シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

7月もお終い。

2009-07-31 01:00:00 | Weblog
 明日から8月になろうかというのに、まだ梅雨は明けません。ん~(ーー;) 困ったもんですな。とは言いながら、先月もあんまり雨にふられて困ったという記憶はないのですな。サイクリングのときには濡れてもいいようにしているし、通勤でも土砂降りにあったというわけでもなし。
 7月のサイクリングの実績も何とか300㌔を越えまして、まずは走っているほうかと思います。8月はいろいろと忙しくて走れそうにもないんだけど・・・(T_T) どうやらこの土曜日も雨に祟られるようです。残念ですねぇ。
 ところでこの前帰省ライドしたときのはらがたわ峠は往路は夕暮れの中、復路は雷雨の中ということであまり様子も確認できませんでしたが、草木がかなり生い茂っておりました。道路脇に散乱しているゴミも隠されておりまして、清々しい峠のように見えました。皆さん行くなら今のうちが華ですよぉ~(^^) 是非きれいな「はらがたわ峠」のヒルクライムやダウンヒルを経験しておいてくださいねぇ~

浦島太郎だよ~(ーー;)

2009-07-30 01:00:00 | Weblog
 28日にようやく自宅にインターネット環境が整いました。無理やりXPをインストールして、そっちのほうでいろいろと設定の問題などは残っているものの、何とかネット上での作業が出来るようになりました(^^)
 ということは、これからは土日も更新可能~(^O^)/・・・なのですが、やっぱり当面土日はお休みということで。身についた習慣というのはなかなか改めることが出来ませんなぁ(;^^)
 しかしコンピュータの世界は自転車の世界以上に日進月歩。なんせこれまでOSといえばWindows98SE2だったもので、いきなりXPの世界では全く別のOSをさわっているような気がします。本当浦島太郎だよ~。なんでまた急にXPなのって言われそうなので先に言っておきますと、一つには光ファイバーの機器に対応できていなかったのと、スーパーマップルデジタルのバージョンアップのせいです。なんとVer.10からはXP以上対応に変ってしまっています。そりゃねぇだろ~(~_~メ)って怒ってみても仕方ないので、とりあえずはインストール。しかしだ、お手製のPCの場合、構成部品のドライバーがないこともシバシバでして、今一番困っているのはオンボードのビデオチップのドライバーが見当たらないことですな。おかげで字がかすれております。言っとくけど老眼のせいじゃないからね。
 でもまぁとにかくネットにつながっていろんな情報を得られるようになったのはめでたいことです。自転車の情報もネットがないと全然見られないから、これで一安心です。
 あんまり自転車とは関係のないお話しでしたが、本日はこれまで。

インプレッションの不思議

2009-07-29 08:41:39 | Weblog
 時々自転車雑誌で見かける記事に「インプレッション」というのがあります。要するに新しく発売された自転車に試乗して、印象だの感想だのを交えてその自転車を紹介しますっていう記事の事です。
 でもって僕がいつも感心するのは、こうした記事を書くライターさんが、「このバイクは捻れ剛性がつよい」とか、「剛性感がある」とかという感想を実にやすやすと文字にされているということです。それが何かって?
 だって僕には感じられませんものそんな「剛性感」(^^) 例えばCAAD8とCAAD9を乗り比べてみました。もちろんCAAD8は僕が所有しているのでしょっちゅう乗ってますから「乗り味」は知っているつもり。んでもって試乗会でCAAD9に乗ります。結果「よくわかりません」という事になります(;^^) 確かにCAAD9には100㌔も乗るわけじゃありませんよ。それくらい乗ればわかるかもしれません(お尻が痛いとか、あんよが痛くなるとか)。が、メーカーさんやディーラーさんがいうような「剛性感」っていうのはわからないですもん。
 理屈からいえば、クロモリは素材としてしなります。つまりバネのようなものなので、復元力があるわけですよね。その分柔らかくなりますので、力をかけても何%かはフレームを曲げる力に代ってしまうのでかけた力の全てが推進力にはなるわけではありません。でもその「返って来る力」を巧く活かして走るという技術が使えるらしいです(断っておきますが、僕にはそんな技術はないですよ)。その反対にカーボンはパリパリでカチカチです。振動の減衰性はありますが、しなるという事はありません。アルミは曲がるらしいですが、曲がっちゃうともとに戻らないとも言いますから、あんまり力をかけるような走りは良くないのかもしれませんね。
 という具合に、素材が違ってくるとわかるのかも知れませんが、やっぱり距離の短い試乗ごときでは乗り味の違いって言うのは判りません。そういう乗り味の違いがわかるというライターさんは、やっぱりすごいなぁと思って感心するわけなんです。そんな違いがわかるようになるには、一体どれくらい自転車に乗ればいいんでしょうねぇ。まぁ、アルミのシクロクロスをクロモリだと思いこんでいた僕の言うことですから、そんなもんなのかもしれませんけど・・・(ーー;)

 というわけで、皆さんは試乗してみるだけで乗り味の違いってわかります?

祝!ツール完走!

2009-07-28 08:34:54 | Weblog
 偉業であります。しかも一度に二人も(^O^)/
 既に皆さんご存じの通りですが、新城幸也・別府史之の両選手がシャンゼリゼに凱旋しました。ツールが始まって百余年、ついに日本人がその全ての行程を走破した、もうそれだけで感動ものでありますよ。
 実のところ僕自身、彼らが完走してくれるといいなぁと思ってはいましたが、実際に走りきれるかどうか、確信は持てずにおりました。特に新城君は強豪チームに所属しているとはいえ一年目のアシストです。エースの勝利のために力を出しきってサポートするに違いない、その中で密かに完走を狙いつづけるだろうけど、果たしてどこまで保つんだろうかと、心配していました。もしかするとどこかの山岳ステージで力尽きて・・・なんてことも考えていたわけで、その彼がパリに凱旋してくれたことは本当に嬉しいです。
 僕の家にはテレビがないですし、本日現在もインターネット環境がないので、彼の活躍をリアルタイムで観ることはできなかったのですが、よく頑張ってくれたと思います。次のグランツールに向けて、チームが彼のことをどう評価してくれるのか、今度はそれが楽しみですね。
 
 別府君についていうと、申し訳ないですが出場する事自体想定していませんでした。その彼がツールを走るときいて、果たしてどれくらい通用するんだろうかと疑わないでもなかったです。以前彼がディスカバリーチャンネルに迎えられた時にも、「様々な人種・国籍の選手を揃えておきたい」というスポンサーの意向で採用されたという話を聞いていたので、その程度の選手としか見ていませんでした。彼は自転車競技のエリートでしたし、国内での戦績は日本の競技史に残るものであるということは知ってはいたのですが、新城君のように「勝負の世界での野生的狡猾さ」を持っていないように思っていたので、きっとツールのステージのどこかで潰されるんじゃないかと予測していました。

 僕の予測はいい意味で外れたわけで、これからロードレースが注目されて行く中で、彼らの存在はとても大きなものになって行くだろうと思います。期待したいですね。が、敢えて辛口の予測をしますと、これからヨーロッパの自転車競技の中で伸びて行くのは新城君の方だろうと思っております。別府君が伸びて行くためにはやはりチームを移籍することが必要だろうと思いますが、それは難しい事かも知れない。

 でも今日はまず彼らの偉業を心から称えたいと思います。新城君、別府君、本当におめでとう。そして心からありがとう!

青影の小径

2009-07-27 08:33:30 | Weblog
 「月影」というのは日食のことではないです。月の光のことを言います。何故こんな風に表現するのか、とっても興味のあるところです。何しろ影って言うのは日の光が遮られてできる影法師のことだというのが普通の感覚だと思うのに、月に反射してさして来る光のことも影というのはそういう感覚と少し違うようにも思うのです。まぁ、それはさておき、反射光のことも影というなら今日のテーマは「青影」といってもいいんではないかと思うわけです。

 通勤ルートで大阪城公園の中を走るのですが、夕暮れの小径が何故か青い色に染まっております。これはなんだろうと前方を見るとどうやらクリスタルワーというビルの青いガラスに夕日が反射してこの小径を照らしているらしいということがわかりました。
 不思議な光景ではあります。風に木々が枝葉を揺らすと、小径に落ちる青影も揺れているように見えます。青い光に溢れる小径。なかなか幻想的な風景ではありますが、紫外線中心の光線だとすると、あんまり嬉しいもんでもないなぁ(;^^) 
 夕暮れの不思議な光景でした。