今年、アルゴア氏がノーベル賞を受賞されました。地球温暖化をずっと以前から訴えて来た功績が認められたからですが、『不都合な真実』というDVDを観てこの受賞はとても素晴らしいことだと思いました。同時に温暖か防止のために自分にもできることを考えないとなぁ・・・と思うのであります。
と、こう書くと「自転車に乗ってエコロジー!」みたいなありふれたことを書くんじゃないかと思われるかもしれませんが、ちょっとお待ち。確かに結論的にはそこに行きつくのがいいんだろうけど、その前に僕らの乗ってる自転車を作るのにどれくらいの二酸化炭素が排出されているんだろうかということを考えてしまったわけです。
僕のルイガノ君はクロムモリブデン鋼という鉄製です。鉄という金属は、鉄鉱石をコークスと一緒に燃やして溶解分離して精製されます。現在の溶鉱炉が環境にどれくらい配慮されているかは門外漢なので知りませんが、それでも相当な量の二酸化炭素を出しているんじゃないでしょうか。それにラグレスで組まれているので当然「溶接」されているわけですが、その時アセチレンガスを燃やした高熱で鉄をとかすので、やはり幾分かの二酸化炭素を出してます。
一方、CAAD8はフルアルミ。アルミという金属はポーキサイトを原料に電気精錬によって取り出されます。そのためにどれくらいの電力を消費するのかは、これも門外漢なのでよくわかりませんが、アルミ自体が電気の缶詰と言われるくらいだから相当な電力を消費しているんでしょう。その電力を産み出すのにやはりかなりな量の二酸化炭素が排出されているものと思われます。カーボンのことはしりません。カーボンフレームに乗っている人が調べてみてください。
要するに、環境に優しい乗り物ではあっても、その製造過程においてはやはり相当な二酸化炭素を産み出してしまっているわけであります。つまり、僕たちがどんなに「自転車は環境に優しい乗り物だよ」って言っても、乗り始める前にすでに環境中に二酸化炭素を排出してしまっているわけで、これって言うなれば環境保護=地球温暖化防止における自転車乗りの「原罪」というものではないだろうかと思ってしまうわけであります。
自転車に限らずすべからく工業製品というものは、その製造過程において二酸化炭素を量の多少に関らず排出しているわけですから、自転車が特別というわけではないのです。だからこそ、それ以上の二酸化炭素を排出するかどうかということの意味はより大きいものとなっているのではないだろうかと思うのです。僕は今まで環境保護のために自転車に乗るという意識を持った事はなかったです。今でもそれは変らなくて、やはり楽しいから自転車に乗っているのでありますが、自転車も化石燃料文明の産物なのだと思うと、自転車乗りはエコロジストでなければいけないんだろうなと思うようになりました。アルゴアさん、ありがとう。
ところで、乗り物の中で一番燃料効率の悪い乗り物はなんだろうかと考えると、単純に考えると同じ二輪車のオートバイじゃないかと思うのですが、どうでしょう。移動する人間一人あたりの必要燃料を考えると、自転車<一度に大量の人を運べる電車<バス<普通自動車<モーターバイク(オートバイ)<原付き自転車、って感じじゃないでしょうかねぇ。もっとも渋滞とかを考慮すると叉話は変ってくるんだろうけどね(^^)
ということで、行楽地へ出かける時には皆さん自転車をご利用ください。大阪からなら、京都・神戸・奈良いずれも日帰りで行けますよ~(;^^)
これからの標語は、「自転車に乗って二酸化炭素の排出を減らし、氷河期を防ごう」って事でよろしく。あ~、地球の温暖化が進むとなぜ氷河期が来るのかということはDVD『不都合な真実』をご覧ください。
と、こう書くと「自転車に乗ってエコロジー!」みたいなありふれたことを書くんじゃないかと思われるかもしれませんが、ちょっとお待ち。確かに結論的にはそこに行きつくのがいいんだろうけど、その前に僕らの乗ってる自転車を作るのにどれくらいの二酸化炭素が排出されているんだろうかということを考えてしまったわけです。
僕のルイガノ君はクロムモリブデン鋼という鉄製です。鉄という金属は、鉄鉱石をコークスと一緒に燃やして溶解分離して精製されます。現在の溶鉱炉が環境にどれくらい配慮されているかは門外漢なので知りませんが、それでも相当な量の二酸化炭素を出しているんじゃないでしょうか。それにラグレスで組まれているので当然「溶接」されているわけですが、その時アセチレンガスを燃やした高熱で鉄をとかすので、やはり幾分かの二酸化炭素を出してます。
一方、CAAD8はフルアルミ。アルミという金属はポーキサイトを原料に電気精錬によって取り出されます。そのためにどれくらいの電力を消費するのかは、これも門外漢なのでよくわかりませんが、アルミ自体が電気の缶詰と言われるくらいだから相当な電力を消費しているんでしょう。その電力を産み出すのにやはりかなりな量の二酸化炭素が排出されているものと思われます。カーボンのことはしりません。カーボンフレームに乗っている人が調べてみてください。
要するに、環境に優しい乗り物ではあっても、その製造過程においてはやはり相当な二酸化炭素を産み出してしまっているわけであります。つまり、僕たちがどんなに「自転車は環境に優しい乗り物だよ」って言っても、乗り始める前にすでに環境中に二酸化炭素を排出してしまっているわけで、これって言うなれば環境保護=地球温暖化防止における自転車乗りの「原罪」というものではないだろうかと思ってしまうわけであります。
自転車に限らずすべからく工業製品というものは、その製造過程において二酸化炭素を量の多少に関らず排出しているわけですから、自転車が特別というわけではないのです。だからこそ、それ以上の二酸化炭素を排出するかどうかということの意味はより大きいものとなっているのではないだろうかと思うのです。僕は今まで環境保護のために自転車に乗るという意識を持った事はなかったです。今でもそれは変らなくて、やはり楽しいから自転車に乗っているのでありますが、自転車も化石燃料文明の産物なのだと思うと、自転車乗りはエコロジストでなければいけないんだろうなと思うようになりました。アルゴアさん、ありがとう。
ところで、乗り物の中で一番燃料効率の悪い乗り物はなんだろうかと考えると、単純に考えると同じ二輪車のオートバイじゃないかと思うのですが、どうでしょう。移動する人間一人あたりの必要燃料を考えると、自転車<一度に大量の人を運べる電車<バス<普通自動車<モーターバイク(オートバイ)<原付き自転車、って感じじゃないでしょうかねぇ。もっとも渋滞とかを考慮すると叉話は変ってくるんだろうけどね(^^)
ということで、行楽地へ出かける時には皆さん自転車をご利用ください。大阪からなら、京都・神戸・奈良いずれも日帰りで行けますよ~(;^^)
これからの標語は、「自転車に乗って二酸化炭素の排出を減らし、氷河期を防ごう」って事でよろしく。あ~、地球の温暖化が進むとなぜ氷河期が来るのかということはDVD『不都合な真実』をご覧ください。