27日、町教委が発掘調査を進める国指定史跡・那須官衙遺跡(珂川町小川町)で、これまで未調査の南地区で大規模な区画溝が新たに確認されたことが分かった。4日から国士舘大考古学研究室とともに実施している。
奈良時代から平安時代にかけての溝が6本見つかった。溝のうち1本は幅約5m、深さ約1・6mの大溝で、同遺跡で見つかった官衙の区画溝をしのぐ大きさである。瓦なども出土している。
遺跡に隣接する、なす風土記の丘資料館によると、同遺跡では従来四つの区画が確認されていたが、大溝の存在が新たな区画を示す可能性が極めて高いという。
同遺跡では政庁の場所が特定されていないため、大溝が未発見の政庁を区画するものである可能性があるほか、従来の北向きの区画と方位が異なることから、古墳時代から奈良時代にかけた期間で郡以前の時期の役所跡という可能性もあるという。
29日午後1時半から現地説明会が行われる。
[参考:下野新聞]
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遺跡に隣接する、なす風土記の丘資料館によると、同遺跡では従来四つの区画が確認されていたが、大溝の存在が新たな区画を示す可能性が極めて高いという。
同遺跡では政庁の場所が特定されていないため、大溝が未発見の政庁を区画するものである可能性があるほか、従来の北向きの区画と方位が異なることから、古墳時代から奈良時代にかけた期間で郡以前の時期の役所跡という可能性もあるという。
29日午後1時半から現地説明会が行われる。
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