シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

雨の楽しみ方(^^)

2009-05-29 08:30:46 | Weblog
 自転車通勤を始めますと、当然晴れた日ばかりじゃありません。雨の日もあるわけ。でもね、冬場の雨はともかく夏場の雨ってばそう捨てたもんじゃありませんのですよ。そこで雨の楽しみ方を少し。
 なんといっても基本は、いかに濡れてもいいようなスタイルにしておくかということです。ようは夏の雨は気温・水温が高いので、体を濡らしてもそうそう体力が奪われるという事は無いのです。特に通勤ライドは限られた時間なのでなおのこと。むしろ問題はどこまで濡らしてもいいかということです。当然仕事で一日事務所にいるのなら濡れたままでは風邪を引いてしまいます。だから例えばスラックスとカッターシャツは濡らしてはいけないけど他はいいよと言ったような許容範囲があるわけ。そこで雨用のスラックスを上からはく、カッターシャツは腕まくりして前腕なら濡れてもいいようにしておく。どうしてもポンチョだと前腕は出ちゃいますからね。そのかわりポンチョだと荷物ごとカバーできるので大事な書類の入った鞄なんかは濡らさなくてすむわけです。足許の問題はありますが、もし職場に上ばきがあるならなんとかなるっしょ(^^)
 そんな格好で走っていると、結構ほてった体を前腕にかかる雨が冷やしてくれたりとか案外気持ちよく走れるもんです。あと僕の場合は頭を丸刈りにしているので、ヘルメットのエアホールから侵入して髪の毛が濡れても大丈夫です。タオルで拭けばすぐ乾くんですよね。髪の毛の長い人はキャップをかぶるなり、ポンチョのフードを使うなりして濡れないようにしなくちゃいけませんよ。結構濡れた髪から風邪を引いてしまうもんです。
 という訳で、雨の日の楽しみ方でした(^^)

 さて次の日曜日はいよいよ日本列島横断センチュリーランですよぉ~。ご一緒できる方はよろしくお願いしま~す。

DOGMAの若奥さん(^^)

2009-05-28 08:27:38 | Weblog
 日曜日。お買い物の続きです。実は梅丹CCというのを試してみたいのであります。ほら、雑誌で宣伝してるじゃないですか。本当長らく待たされたあの梅丹CC、一体どんなもんなんでしょうか? ViaCyclesVillageで扱ってくれてればよかったのですが、梅丹さんは代理店がないようで、直接取引になってしまうそうです。それだと口座開設も面倒だよなぁ~。たった一つの商品のために手数料やらなんやら払うというのは確かに不効率ですな。ここは納得しなくちゃなりません。だとすると梅丹からの通販しかないか?と思っていたのですが、もしかするとあのお店なら扱ってるかも知れないなぁ・・・。という訳でシルベストサイクルに梅丹CCを買いに行ったのであります。案の定ありました。但しシルベストさんには珍しい定価販売。1本315円なりをとりあえず3本購入してみました。ちょうどバームが切れている事だし来週の列島横断センチュリーランで投入してみようかと思っているのですが、どんなもんでしょうか。飲み慣れないものを飲んでお腹壊すのもいやだけどなぁ~。

 ところで、お買い物を終えてお店の外に出るとDOGMAのお嬢さんを見かけました。印象的なオンダのフォークに特徴的なカラーリング、そしてシートチューブに描かれたDOGMAのロゴ。どうしたって目がいきますよね。え、僕だけですか?それからそれを持って立っている持ち主に目が行ったのであります。はっきり言って美人のお嬢さんであります。なんで持って立っているのかというと、よく見ると後輪が無いです。どうやら後輪のトラブルでシルベストさんに立寄られているらしいです。しかしですね、残っている前輪はボーラウルトラでありますよ。DOGMAってだけでそれなりのお値段な筈なんですが、こうなるとそのプライスは推して知るべしという奴であります(;^^) で、一つ引っかかったのはそのフレームがスローピングなのであります。僕はそこに違和感を覚えたのでありますが、お話を聞いてみますとなんと特注フレームらしいW(゜o゜)W なんという事でしょうか!そこまでできるか普通!
 で気を取り直して乗り心地を訊いてみると「前に乗っていたプリンスカーボンに比べるとちょっと固いです。」と仰しゃいました。僕はこの言葉に止どめを刺されましたね。この世にピナレロのフラッグシップを二つとも持っている方がおられるとは想像だにしませんでしたなぁ(;^^) ただただビックリでありますよ。イタリアの宝石を独り占めってか?
 そうこうしているうちに、後輪をお店に持ちこんでいたご主人が出て来られたので僕の誤解が判明。そう、こちらの美女はお嬢さんではなく若奥さんであるとわかったのであります。そうだろそうだろ。いくらなんでも若い美女が自分だけで自転車にのめり込んでいるとは思えないもんねぇ。ちなみにDOGMAの納期にどれくらいかかったか訊いてみましたところ、6ヶ月とのことでした。但しバカンスをはさんでしまうととんでもなく長くなるということでありまして、去年の12月に頼んだんだけどというと、なら夏には間に合うんじゃありませんかとのお返事でした。経験者がいうのなら間違いはないでしょうね。
 で肝心の自転車楽しんでますかというお話しなんですが、「お休みの日だけ」って事だったので、5月31日の列島横断センチュリーランにお誘いしておきました。ぜひご夫婦で参加してみてくださいねって。ただねぇ、このお二人どこかで見たように思うんだなぁ。気のせいかしらん?

日曜日のお買い物

2009-05-27 09:09:52 | Weblog
 日曜日。今日はサイクリングはお休みです。土曜日に奈良・木津川を走った時にどうにもリアディレイラーの調子がよろしくないようなので、ViaCyclesVillageに持って行って点検してもらう事にしました。何といっても来週の日曜日は列島横断センチュリーランなので、不安要素は取り除いておきたいところです。
 さすがにプロの手にかかると調整はばっちりですね。ところがどうもタイヤがいけません。考えてみればもう購入してから3年たっておりますが、タイヤの交換をしたことがありません。結構繊維も見えて来ていますし、これはそろそろ交換した方がいいのではという話になりまして、この際だからタイヤを交換しました(^^) 前はユッチソン(ハッチソンっていうのが正しい?)のトップスピードというタイヤで、ショップのスタッフによると「なかなかいいタイヤ」なんだそうです。そっかぁ~そんないいタイヤ履かせてもらってたんだ。で今回のタイヤはミシュランです。え~と、プロ3レースというらしい。ちょっとお高いタイヤです。スタッフのお奨めのタイヤで、「乗り心地でもグリップ力の高さでも今一番いいんじゃないですか」ということでした。あそこのスタッフのお奨めは外れたことがないので、僕は全幅の信頼をおいております。なのでそれにする事にしました。予定外の出費でしたけど確かに乗り心地は良いです。タイヤがいいとフレームがいいんだかタイヤのせいなんだか判りませんね(^O^) そこは乗り手の問題なので困ったもんです。 それにしても踏み出しの軽さもスピードの乗りもかなりよろしゅうございますですよ。これなら来週のセンチュリーランも安心して走ることができます。後の問題は僕の脚力の衰えというか、むしろ問題は体重の増加ですね(ーー;) この月の始め頃までは63㌔だったのに、只今65㌔です。この2㌔はかなりの負担が予測されます。今週中に元に戻せるかどうかが問題ですねぇ。


奈良・木津川CR その2

2009-05-26 08:36:42 | Weblog
【木津川CR、逆風の中を走る】
 さていよいよ本日のメインイベント、木津川CRですよ~。きっとローディーがいっぱい繰り出しているはずです。ワクワクしながらルートイン。ところが、向かい風キツっ!こりゃ大変だ。御幸橋まで23㌔、僕の脚力だとこの風の中16時過ぎかなぁ。もしかすると16時30分になっちゃうかも。そうすると淀川下りでまた向かい風だろうし、日没に間に合うかどうか不安です。何といっても今日はライトを持って来ていません(・o・)
 とりあえず楽しんじゃえ!という訳で走り始めます。予想に反して木津川CRにはローディーが少ないのかなぁ。そう思い始めたのは走り始めて30分くらいしてからです。対向して来るローディーは結構おられるのですが、いつもなら僕をシャーッて抜いて行かれるローディーが皆無なのであります。時間が時間だからもう御幸橋方面に向かう人たちはいないのかなぁ。そんなことを思いながら走っていると、前方にMTBやクロスバイクの方が時折走っておられます。「こんにちは~」って声をかけながら抜いて行きます。対向する人には手をあげてご挨拶できても、後ろから抜いて行く時は手でご挨拶ってできませんもんね(^^)
 それにしてもなんて強い向かい風だ!僕は「エアロポジションは苦しくなるから嫌い」という単純な男なので、普通の前傾姿勢で走ります。やっぱり風の影響で速力が上がりません。24㌔前後で走っております。なんか変なところの筋肉を使っているんじゃないかとちょっと心配ですが、それでもこの速度で走らないと予定時刻には間に合わないので仕方がありません。

【木津川CRで改造マウンテンバイクの青年に逢う】
 ルートを走っていると前方に何やらトラブルの匂いがしております。青年バイカーが一人、どうやら立ち往生しておりますですよ。
 「トラブル?」って声をかけて停車します。聞けば自作のバイクの試験走行中、フロントディレイラーの位置が落ちてしまって、チェーンリングに干渉して走行不可能になってしまったようです。試験走行中に工具を持たずにトラブルというのは「迂闊」を絵にしたような光景ではありますが、自転車乗りとしては見捨てておくわけにはいきませんね。サドルバックからツールを出しまして使ってもらいました。
 しかし彼のバイクは実にユニークなバイクですよ。どう見てもロードバイクじゃありません。彼が解説してくれました。実はフレームは今では珍しいハードテイルのMTBで、かなり古い物なんだそうです。それにシマノの105を組みつけて、しかもダブルレバーで操作するようにしてあります。もともとMTBにはダブルレバーを組みつけるなんてことはしないので、そこはショップに頼んで組み付け台座を溶接してもらったとのこと。しかもロードの場合フロントディレイラーを操作するワイヤーはBBの下を通るようになっていますが、MTBではトップチューブ経由で下がって来るのが標準仕様。なのでこの問題を解決するために、彼は滑車を取り付けて上から下がって来るワイヤーを一旦ディレイラーの位置よりも下に持って来て、そこから上に戻すというこった機構を開発しておりました。「青年!アンタ好きだねぇ~」(^O^) またハンドルは敢えてブルホーンバーにしてありました。何よりも頑丈なロードを作りたかったらしいです。「これは特許もんかも知れんなぁ」って感心しましたですよ。
 無事修理も終って、彼はもう少し試走してから流れ橋近くの自宅に帰るということなので「気をつけてね」と別れました。自分で工夫したバイクで走れるのって楽しいんでしょうねぇ~。
 さて彼の修理につきあっている間に、結構沢山のローディーやローディーのグループが僕を追い越して行かれました。ってことはぁ、向かい風のせいで皆さんいつもの速度が出てなかったというわけですね。だから僕は追い越されなかったんですなぁ。いやいや、やっぱり今日みたいな日にローディーが走って無いわけないもんねぇ(^^) 
 再び風に向かって走りだしまして、八幡の流れ橋で休憩。先程買ったゼリーを食しておりますと、改造MTBの青年が戻って来ました。手を振ってご挨拶です。彼はそのまま流れ橋を渡って行きました。
 さて、補給もしたので御幸橋までもう一頑張りしましょう。

【八幡の駅前で泡物を飲む】
 高速道路がかすかにみえて来ると、木津川CRの旅も終わりが近いです。この後は淀川を下って帰るのみ。でもその前に補給しておきたいです。この前見つけた京阪八幡駅前のコンビニで補給する事にしました。八幡駅前着は16時13分。ほぼ予定通りの到着です。ここでの補給も実は淀川CR途中での補給に備えたもの。でもやっぱりコーラに目が行ってしまう。ええいっ飲んじゃえ!という訳で本日二つめの泡物を飲みます。何だか知らないけど欲しくなっちゃうんですよね、コーラ。
 お店にはなん組かのローディーも集まって来られてまして、その内の先客さんとお話をしました。枚方から今日は嵐山を走って来られたそうです。「嵐山は人がいっぱいでしょう」と聞くと、そうでもなかったとの事。やっぱりインフルエンザの影響でしょうかねぇと。おおっ、お宅も泡物を飲んでらっしゃるのですね。しかも麦系・・・。やっぱり泡物はいいですよねぇ~。でも十分お気をつけてお帰りください。今日はゆっくり眠れそうですもんね。

【淀川CRでご近所さんライダーに逢う】
 相変わらず淀川は向かい風です。いつもこの時間帯はそうですねぇ。ただこのルートはわずかに道が下っております。 0.5%ほどですが、この下りは結構大きな味方になってくれます。なので向かい風の中でもかなり速度は上げられるのです。以前はそれを知らなくて自分の脚が無茶苦茶強くなったような錯覚に陥っていたものですが(ーー;)
 牧野橋の入り口で淀川に向かうのですが、きっと草丈がすごく伸びているだろうし、輪留めも面倒くさいのでそのまま関西医大前に向かう事にしました。あ、だったらさっきわざわざゼリーを買う必要もなかったか(ーー;) とは言いつつも、国道は快調に進めます。CRよりも速いかもしれません。
 関西医大枚方病院前から淀川CRにルートインします。ここの円ベンチもいつもの休憩箇所です。ここにも数組のローディーが休憩中。「こんにちは」と声をかけてご挨拶。その内の一組の方とお話しさせてもらいました。こちらのお二人はここで合流して奈良方面平城宮跡を回って来られたのだそうです。あ、僕と同じ。違うのは行きも帰りも山越え無しのルートを使われたそうで、行きは木津川CRで、帰りは山よりのルートなんでしょうか、なるべく平坦な道を通ってという事で、終始追い風で走れたと仰しゃってました。う~なんと楽しいルートを(^^) 僕なんか今日は終始向かい風だったのにぃ~。
 聞けばこのお二人はたまたま知り合って一緒に走っておられると言うことでしたが、ロングライド系の僕とは随分お話があいました。なんとお住まいが僕のすぐお近くという事がわかりましたので、名刺をお渡ししてまたご一緒しましょうとお約束しました。こういう出会いもあるんですね~。お二人が先発された後、おトイレ休憩も済ませて17時20分、淀川下りの再開です。
 本日はなるべく河川敷を通るように走ります。まだ日が明るいので何とか日のあるうちに帰れるでしょうか。目標は18時30分です。ここに来て少し右膝が痛くなって来ました。どうやら変な筋肉を使ってしまったようです。膝を水で濡らしながら走ります。さすがに冷却効果は抜群。少しづつですが痛みが消えて行きます。
 いくつもの橋が重なるようにみえて来ました。ここからは橋が多いです。新淀川橋・鳥飼仁和寺大橋・鳥飼大橋・豊里大橋・菅原城北大橋・赤川鉄橋とくぐればすぐに毛馬閘門です。ここからは北大阪周遊自転車道に乗りまして大川端を走ります。最後の輪留めを抜けて再びクリートでの走行を開始します。

【京橋付近、DE・ROSA TEAMの青年に逢う】
 大川端に出ると風が凪いでいました。こうなると快調に走れるはずですが、大川端は人通りが多いので全力で走るというわけにも行きません。25㌔未満のペースで走ります。ようやく1号線の橋が見えて来ました。ここで自転車道と分れてR1に乗ります。もうあと少しで京橋というところで後ろからデローザに乗った若者が追いついて来ました。
 「いいバイクに乗ってんなぁ、注目度高いやろ」と声をかけると嬉しそうに笑っておりました。この若者も奈良公園で見たお嬢さんたちと同じで、スポーツというよりはファッションとして生活の中にロードを取り入れているようです。
 「勿体ないから、少し遠出できるようにもなろうと思っています」
 うん、頑張れ青年!

 という訳で、18時15分自宅に到着です。明るいうちに帰れてよかったです。

奈良・木津川CR その1

2009-05-25 08:39:27 | Weblog
 土曜日(23日)、奈良・木津川CRを走って来ました(^^)
 本当なら今月2度目の帰省の筈なのですが、何しろ大阪は新型インフルエンザの感染地域ですから、万一未発生地域にウイルスを持ち込んでしまうと大変だということで、帰省自粛であります。奈良・木津川CRはその代わりという訳です。「奈良に持ち込んでいいのか?!」という問題はありますが、滞留しませんから万一僕がキャリアであっても大丈夫です。奈良の皆さんはご安心ください。
 さて、当日は10時30分に家を一旦は出ました。一旦は出て花博公園前のコンビニで朝ご飯を仕入れてむしゃむしゃ。んで思い出しました。「あ、家の鍵かけてないわ」。急ぎとって返しまして玄関のドアを施錠いたします。う~ん、危ないとこだった。でも盗られる物は何もなかったりして・・・(;^^)。

 さて、気を取り直して再び奈良へと向かいます。正直言って須磨にするか奈良にするか迷っておりました。どっちも100㌔くらいだしね。そもそも今日走りたかったのは来週の列島横断センチュリーランのためのトレーニングというか体馴らしというのか、そのために走っておきたかったので、ルート的にはどっちでもよかったんですよね~。でも木津川のCRも久しぶりに走っておきたかったので、結局こっちにしたのであります。従って今日のお供はCAAD8。
 振り出しに戻って走り始めたのが11時15分くらいでした。正直言ってお昼前(;^^) まぁ100㌔だしいいかぁ。 R163は少々混み合っております。なんでかなぁ。清滝峠の麓には12時11分、とっかかりの16%の坂はさすがにコンパクトで登りますが、以後はアウター・ローで登ります。時速は10㌔前後(^^) こんな坂でも20㌔近くの速度で登る人がいるんだからねぇ~。とても同じ人間とは思えないです。
 いつもなら気持ちの良いダウンヒルを楽しむところなんですが、やっぱり交通量が多いままです。坂道のそれも下りで渋滞されると楽しむどころじゃありません。気を使うったらありゃしない(x_x) 路面の温度も上がってますよぉ。なんと30度だって(・o・)

【あまりの暑さにアイスを食す】
 川尻の交差点を南に折れまして、郡山街道の平城朱雀の住宅地にかかる手前にサンクスがあります。いつもこのルートでの補給地点にしているお店でありますが、あまりの暑さに冷たい物が欲しくなりました。んで買ったのがICE-GUY「杏仁豆腐味」。どんなもんやねん?と思いましたが、案外あっさりしていて美味しい。これは病みつきになるかも(^^) お店の前で食べて行こうっと。腰を落としてアイスを食べていると、そばに猫がやって来ました。目の色が灰色がかった水色という不思議な猫です。日なたぼっこかと思いきや、どうやら涼しいところがお気に入りのようで、日陰の風通しのいいところで体を伸び伸びさせてリラックスしております。猫に気を取られていたら目の前の道をローディーが一人走り抜けて行かれました。ご挨拶頂いたのに、お返事が遅れてしまって申し訳なかったです。
 歌姫の集落を通り抜けまして、みやと通りを走り抜けます。平城宮跡には黄色い花が咲いております。ガマの穂なんでしょうかススキの穂なんでしょうか、白くてふわふわの花も咲いております。古の人々もこんな花を眺めていたんでしょうか。
 今日は人ごみには近づかないという方針なので、朱雀門には立寄りません。そのまま県道1号を東に向かいまして、道なりにR360に乗ります。しかしみやと通りの出口はいつも混むんだよなぁ(ーー;)

【奈良公園の前でロードに乗った若い女性グループを見かける】
 R360はいわば奈良のメインストリートですな。奈良市役所・近鉄奈良駅・奈良県庁と主要施設は全てこの道沿いにあります。いつもなら油坂の交差点で南下して猿沢池のコンビニで補給なんですが、人ごみは避ける方針なので今回はそのまま奈良公園から北に向かうのであります。
 奈良公園は観光客も多いのですが、今日はロードに乗ったお嬢さんたちがグループで走っておられましたよ。スポーツしてるって感じではなくて、いかにも都会の遊びのファッションとしてロードバイクを楽しんでいるっていう感じです。『自転車生活』あたりから抜け出して来たようなお嬢さんたちでした。なるほど、若い女性にはこういう感じで受け入れられているのかと、ちょっと感心&納得してしまいました。
 奈良公園から北上しまして木津に向かいますが、この交差点は定時「左折可」なんですね。後ろからローディーが僕を追い越して曲がって行かれたのでようやくそれに気がつきました(^^) あちらさんの巡航速度は30㌔ぐらいですかねぇ。追っかけては見たのですが徐々に差が開いて行きまして、般若寺の坂道で完全に振り切られてしまいました。
 奈良街道を北上しまして木津奈良道の交差点に出ます。僕はそのまま木津市街地に入って行きます。車通りを避けたかったのと、落ち着いた佇まいの町並みを楽しみたかったからなんですが、一つだけ問題点が。このルートにはコンビニが無い。

【木津川のコンビニで茨木からのご夫婦ライダーに逢う】
 木津本町で右折しまして、直進すると木津駅前に出ます。駅前ならコンビニがあるだろうと思っていたのですが、甘かった。なんとJR木津駅の駅前にはコンビニではなくお薬屋さんがいっぱい。どうやら山城病院の処方せんを引き受ける薬局が場所取り合戦したあげく、コンビニが入る余地が無くなった模様です。山城病院の前には発熱外来のテントが設置されておりまして、お医者さんが診察中。こういうところが目につくのは職業病でしょうか(^^)
 いや、でも今の問題はコンビニを探す事です。幸いR24を少し奈良方面に走ったところでセブンイレブンを発見。補給する事にしました。厳密に言うとここで補給する必要は無いのです。時間は14時30分。さっき補給したのが13時15分なのでまだエネルギーは枯渇してはいないはず。むしろ問題は、今から乗り入れる木津川CRで御幸橋までの20㌔あまりの道中に補給施設が全くないのであります。途中八幡の流れ橋辺りで一息入れたい所なのでそこで食するためにウィダーインゼリーを持っておきたかったわけであります。んで、お店に入ると涼しい(^^) 改めて外の気温がとっても高かった事に気づかされました。途端に渇きを覚えてしまい、ついつい買ってしまいましたコカ・コーラ(^O^) なんででしょうね。どうもこういう物が欲しくなってしまいます。
 お店の外でコーラを飲んでいると、ご夫婦のサイクリストが到着されました。「暑いですねぇ~」とご挨拶。お話しを伺うと、茨木から回って来られてR163を通って戻られる途中なんだそうです。暑いからお互い気をつけて走りましょうとご挨拶してわかれました。