シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

足回りを考える

2007-03-31 23:02:59 | Weblog
 今日はシューズなど足回りのお話しです。
 自転車用のシューズは全くの「専用品」です。他に流用することは出来ません。特にロードレーサー用のシューズにいたっては、通常の靴としての役割すら果たせないと言う、一般常識からして靴と呼んでいいのかどうかすら疑わしくなる代物。ここまで特殊化してしまうと、さすがにお値段もねぇ・・・。それはさておき。
 色んな本や雑誌を読んで見ても、ビンディングはとってもよろしいと異口同音に書いてあります。特に長距離を走る際の疲れ方が全然違うので、一度ビンディングに慣れてしまうともう普通のシューズには戻れないとまで書かれてあります。お~っ、そうなのか。ならばさっそく僕も導入しなくては。「CAAD8に慣れるまでは普通のシューズで、慣れてからはビンディングで」とスタッフにお願いした時に、「なら、両面ペダルではどうですか」とすすめてもらったのですでにペダルはばっちり対応済み。後はシューズ選びだ!
 しかし問題点が無くもない。シューズと言えば靴ですよ、靴。普通に靴を選ぶ時にも苦労するんだ僕は。足の形がいかにも日本人というやつで、いま気持ちよく履けてる靴が25.5cmのEEE。このEEEが曲者。今のところこういう幅広のサイズのラインナップはサイクリング用のシューズにはないんだそうです。ショップであれこれ試させてもらいました。まずペダルとの関係で行くと、クリートがロード用ではなくMTB用のものだということで、そちらから選択することに。結論からいうとシマノの製品はいずれも合わなかったです。
 以前にもこういう思いをしたことがあったぞ。そうだヘルメット選択の時だった。「なんといっても国産品がいいぞ。日本発の日本人の頭にフィットするし、なんといっても安い!」と友人に教えてもらってショップへ。ところがだ、僕の頭にはどうしても合わない。フリーサイズのはずなのに合わない。色々試して、結局唯一僕の頭にフィットしたのがBELLのメトロポリスのLサイズだった。その時の悲しい思いを思い出してしまった。「ああ、シューズよ、お前もか!」ってね。
 幸いなことに、アディダスの26cmがなんとかフィットしてくれました。少~し、つま先が余るんだけど、それはインソールでなんとかすることにしてほっと一安心。買うならこれね。
 両面ペダルは一つ良いことがあります。それは、淀川沿いを走ってお出かけする時に比較的有利なこと。あの悪名高い車止めの多さのために、ビンディングで快適に走ることは不可能に近い。僕だってシクロクロスで走る時には、「減速よし。進入路ロック、ペダル固定、通過!」な~んて感じでかろうじて止まらずに通過するんですから。これをビンディングしたまま行うのは不可能事です。が、両面ペダルならややこしい淀川沿いを走る時には平ペダル側を使用し、ここを抜けてからビンディング側にひっくり返してクリートを利用するということができるわけです。状況的には最善の選択かと思います。
 というわけで、なにかと忙しい日々が続きながらもロングライドの準備も整いはじめた今日このごろ、走り出せるのは何時なんだ(泣)!

 ps.まだシューズを購入したわけではないので、今日の写真はなんとか僕の頭にフィットしてくれたBELLのメトロポリスです。

なかなか暖かくならない。

2007-03-30 21:02:59 | Weblog
 「暖冬」、「地球温暖化」。それは事実であり、確かなことなんだろうけど、まだまだ暖かくならないです。いや、昼間は暖かいですよ。今日なんか朝も暖かかった。でも仕事からかえって来て、「それじゃひとつ、ナイトランでも」というにはまだまだ肌寒いです。昨夜も激しい風と雨音に起されてしまいました。今日も夕刻から随分冷え込んできました。花冷えと言うやつですね。
 6月3日に向けての調整を始めたいのですが、こう忙しいとなかなかトレーニングもままなりません。日本列島横断センチュリーライド、160㌔を走りきれるだけじゃダメなんです。翌日からの一週間を無事乗りこなせるだけの余力が残っていないと。その自信をもって参加するためにも、早く調整にかかりたい。
 早く暖かくなって欲しいもんだ・・・。こういいながら、夏になると「早く涼しくなって欲しいもんだ」ときっというに違いない。人間てつくづくわがままなのかも。

ポジションとフォーム

2007-03-29 22:54:07 | Weblog
 正しいフォームのためには適切なポジションを、とはよく言われる話しです。で、そのポジションは自分の体形から決まって行くのだそうで。というわけで、今日は自分を知るというお話し。
 自分でどこまで正確に測れるのかはともかく、測ってみました。身長171cm、股下79cmと少し、肩幅39cm、腕長59cmというところ。どうだい、驚いたかい?!っていっても大概の人は別に何とも感じないだろうなぁ・・・。じつは自分でも最近までは全然気にしていなかったのですが、いろいろ勉強しているとなんだか僕って恵まれてたのねとしみじみ感じるようになりました。これで肩幅があと3cmぐらい広かったらなぁと思うのは贅沢でしょうな。
 なんといっても有利なのが身長の割に腕が長いこと。ロードバイクセッティングバイブルの著者、エンゾ早川氏の腕の長さと同じであります。ちなみにエンゾさんの身長は183cmです。腕が長いと何がいいかと言うと、トップチューブが少しぐらい長めでも乗れちゃうことです。じつは僕のシクロクロスバイクのチューブ長は510mmです。身長だけからみればちょこっと大きめなんだな。でもこいつに乗れるのはこの腕の長さがあったからだったんだねぇ・・・。ちなみに、ロードバイクの乗車姿勢はシクロクロスのフォームとちょっと違うようです。シクロの場合は上体が少し起きていますが、ロードの場合は腰背部がアーチを描くように乗るらしい。
 というわけで、これからきちんとしたフォームの出せるポジショニングをしていこうと思うのであります。が、これはねぇ一人では無理だな。測れないところもあるしなぁ。またショップだのみになるんだろうか。

とっても魅力的な企画・・・

2007-03-28 22:39:18 | Weblog
 大阪サイクリング協会のOSAKAサイクリングニュースの378号で、とっても魅力的な企画がアナウンスされています。「サイクルスポーツ大会 大阪湾から日本海へ日本列島横断センチュリーラン」です。内容はと言うと、朝7時15分に大阪港天保山公園前に集合し、R173を北上して篠山市に入り、本郷藤坂線を抜けて本郷から北上、R9に合流して福知山、由良川沿いを下って丹後由良から宮津駅ゴールというコースです。総距離約156.4km。まさにセンチュリーラン。ちなみに時間制限があり、所要時間は11時間です。
 僕が一日に一番長く走った距離が168㌔。その時にはシクロクロスで14時間かかってます。時間内に走りきるならロードでなくては無理でしょうか。勝負所は能勢町から篠山市に入る天王峠ここをどれくらい余力を残して越えるかというところでしょう。まぁ、篠山盆地が高原の盆地なので登ったほどおりません。下りるのは藤阪峠を本郷側へ越えて更に菟原方面へ向うときですね。ちなみにこのルートには入ってませんが本郷から菟原方面へ向かうのとは反対側に走ると鼓峠があります。ここはなかなかの峠ですよ。
 実施日は6月2日(日)。翌日が月曜日と言うのがなんですが、とても面白そうなルートですから健脚組みの皆さんは挑戦されてはいかがでしょうか。ちなみに僕はその次の日から繁忙期に入るので、ちょっと躊躇しております。あ、でもいっちゃうかも。う~ん、迷ってしまうなぁ(ーー;)。こういう時にすてきな女性ローディーが「一緒にいこうよ」~なんて誘ってくれるといっちゃうんだけどな~(^^)
 主催は(財)日本サイクリング協会・主管大阪サイクリング協会だそうです。

掟破りか、いいとこ取りか?

2007-03-27 21:53:20 | Weblog
 ピナレロ社のガリレオを見ていて思ったのであります。このオンダのフォークをキャノンデールのフォークとして使えないだろうかと。すなわちピナデール(=オンダのフォークに砂時計型シートステー)という掟破りのマシーンを作れないだろうか?
 思い切ってショップのスタッフに訊いてみました。「ねぇ、どうかねぇ」。答えはすごく簡単、「無理です」。
 オンダのフォークのヘッド径は他のフォークとはサイズが異なっているんだそうです。そりゃそうだわなぁ、ピナレロだって最大の売りをそうそう他に流用されたんじゃたまったもんじゃないもんね。かくしてこの「いいとこ取り」という掟破りは、破ることのできない掟によって不可能であることが判明しました。まぁ、オンダのフォークを使いたければピナレロのマシーンを、砂時計型シートステイの乗り心地を味わいたいのならキャノンデールのバイクをそれぞれお買い求めくださいということなのね。