シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

買わなくちゃ!

2008-01-30 13:33:30 | Weblog
 あれこれと忙しくしている内に忘れてしまっていました!ジャパンカップのDVD。リカルド・リッコの二連覇がかかっていた森林公園の闘いの記録です。リッコは結局落車してしまって勝てなかったんだけど・・・という結果はすでにわかっているのですが、やはりそのレースの模様は観ておきたいものです。
 自分でレースを走ることのない僕としては、やはりレースというものは観て楽しむものだという想いがあります。その点DVDだとレースの展開を追っかけてハイライトを観せてくれるのがGood!それにプロのレースはやはり迫力がありますね。画面にいま選手が何㌔ぐらいの速度で走っているのか示してくれるとなお一層迫力が感じられるのになぁ。そんな事を思うのは僕だけでしょうか。

忘れていたこと・思い出したこと

2008-01-29 13:23:55 | Weblog
 ここのところ日本列島がよく冷えている関係で、大阪でも毎朝寒い日々が続いています。風邪も流行り始めておりまして、昨日は僕の職場でもお休みした人が二人ばかり。街を歩いていても吹きつけてくる風にハーフコートの襟を立てて「お~、寒っ」、身体をブルルと震わせます。んで、思い出したのです。「そう言えば、いつからこんなふうに寒さを厭うようになってしまったのだろうか」と。
 以前は寒さをこんなふうに厭う事はなかったのです。それは寒さを感じなかったということではありません。以前は今よりもずっと寒さの厳しいところに住んでいたので、今よりももっと寒さを感じておりました。それでもその寒さを拒むのではなく、身体を寒さに晒すというか、肌で触れ合うというのか、寒さを身の内に取り込むというのか、表現は色々あるのですが、とにかくもっと寒さと近親な関係を持っていたように思うのです。
 あれは24年も前の頃、松山に住んでいた僕は雪起しの風吹く夜の東雲坂を、富士のコンポで下っておりました。身につけていた服はTシャツの上に粗目のパーカー、その上にカメラマンコートにジーンズのパンツ。バックの中にはその当時片思いしていた女の子が、これまた片思いしている男のために編んだちょっと大きめのセーターを、「彼が受け取ってくれなかったから」といってくれたものを詰め込んで・・・。カメラマンコートの前をはだけて、胸板に風を受けながら両手を離して大きく広げて、クリスマスのネオンのきらびやかな大街道へ下っていたのです。風はとても冷たかったけれど、その感触は決して嫌ではありませんでした。
 寒さを拒むのではなく、寒さを寒さとして受け入れる。そういう冬との付き合いを長いこと忘れていたような気がします。今そういう冬との付き合いができるかどうか。一度コートのファスナーをあげずに風の中を歩いてみようかと思います。

図上の旅

2008-01-28 12:31:30 | Weblog
 日本一周というと、仕事を抱えた中年男にはちょっとつらいものがあります。でも琵琶湖一周とか淡路島一周となると、グッと現実味を帯びて来ます。それはそれで楽しいのでありますが、冒険というには少し物足りない。琵琶湖一周はすでに成し遂げてしまって、出来るということがわかってしまっているというところですでに冒険では無いのです。
 仕事を抱えた中年男性にできる冒険というのはもう無いのだろうか?もちろん責任ある年代の冒険は安全第一。計画が頓挫しても即座に日常生活に復帰できなくてはならないのです。そんなゆるい冒険を果たして冒険と言うに値するかという批判もあるでしょうが、地図を眺めていて中年男性的冒険心をくすぐるルートを発見しました。
 舞台は紀伊半島です。出発地点は紀伊半島東部の二見浦です。夫婦岩で有名な観光地です。そこから志摩半島を海岸沿いに回り込み、鳥羽から志摩、尾鷲、熊野、那智勝浦、太地、串本、白浜に至るほぼ海沿いの道、約350㌔の行程です。一日180㌔走れば2日、120㌔とすれば3日間の旅となります。海沿いとはいえ山々が海に迫る地形では峠も多く、ハードなコースです。ただJRの線路沿いを走ることが多く、緊急時のエスケープが可能なのが中年男性向き(^^)。温泉も随所にあって、お宿の手配もし易そうです。観光地なのでお金がかかるかもしれませんがそれはそれ。図上の旅はとっても楽しいです。

原稿を忘れてきました・・・

2008-01-26 13:23:08 | Weblog
 昨日名古屋の出張から帰ってきました。昨日原稿を書いたのですが、職場に持ってくるのを忘れました(^^);
 なんにも書かないと言うのもなんなので、名古屋の話題を。名古屋といえば名古屋嬢が有名らしいです。頭に金のしゃちほこを載せているというあれではなくて、色白&名古屋巻&ファッショナブルという方ですが、見かけませんでした。
 お土産はなんといっても青柳本舗の「かえるまんじゅう」です。決してウイロウではありません。かわいいので、食べるにはちょっと勇気が要ります。
 以上名古屋のレポートでした。行きも帰りも米原は雪でした。あのあたりにお住まいの方は冬のサイクリングができそうにないのでお気の毒です。帰ってきたら大阪も雪でした・・・

記録。

2008-01-25 15:57:04 | Weblog
 記録といっても最高時速とか、最短時間とか言う手合いのものではありません。昨年の公式センチュリーランを走った時のメモだの地図だのといった類いのものです。それを引っ張り出して見かえしているところです。
 ロングライドの楽しみというのは、実は走っている時だけではなくて、こんなふうにその時のルートや風景を収めた写真などを見かえすことで、その時の記憶を呼び覚まして、「あの時はこうだったよなぁ~」って感慨に浸るという事ができるところにもあります。いわばグリコの「アーモンドキャラメル効果」(一粒で二度美味しい)というアレであります。
 僕の場合、一本のロングライドについて自分が精神的に余裕のある走りができたかどうかを測るバロメータがありまして、それは具体的な数値として把握できます。それは写真の枚数です。初めて参加した公式センチュリーランは「第18回日本列島横断センチュリーラン」でしたが、この時の写真枚数はわずかに11枚。これに対して二度目の「2007出雲路ワンデイラン160」では大会当日の分だけで50枚あります。どちらの大会もこころゆくまで楽しんだことに変わりはないのですが、初回の参加というのはやはり緊張していたということでしょうか。
 さて、今年もいくつものロングライドのイベントがアナウンスされることでしょう。その幾つに参加できるかはわかりませんが、今年は貪欲に走ってみたいものです。もちろん自分自身でコース設定して走る予定もあります。そしてそれら一つ一つについて、記録を収めた小冊子が一冊づつ出来上がっていくことでしょう。こうして生涯の宝物が少しづつ増えていくのです。これは楽しいです。