
昨日は、花見も兼ねて3ヶ所の美術館を梯子しました。
最初は、目黒区美術館へ。目黒駅から7分ぐらい歩いて目黒川を通るとまだ見ごたえのある桜が咲いていました(写真)。外国人の親子連れも写真を撮り合ったりして、賑わっていました。
目黒区美術館では、ベルナール・ビュフェ美術館協力による「ベルナール・ビュフェ展」と当美術館の所蔵作品である「シャーマン・コレクション」を中心とした「藤田嗣治展」を観ました。特に藤田嗣治の作品はその後の2ヶ所の美術館でもいくつかの作品が観れて大変勉強になりました。
次は、竹橋の東京国立近代美術館の常設展「近代日本の美術」へ。鏑木清方の「三遊亭円朝像」を始めとしてたくさんの作品を展示しています。岸田劉生の「麗子肖像(麗子五歳之像)」もありました。興味を引いたのが萬鉄五郎(1885–1927)の「裸体美人」(1912作)と中村彝(1887-1924)の「エロシェンコ氏の像」(1920作)が隣通しに並んで展示されていたこと。ともに重要文化財になっています。今ちょうど読んでいる本、「中村彝」(鈴木秀枝著、1989年2月木耳社発行)によると、「中村彝は明治33年4月私立早稲田中学に入学、(略)、一年余在学し、(略)、彝が幼年学校生徒として名古屋へ赴いた後に、萬鉄五郎がこの中学に編入学し、(略)」とあります。この二人の重要文化財の作品が隣同士に飾られているのは何かの縁だったのでしょうか。
次は、京橋のブリジストン美術館へ。「美の饗宴 ― 東西の巨匠たち」とタイトルがつけられています。展示品は186点にも及び、すべて石橋財団コレクションだけで構成されています。その所蔵品の豊富さには驚くばかりです。西洋のジャポニズムの作品を並べたり、西洋と日本の影響関係を軸に紹介する企画展になっていました。ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)の「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」(1876作)には長い時間立ち止まって見入る人もいました。
キーワード: 萬鐵五郎
最初は、目黒区美術館へ。目黒駅から7分ぐらい歩いて目黒川を通るとまだ見ごたえのある桜が咲いていました(写真)。外国人の親子連れも写真を撮り合ったりして、賑わっていました。
目黒区美術館では、ベルナール・ビュフェ美術館協力による「ベルナール・ビュフェ展」と当美術館の所蔵作品である「シャーマン・コレクション」を中心とした「藤田嗣治展」を観ました。特に藤田嗣治の作品はその後の2ヶ所の美術館でもいくつかの作品が観れて大変勉強になりました。
次は、竹橋の東京国立近代美術館の常設展「近代日本の美術」へ。鏑木清方の「三遊亭円朝像」を始めとしてたくさんの作品を展示しています。岸田劉生の「麗子肖像(麗子五歳之像)」もありました。興味を引いたのが萬鉄五郎(1885–1927)の「裸体美人」(1912作)と中村彝(1887-1924)の「エロシェンコ氏の像」(1920作)が隣通しに並んで展示されていたこと。ともに重要文化財になっています。今ちょうど読んでいる本、「中村彝」(鈴木秀枝著、1989年2月木耳社発行)によると、「中村彝は明治33年4月私立早稲田中学に入学、(略)、一年余在学し、(略)、彝が幼年学校生徒として名古屋へ赴いた後に、萬鉄五郎がこの中学に編入学し、(略)」とあります。この二人の重要文化財の作品が隣同士に飾られているのは何かの縁だったのでしょうか。
次は、京橋のブリジストン美術館へ。「美の饗宴 ― 東西の巨匠たち」とタイトルがつけられています。展示品は186点にも及び、すべて石橋財団コレクションだけで構成されています。その所蔵品の豊富さには驚くばかりです。西洋のジャポニズムの作品を並べたり、西洋と日本の影響関係を軸に紹介する企画展になっていました。ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)の「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」(1876作)には長い時間立ち止まって見入る人もいました。
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