カゲロウの、ショクジ風景。

この店、で、料理、ガ、食べてみたいナ!
と、その程度、に、思っていただければ・・・。

懐石・ステーキハウス やまと

2013年08月25日 | 京都
「ハンバーグ、揺蕩う。」

これはもう、シチュウである、そう言って過言ではない、たっぷりとしたデミグラス・ソース、何なら其の器の半面に白い御飯を投入し、カレーライスのように戴いてみたい、そんな欲求に駆られること請け合いの、なみなみと湛えられたソースの海、其の真ん中に柔らかなハンバーグが魅惑の孤島の如く浮かんでいる、と、全体、其のような様相の訳である、ハンバーグと銘打って、此れだけ大量のソースを滴らせた其の上で供される料理というのは、先ず此れまで見たことがない、何だか其れだけのことで、何なら2倍も得をしたような気分になれるというのは、実際幼少期より連綿と培われてきた貧乏性的な性、其れ故なのだろうか、其れは其れで幸せなことである、我ながらそう思わなくもない、お目出度いことである。

カウンター数席のみの此の料理店、太くはない街道沿いの住宅街の中、意識していなければ間違いなく通り過ぎてしまうであろう其の立地なれど、遠方からであっても、万難を排して出向く価値あり、特に此処の御店主は、其の様な客の来訪に著しく喜びを感じておられるようである、其のことを、あえて申し添えておきたいと存じます。

懐石・ステーキハウス やまとステーキ / 東野駅京阪山科駅山科駅
昼総合点★★★★ 4.5