アダムスの
写真展が行われる予定を発見したので
楽しみですにゃ。

ボストン美術館展での出会いが
次なる美へと、つながるなんて
うれしいですにゃ。



今日もチビクロわ
美術展を満喫できて
ありがとうございますですにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。

「おもしろびじゅつワンダーランド2017 サントリー美術館@六本木駅」

2017-09-14 12:26:49 | 美術館 博物館
チビクロ、今日わ、
六本木にでかけたですにゃ。

この美術展わ、終了していますにゃ。
六本木開館10周年記念
「おもしろびじゅつワンダーランド2017」
サントリー美術館



この美術展わ、お子様にも
日本の美術作品に親しんで
楽しめるように、工夫された美術展
だったのですにゃ。

構成
1.出現!鳳凰ワールド
2.きらきら!切子の宇宙
3.かこまれて!くつろぎの宝尽ルーム
4.みんなで叫んで!吹墨文
5.みて・きいて!鼠草子絵巻
6.おしゃれに!自分だけの
キモノ・デザイン


展示の仕方わ、お子様むけの
アプローチでも、
作品わ、スゴイのですにゃ。

桐鳳凰図屏風
狩野探幽

せっかくのお宝なのに、
お写真ボケボケ、トホホですにゃ。
切手の図柄にも、選ばれている
作品ですにゃ。
探幽の作品を見ると
いつもぐっとくるから
まとめて、見ることのできる機会が
あったらよいですにゃ。


なんと、美しい鳳凰さまですにゃ。
色合いも素晴らしいし、
家族の仲睦まじい感じが
ほんわかしますにゃ。


鳳凰わ、
桐の木に住んでいるそうですにゃ。
だから、チビクロわ、家の近くにある
桐の木をみてわ、もしかして
お会いできるかも、と
妄想するですにゃ。



この作品わ、婚礼の祝に制作された
そうですにゃ。
どちらのお姫さま、お殿さまの
ものかにゃ。
来歴って、調べられるのかなと
思ったですにゃ。


色遣いが、琉球調で、
鮮やかですにゃ。



美しい切子の作品ですにゃ。
フランスのバカラとかにも
日本の工芸品わ、負けてないと
思ったですにゃ。
ディスプレイも美しくて
うっとりですにゃ。




迷彩柄みたいですにゃ。
青木木米の名前わ、
聞いたことあったから
帰ってから調べたら
趣味人で、田能村竹田と友だちで
以前、出光美術館での展覧会で
見たにゃ。







鼠草子のコーナーわ、
こちらですにゃ。



鼠草子にでてくる
ネズミさんたちわ、
カワイイですにゃ。
全編見たのわ、初めてで
物語の解説も詳しくて
楽しめたですにゃ。
結婚相手がネズミさんでも
大事にしてくれるのならいいかも、
って、思うのわ、チビクロだけかな?

美しい植物柄ですにゃ。






今回の美術展でわ、
狩野探幽の屏風を
見ることができて、
うれしかったですにゃ。
サントリー美術館の
次回の展覧会わ、狩野元信だし
楽しみですにゃ。

案内してくれた
ツル太くんのキャラクター
つぼでしたにゃ。
ありがとですにゃ。



本日もお読みいただき
ありがとうございますですにゃ。






トーハク「びょうぶとあそぶ」& 「総合文化展」@上野駅

2017-08-16 20:16:22 | 美術館 博物館

タイ展を見たチビクロわ、
トーハク本館へ行ったですにゃ。

「びょうぶとあそぶ
高精細複製によるあたらしい日本美術体験」
特別5室



長谷川等伯の「松林図屏風」と
尾形光琳の「群鶴図屏風」の
作品世界を、
複製とインスタレーションで
体感しちゃう体験型展示ですにゃ。

暗い通路を入っていくと、
揺れる松林の映像に
なんか植物のいい香りが
してきたのですにゃ。
説明にわ、パイン、サイプレス、
ユーカリ、ヒノキ、レモンの香りと
あったですにゃ。

こちらが、
「松林図屏風図」ですにゃ。
トーハク所蔵

畳の間に座って、屏風を鑑賞できる
ようになってるですにゃ。

こちらわ、
「群鶴図屏風」
アメリカ・フリーア美術館所蔵

お部屋にいる人と同じ数の
鶴がでてくるですにゃ。
そばによると、鶴わ、
びっくりするのわ、
どういうしくみなんだろにゃ。
ここの美術館の作品わ、
門外不出だから
たとえ複製でも、実物大見れるって、
貴重な機会ですにゃ。
室内の暗さが、金箔の輝きに
趣きをだしていて、
カッコイイですにゃ。

素晴らしい作品わ、時を超えて
魅了するけど、
作品を理解するアプローチわ、
時代によって異なるですにゃ。
でも、ぐっとくる作品を
見つけるのわ、
自分の美術への愛?と
感性?なんてものがあるか
どうかかもしれないですにゃ。

総合文化展で、
気になった作品ですにゃ。



花火の表現がお星さまみたい
ですにゃ。
旧暦の七夕さまですにゃ。



お化けわ、コワイけど、
おもしろい顔とか、
かわいいのとかもいるから
見入ったですにゃ。

今日わ、暑かったけど
久しぶりに美術鑑賞して
いい一日でしたにゃ。
ありがとうござい ますにゃ。

帰りに、いつもの「みはし」で
涼んで帰ったですにゃ。


今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。



「タイ」展 トーハク@上野駅

2017-08-03 22:00:00 | 美術館 博物館
久しぶりのお出かけわ、
夏の日差しわ強いし、
気温が高くて、びっくりするほど
暑いですにゃ。

「日修好130周年記念 特別展
タイ 仏の国の輝き 」展
東京国立博物館 平成館


構成
第1章 タイ前夜 古代の仏教世界
第2章 スコータイ 幸福の生まれ出づる国
第3章 アユタヤー 輝ける交易の都
第4章 シャム 日本人の見た南方の夢
第5章 ラタナコーシン インドラ神の宝蔵


こちらの作品だけ撮影ができたの
ですにゃ。
126 ラーマ2世王作の大扉

なんと、5.6メートルですにゃ。
植物や動物達がたくさんいるですにゃ。リス、人面鳥までいるですにゃ。



タイの仏像様わ、
表情がやわらかくて、
やぱり、温かい国だし、
微笑みの国といわれている
からですにゃ。

砂岩とよばれる石の素材で
作られた浮き彫りわ、
日本にわ、ない感じのものだし、
石の素材感が、いい感じで
いつまでも見ていたい気持ちに
なっちゃうですにゃ。

仏陀遊行像 わ、14~15世紀の
スコータイ時代の仏像さまなんだけど
歩いている形のウォーキングブッダといわれるスタイルですにゃ。

チビクロわ、タイの国に
行きたいなと、思ってたので
この展覧会をみて、
少し予習できたですにゃ。
今年わ、無理かもだけど
ぜひ行ってみたいのですにゃ。

展覧会会場にわ、
写真家の三好和義さんの作品が
使われているのだけれど
お寺や修行僧の人の
自然な一瞬を写したものが
あって、いい写真だにゃ、と
思ったのですにゃ。

タイより貴重な作品、遺跡
よく来てくださいましたにゃ。
ありがとうございますにゃ。

本日もお読みいただきありがとう
ございますにゃ。


「アルチンボルド展」国立西洋美術館@上野駅

2017-07-12 22:00:00 | 美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。
今日わ、上野ですにゃ。



「アルチンボルド展」
国立西洋美術館


チビクロわ、アルチンボルドの作品
見たことあったし、
この展覧会をとても楽しみにしていた
ですにゃ。
植物とか動物わ
大好きなモチーフですにゃ。

アルチンボルドの作品わ、少ないし、
個人蔵の作品も多いから
とても貴重な機会ですにゃ。

この展覧会のチラシわ、
見開きになっているし、
アルチンボルドの有名な
「四季」「四大元素」がカッコよく
レイアウトされているですにゃ。
やっぱり印象に残ったのわ、
これらの作品ですにゃ。

チラシより引用するですにゃ。
「水」海から遠く離れた地で描いた
60種類以上の魚類や海獣。
「冬」マクシミリアン2世に
捧げられた、皇帝の寓意像。
「春」最も多くのモティーフで
満たされる、香り立つ横顔。
「大気」ハプスブルク家を象徴する
鷲と孔雀。

「火」軍事力をほのめかす様々な武器
「夏」世界から集められた野菜が示す
皇帝の力。
「秋」帝国の繁栄を言祝ぐ豊穣な実り
「大地」驚異の自然観察で表現される
皇帝の威厳。

こちらわ、「冬」ですにゃ。



アシカちゃんのプリティにわ、
くぎづけだし、
冬わ、森の精霊みたいだしにゃ。
春のお花わ、愛らしいけど
緑のグラデーションと葉っぱの
自然界のもつデザイン性の
凄さに、見とれちゃうですにゃ。
ハプスブルク家って、
優れた美術作品の時でてくるおうち
ですにゃ。
どんだけお宝持ってるんだろ。
ツヤ艶の果物の絵って、大好きで
油彩だからかな、ピカピカしてると
キュンとくるチビクロですにゃ。
動物の絵わ、たぶん、はく製を
お手本にしながら、描いたんだろなと
思わせる正確な感じで、
アルチンボルドわ、画家としての目と
科学者としての目を持っていたと
思ったですにゃ。
それに、ユーモアっていうか
小さなところにもおかしみを
感じられて、見ていて
楽しくなっちゃうですにゃ。

16世紀だというのに、品々が
世界中から集められていて、
まるで、博物館ですにゃ。

とてもおもしろい展覧会を
見ることができて
ありがとうございますですにゃ。

西洋美術館で展覧会に来る度に
思うけど、壁の造りかたで
場所のイメージが違うので、
美術展覧会の裏方さんっていうか、
構成というのわ、すごい
プロフェッショナルなんだろにゃ、
と思ったですにゃ。

近くで眺めると
またおもしろいですにゃ。




本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。