シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

イブニングラン

2009-11-30 00:57:52 | Weblog
 日暮れが早くなって、自転車通勤の帰り道はライトがなくては走れなくなりました。そんな晩秋の昨今ですが、この時期ならではの楽しみもまたあります。
 大阪城公園の周回コースを走ると、公園内の桜や椎の色づいた葉っぱが街灯に赤く浮かび上がっています。紅葉のトンネルを走りぬけているようでとても趣きがあります。こういう季節に「美しい」という感情を抱くのはヒトという生物に特有の反応なんだろうと思いますが、そういう精神作用を持っている生物であることに悦びを覚えますな。

 もう風も冷たくなってきているのですが、日の落ちた公園ではランニングのトレーニングに熱中する人たちの姿があります。半袖&半パンのいでたちをみると「寒くないのかなぁ」と思ったりもしますが、汗をかいて走っておられるのをみると寒くないのかもしれませんね。それは僕らがサイクルジャージを着て雨に打たれながら走っているのを他人様がみるのと同じ事なのかもしれません。

 同じ体を動かすにしても、自転車に乗っている僕らはこういう季節の風情を楽しみながら走るわけですが、ランニングやっている人はどうなんでしょう。短い距離で汗を流しながらもくもくと走っている彼らの目には、頭上を覆う黄色く色づいた葉っぱたちは果たして映り込んでいるのかどうか。

 OBPに入ると風に揺られて葉が落ちてきます。当たると結構痛いですね。まるで葉っぱの手裏剣のようであります(^^) 路上に落ち葉が積もって、それを木枯らしが巻き上げる冬の景色ももうすぐそこまで迫ってきているようです。
 そう言えば先日飛鳥をポタリングした時に、古墳の堀に鴨が浮かんでいました。いつの間にか冬の使者が訪れていたようです。そろそろローディーの皆さんは冬ごもりの準備をされるのかもしれませんね。いよいよ街はシクロクロスの独擅場になるのかもしれませんな(^^) シクロクロスミーティングも開幕しまして、そろそろウインターサイクルスポーツがたけなわを迎えます。冬場になると、川崎橋が凍結するんじゃないかとびくびくしていますが、それでも自転車通勤は続くんであります(^^)

サイクルモードで会いましょう!

2009-11-27 01:25:56 | Weblog
 年に一度の自転車見本市、CycleModeInternationalが巡って参りました(^○^)/ いよいよ明日開幕です。既にサイクルモードのパンフレットを手に入れられた方もおられると思いますが(サイクルスポーツ12月号のとじ込み付録になってるぞ)、大阪会場の6A号館にて「自転車百哩走大王」ブースを構えております(OSAKA会場マップの左下の下から二列め八重洲出版と背中合せの小さなブースです)。
 何をやっているかというと、ロングライドというお遊びの紹介です。まぁ、おしゃべりしているだけって事ですが、いろんなコースの情報なんぞ仕入れに来ていただけるとよろしいのではないかと思っております。
 逆にお話を聞かせていただけるのも大歓迎(^○^) 明日・明後日、ぜひ遊びに来てくださいね。

 個人的にはカーボンドグマに試乗してみたい気がする。カーボンがなんぼのもんやねん(--メ)

やっと(^○^)

2009-11-26 01:24:59 | Weblog
 11月19日、出張中の僕の携帯に電話が入りました。発注からほぼ一年。既に新型が発売されて完全受注生産に移行してしまったPinarello DOGMA FPX がようやくお店に届いたという連絡でした。
 ついについにやって参りましたよ。いよいよドクマに乗れる日がやってきました。待ち遠しかったです(^^) ところで待っている間に、世の中情勢がずいぶん変ってしまいまして、DOGMAには60.1なんて言うカーボンモデルがエントリーされるし(これまでのマテリアルと区別してカーボンドグマと呼ぶ事にします)、2010年モデルからDOGMA FPXは受注生産だって言うし・・・、その一方で円高が進んでなんとDOGMA FPXのフレーム価格が10万円以上値下がりした上に、MavicのR-Sysにも上位モデルが出て来て値段が下がるしということで、当初の予定からかなりの価格変更があった模様です。
 「代金はもう全額支払ってもらっているのでどうします」って意向を聞いてもらえたので、パーツを上位グレードに変更してもらえるか検討してもらいました(^^) 結果、アルテグラで組む予定だったところをデュラエースに変更してもらえました。
 近日中にカラムカットのための計測に行ってきます。フライングカーペットの乗り心地は、CycleModeの試乗コースでしか経験したことがありません。やはり100㌔は乗ってみないと真価を語るわけにはいかないと思います。そのうえで乗り心地をレポートしたいと思います。
 なにせ60回払いのローンを組んでまで手に入れたイタリアの宝石、じっくりと30年かけて味わいつくすつもりです。

Brompton。旅先での出会い

2009-11-25 01:23:27 | Weblog
 先日、飛鳥に行った時のこと。ちょうど亀石の前で休憩して、さあ出かけようとした時にBromptonが停めてあるのに気づきました。
 BromptonといえばMoultonやDAHON、RM等と並んでフォールディングバイクの有名ブランドです。同行した友人に、「これ、Bromptonだ!」って言ったら、その持ち主が近くにおられまして「ご存じですか?」って声をかけていただきました。
 「はい、すごく小さくなるんですよねぇ、これ」って言ったら、「畳んでみせましょうか」って、フォールディングの実演をして頂いてしまいました(^^)
 うっほ~い。ちっちゃくなるぅ~(゜o゜) 友人もびっくりしておりましたですよ。作りもしっかりしていてさすがにイギリス製でありますな。
 たーぼう(次郎)さんにもコメントして頂きましたが、こういう気軽な旅には小径車っていうのは最高のお供かもしれません(^^) 電車や汽車に乗って、車窓の風景に惹かれたら次の駅で下りて走ってみる。こういうのも楽しい旅だろうと思います。ん~、なんとなくそういう旅がしたくなってきたなぁ。

奈良民医連ピーチャリに参加してきました。

2009-11-24 02:23:07 | サイクラー九条の会
 11月23日(祝)、奈良民医連のピーチャリ行動に越境参加してきました(^^)
 朝8時過ぎの電車に乗りまして、大和高田駅に9時過ぎにつきました。ここでA氏と合流しましてバイクを組み立てて時間待ち。ミスドで補給します。奈良民医連の皆さんと一緒になりまして、駅前で宣伝と署名集めをしてから出発です。
 コースは高田川沿いを走る気持ちの良いコースで、郡山飛鳥自転車道の名称が記されていました。奈良民医連に加盟する病院や診療所を結びながら、郡山・西大寺・平城宮跡と走り継ぐのですが、何しろ奈良の皆さんはママチャリで参加されている方がほとんど。なので速度が全然合いませんことよ(;^^) おかげでポラール君が臍を曲げてしまいまして、突然計測を放棄してしまいました。あらあら。主催者的にも想定していた平均速度には達しなかったようで、結局途中の予定を端折ったりして最終目的地への時間調整に追われておられたようです。それでも平和憲法や核兵器廃絶の訴えをしながら、のんびり秋の大和路を堪能させていただきました。奈良民医連の皆さん、ありがとうございました。

 最終行動地点は近鉄奈良駅前なのですが、僕は平城宮跡でお別れしてそのまま大阪へ自走で帰る事にしました。平城宮跡から大阪へは38㌔、清滝峠の上りを考慮しても順調にいけば2時間で帰れるはずです。15時40分ごろの出発ですから日のあるうちに清滝峠の下りをこなせると読んでの事だったのですが・・・(ーー;) やはり思ったとおりに運ばないのが現実というものなのですねぇ。R163は大渋滞です。いえ別にそれで遅くなったわけではありません。本日のドライバーさん達は皆さん軽車両のために道路の左側端を空けてくださっておりまして、おかげで皆さんを尻目にすいすい進むことができたのであります。最終の平均速度は21㌔を越えておりました。いえ、問題はそこじゃなかったんです。
 問題は清滝峠の頂上付近で発生しました。昨夜の雨で路面が濡れていたのも災いしたのでしょうが、ガラスビンの破片らしきものが散乱している場所がありまして、対向車が下りてきたので回避する事も叶わず、まんま突っ込んでしまったのであります。「あ゛~」って思いましたです。とりあえず頂上の三叉路まで登って信号待ちで安否確認。前輪は何とかよろしいようです。後輪もそうあってほしいとの願いもむなしく、漕ぎ出しが異様に粘っこい感じが・・・。あ~あ、パンクだぁ(・・;) 2回目だわ。PRO3Raceっていうタイヤはパンクしやすいんでしょうか。ミシュランの製品だけど、ミシュランには載らないのかなぁ。「パンクしやすいタイヤ、ワースト・テン」とかあれば載せてやるんだ。ユッチソン(ハッチソン)のスリックタイヤじゃこんなことなかったぞ~(~_~) タイヤ、交換しなくちゃだめだろうかねぇ(ーー;)

 パンクの修理をしていると、少し先に男性ローディーが停車されました。様子でも聞いてくれるのかなぁと思っていると、遅れてきた男性が追いつくと何も言わずにリスタートして行く(・・;) あの二人、確か清滝峠に入る手前の道を左折して行った人たちだ。清滝に登る別の道があるのかなぁ。しっかし、PRO3Raceってタイヤはなかなか外れないよ。なんとか外してチューブを替えまして、今度は戻すぞっと、これまた固い~(゜o゜) 苦戦しております横を、今度はご夫婦らしいベアのジャージを着たローディーが、これまた何にも声をかけずに通り過ぎて行かれます・・・(・・;) いいんだけどさぁ、みんなちょっと冷たくないかい?せめて「大丈夫ですか」とか言ってくれたらいいのに。そりゃ手助けとか要らないけど、気遣いって言うのは嬉しいもんじゃん!
 さんざっぱら苦労しまして、タイヤレバーまで使ってタイヤをはめ込んで、使いかけのガスボンベを使って一定膨らませてからハイプレッシャーのインフレーターで空気注入も終了(^^) やっとリスタートできるぜい!と思ったら時間かかり過ぎて日没。残照の中を主・補2灯のライトで下って行きます。久々の大阪側への下りだぁ。とはいえもう暗いので最高速度は63.3㌔。もうちょっと明るかったらもう少し大胆に攻められたかもしれないのにねぇ(~_~)
 
 下界に下りてくるとまたまた乱暴なドライバーとか迂闊な同乗者達とのサバイバルゲームが始まります。停車していきなり運転席のドアをあける馬鹿野郎とか、後方確認をせずに助手席から下りて来ようとする身勝手女とか、世の中恐ろしい人種が沢山いるので注意しましょう。
 そんなこんなで帰り着いたのは17時45分。パンク修理に30分程度かかっちゃったって事ですかい?