シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

初冬のR173-往路

2007-12-17 13:24:06 | Weblog
 土日に郷里へ帰って来ました、もちろん自転車で(^^)。
 15日の天気はとりあえず晴れの予報だったので、はらがたわ峠を越えるルートを選択しました。11時30分出発で、いつものコースで淀川沿いを下りますが向かい風。ちょっと嬉しい予感。なぜならば、尼崎の玉江橋からはひたすら北上なのであります。つまり追い風になる予定。R2の電光情報板によると路面の気温は11℃。先日の奈良飛鳥路で懲りたので今回は厚めのウインドブレーカーを着用して走行。このウインドブレーカーは生地が二重になっていて固いので、ファスナーを開けていてもバタバタしません。前面にエアインテイクがあるみたいでなかなか快適。身体を適当に冷やしながらの走行が可能です。予想通りの追い風もあって、火打まで楽ちんライドであります。
 秋の橋立行きの時には見落としてしまった分岐点も、今回はきちんと認識。迷わず銀橋方向へ折れます。一庫ダム沿いの登りにさしかかります。本当ならこのトンネル群は避けたいところ。誰だったか「簡単に避けられますよ」って教えてくれたよねぇ(;^^)。ゴメンなさい、折角教えてもらったけど進入路が分かりませんでした。トンネルの中はやっぱり空気が悪いです。
 能勢に出ると風向きが変わっていました。どうやら北風です。気温も5℃に。いつものローソンで温かい飲み物を買って、一息入れてはらがたわ峠に挑みます。5月の記録では1時間11分(CAAD8)。さて、今回はどうするか。実は旧道を登るつもりだったのですよ。新しい道は交通量も多くていやだし、北風に吹きさらされながらの登坂も寒そうだし、なにより小川のせせらぎを聞きながら木々の中を登りたいと思ったからです。そう思いながら登って来たのですが、ありゃりゃ?いつの間にかいつもの橋を渡っていました。どうやら旧道の入り口を見逃してしまったようです。仕方がないのでそのまま登ることにしました。無理せずに、シッティングで心拍数をあげないように登ります。それでも汗がどんどん噴き出て来ます。山から吹き降ろしてくる風は予測通り冷たい。ウインドブレーカーのファスナーを全部引き上げます。斜度が5度を越えたところでフロント・コンパクトに。速度は10㌔~8㌔程度に落ちますが、等速で登坂する事を心がけます。

 それにしても、人里を離れるとどうしてこうもゴミが増えるんだろ!峠にかかり始めた途端、ペットボトルだの空き缶だのが目立ち始め、お弁当ガラやお菓子の包み紙なんかもポイポイ捨てられています。ご丁寧にビニール袋にまとめて捨ててあったり。まとめたんなら持って帰れよ!
 さらに高度をあげると捨ててあるものもその種類を増して来ます。ペットボトル・空き缶・菓子袋に加えて、紙おむつ、エロ雑誌、ショーツ・・・って?!下着~!?。なんでこないなもんが落ちてんねん!!いったい自動車運転してる連中のマナーはどないなってんねん!!っちゅうか、車運転しながら何してんねんな?!
 自転車乗りはポイ捨てなんかせえへんぞ!大体缶コーヒーとか雑誌みたいに重たいもんもって峠のぼる自転車乗りはおらへんわ!ツールドフランス走ってる選手がボトル捨てることはあるけど、そらファンが拾てくれるんが前提やさかいゴミのポイ捨てとはちゃうねんからな!(興奮のあまり関西弁になってます)
 と、妙なところで心拍数をあげてしまいましが、はらがたわトンネルの入り口まで今回は56分で到達。しかしここもいろんなものが捨ててある。

 さてトンネルを抜けると篠山側への下り道の開始であります。ひ、冷えるっ!これは強烈に寒いです。先程のはらがたわの登坂でかいた汗が、下りの風圧で一挙に冷えて体温を奪います。これは半端じゃないぞ!というわけで篠山側に降り切ったところで進路変更。ちょっと身体を温めるために、日頃は使わない南回りのルートに乗ります。こちらの道は小さな峠があるので身体を温めるにはちょうどいいです。暖まったところでまた下りますが、はらがたわほどの距離は無いのでそんなに冷えることもなく・・・八上のミニストップであんまんを買って暖をとります。実家到着は16時15分。やっぱり篠山は寒いです。

 【走行距離66.9㌔、平均速度17.7㌔】