シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

図上演習再び

2007-05-31 22:26:24 | Weblog
 5月も今日でお終いです。ということは、センチュリーランまで後3日ということです。いよいよ近づいて来ました(;^^)。まぁ、遠ざかるわけはないんですけどね。で、本日の僕は何をしているかといいますと、再び図上演習をやっております。デジタルマップルにはおもしろい機能がついておりまして、プランニングで時速を設定してやると各ポイントの到達時間が表示されます。もちろん自転車は自動車と違って同じ速度を維持して走れるわけではないですから、あくまで参考値。峠道も平坦路も含めての平均速度を設定してやれば各ポイントの通過時間が示されるわけです。そのうえで地形図と見比べながら、登りのポイントは遅めに、下りや平坦路のポイントを早めに設定してやるとだいたいのペース配分が決められるだろうというわけ。
 で、今日やっているのはその作業をもう一度練り直しておるわけでございますよ。なにせあのはらがたわトンネルの峠道がかなり強く印象に残っておりますので。その結果平均時速は16㌔に設定し直しました。これだと宮津到着時刻は9時間43分後となります。お昼休憩を40分、1時間に5分の休憩を考えても総所用時間は約10時間30分でなんとか足きりにあわずに済みそう(^^)
 川西から森上の11.7㌔と森上からはらがたわの8.3㌔に全てが集約されそうな気配が濃厚ってことは変わりません。ここの時速を平均8㌔と設定すると、ここだけで2時間ちょっと取られることになります。ここの約1時間のタイムロスをどこかでカバーしなくてはなりません。登り前の川西までは控えめに20㌔で走るとすると余りカバーにはならないですね。でもここでムリに脚を回すことは避けたいもの。すると藤坂を越えたあたりからピッチを上げて福知山から由良川沿いの平坦路でリカバーか。またまた末脚勝負のツーリングになりそうです。

 本日のお買い物はH2水。お店に頼んで三本取り寄せてもらいました。薄手のウインドブレーカーも欲しいかな?

BGM小作戦

2007-05-30 21:02:13 | Weblog
 本日は、たまたまお休み。日曜日の準備に使うつもりでした。その一つはBGM大作戦。F誌で紹介されたサウンドウォークもどきを自分で作ってみようと以前から材料を揃えておりましたが、いよいよ組み上げてみようというわけ。久々に半田ごてを取り出して電子工作であります。う~、何年ぶりだろうねぇ~(^^)。だいぶ細かい細工が苦手になって来たなぁ~。遠視が進んでしまったようですね~(ーー;) おっと、半田がはねたぁっ!あっちちち~、であります。
 それでもって出来たのがこの作品・・・。いかにも「ぶこつ」ですなぁ。で肝心の音はというと、かろうじて聞こえる程度。こりゃあかん。電源を3Vから急遽9Vに変更。おっ、聞こえる、聞こえる。聞こえるけど、なんか左右で大きさが違うような・・・(ーー;)
 しかし、これを積み込んで160㌔走るのかねぇ・・・。これじゃ大作戦とは言えんなぁ。とりあえず小作戦としておこう。素人細工するより完成品を買った方が安くつくという見本のようなお話しでした。
 
 それ以外の準備では持ってく荷物のリストアップとパッキング。輪行袋とペダルレンチは外せない。申込書には雨具もってこいって書いてある。「トンネル通るから前照灯は必須です」か、フムフム。パンクなんかの修理キットは当然として、何でお弁当って書いてあるんだろう?これはパス。あとJCAの会員証・・・って、まだ届いてないぞ!地図は?、地図。この前聞いたら準備してくれるって言ってたけど、念の為に持って行った方がいいのかな。あとは補給だね。これはすでにパッキングした。アクエリアス・リアルプロにヴァーム、クエン酸にH2水と粉末緑茶ね。あとプロテイン。着替えもいるぞ。薄手のパンツが欲しいなぁ。これから買い物にいきます。
 あと4日。迫って来ました。正直言ってどきどきしてます(^^;)。

 ps.その後、3度にわたるオーバーホールで、サウンドウォークもどきはようやく普通に機能し始めました(;^^)

ポラール君無情。

2007-05-29 23:07:01 | Weblog
 全国でポラールをお使いの皆さん。僕のポラール君はときどき無情な仕打ちをします。みなさんもそんな経験ありますか?
 それは土曜日のことでした。はらがたわトンネルに向けて、僕は一生懸命ペダルを回してました。え~え~、ダンシングなんてしませんでしたよ、確かに。でもシッティングで一生懸命回してたの、ペダル!それをうちのポラール君は全く、完璧に、「無視」してくれたんです。さっきまでオーバーワークだよってピーピー鳴っていたのが急に静かになったので、どうしたのかなぁ~と思ってポラール君を覗くと、なんとスピード0.0、おまけに「pause」の文字が!
 とまってねぇ~よっ!こんなに一生懸命に漕いでるじゃない!遅いけど・・・時速も4㌔以下に落ちると、どうやら進んでいるとは看做してくれないうちのポラール君。確かに歩いた方が速いような速度ではありますが・・・、それでも進んでるんだって!ちょびっとペダルを踏みこんでやると速度表示もでて、心拍の監視も始まるのですが・・・。何度と無く繰り返すポラール君との「走行認定」闘争。いつかポラール君に文句をつけられない速度でこの峠を登ってやるんだ!

試走の帰り道

2007-05-28 22:46:35 | Weblog
 26日の土曜日は試走。で27日はどうしたのかというお話しであります。
 一応輪行袋と着替類を持って行ってたんですよ。つまり背負う荷物も当日と同じということで。試走の当日は山の上の方が曇っていたので、もって来たポンチョが必要かなと思ったら黄砂だったという落ちもつきました。
 ですが、お天気もよかったし輪行で帰るのはもったいない。そんな訳で走って帰ることにしました。もっとも昨日の今日であのはらがたわトンネルを越える意欲は無く、R176経由で帰ることに。以前このルートで篠山に帰省したことがあるので道は覚えてますし、なにより大阪まで下り基調だというのが嬉しい。楽して帰れるもんならそうしましょ。(写真は天王峠の遠望です)
 というわけで、27日もサイクリングであります(^^)。
 13時に実家をでまして、快調にペダリング。路面の状況もよろしくて、CAAD8はすいすいと前へ進みます。ポラール君にフッと目をやるとAVG27.5㌔のすてきな表示が。勾配も-0.5程度で推移。そりゃ、くるくる回せェ~!てなもんであります。山から吹き降ろしてくる風も爽やか、揺れる木々の風鳴りもすてきなBGMであります。
 小さな峠で初老のロードレーサーに追いつきました。一挙に抜こうかとも思ったのですが、後ろから車が来ているので並進できないし、後をついて登ることに。車が切れたところで「こんにちは~」って一声かけて抜き去りました。すぐに下り。思いっきりペダル踏んでみます。44㌔オーバー。置き去りにしたはずですね。前方にミニストップCV発見。補給のために立ち寄ることにしました。左折の手信号を出して・・・って、びっくり。さっきのローディーに危うくウエスタンラリアート。ちょっと、おじさん左側抜くなんてルール違反じゃないの?って後で思ったけど、その時言葉に出したのは「あっ、すみません」って言葉でした。そのまんま左を抜いてもらってミニストップに立ち寄る僕、先行する黄色のロードバイク。補給後、後を追っかけてみましたけど結局追いつけませんでした。う~ん、おじいちゃん速いねぇ~。
 赤坂峠はちょっくら登りです、最後のほうはやっぱりコンパクト。下りは楽ち~ん。でもね、ルイガノ君みたいに速度はでないんだなぁ。これはやっぱり重量の問題だろうか。シクロバイクは自重10㌔越えてます。MaxSpeedは53.4㌔どまり。あの坂ならルイガノ君は60はでるぞ。そうそう、それで思い出したけど、CAAD8で走ってると、結構横風でハンドルを取られそうになる。だけじゃなくて、車のスリップストリームに引き込まれそうにもなる。トラックなんかすごいよねぇ、追い抜かれる時には左斜め前に押し出されそうになるし、追い抜かれた直後はフッと吸い込まれそうになるもんね。シクロだと風圧を感じるくらいでハンドルもってかれたりしないよ。
 赤坂峠のカーブでは前の車にぴったりくっついて走行。カーブでは抜かせないのだ(別に車線の真ん中走ってるわけじゃないので、念のため)。で、宝塚に到着したのは15時。駅前のハートインで補給です。ここに来て遊び心がむくむく。武庫川のCLを走って帰りたい!で、走りました。やっぱこのCLはいいです。なんといっても車止めが無い。
 R2までノンストップ。R2に乗ったらいつもの高速コースです。なんか脚が良く回るのです。西淀川区の歌島交差点で16時9分。さらに十三まで進み、十三大橋を渡ってViacyclesVillageの前を通り、自宅へ帰ったのは16時50分ごろです。

 記録:走行距離77.8㌔。平均速度24.1km毎時。実乗車時間3時間14分。平均ケイデンス72回転。う~ん、今回はローディーしたぞって感じです(^^)。

試走

2007-05-27 21:30:13 | Weblog
 週末の土曜日は好天に恵まれました。というわけでお昼過ぎ12時20分、6月3日の想定コースを篠山に向けて出発です。
 旭区の自宅からだとR176に乗るには十三大橋を渡ります。以前にも走ったことのあるR176は実に面白みのない二級国道です。シルベストサイクル豊中店を確認しました。そのまま池田まで走りR173への分岐点を直進、一庫ダム方面へ向かいます。途中R173とR432分岐点で道を誤ってしまいました。補給のために立ち寄ったローソン池田中川原町店で道を間違えたことに気づき、店員さんに分岐点を教えてもらって500㍍ほどバック。改めて猪名川沿いを北上します。分岐点は14時頃通過です。
 この分岐を過ぎたあたりからルートは徐々に高度を上げ始めました。あまり斜度も無い坂道がずっと続いています。なのでフロントはアウターのまま、リアのみロー側へギアを上げながら快適に登って行きました。が、この走り方を後々大いに後悔することに。一庫ダムを右手に見ながら登って行くルートにトンネルが多いということは解っていましたが、実際に走ってみるとやっぱり「ウザッタイ」です。トンネルの間隔がまちまちで、次のトンネルが見えているところはテールライトを点けっぱなしで走ったのですが、そうでないところだといちいち停まっては尾灯のスイッチを入れなきゃなりません。交通量も滅多やたらと多いです。どこに行くんでしょうか。
 最後のトンネルを過ぎるとそこは能勢の町です。緑の綺麗な田園風景が広がっています。これからはらがたわトンネルにかかることが解っているので補給を摂る事にします。ローソン能勢片山店で休憩。お店の外でホットレモンとゼリーを食べていると、通りがかりの車のナビ席の女性が手を振ってくれました(^^)。ここは一つ僕に向けたくれた励ましだと受け取っておく事にします(15時20分ごろ)。
 いよいよはらがたわトンネルに向けて出発です。意気込んで出発したものの、道の駅能勢くりのさとを過ぎたところで見てしまいました。これから上がらなくてはならない道の険しさを・・・。だって前方に見えてるんだよぉ、高いところに急角度で斜めに上がっている橋が。正直言って、思わず怯みました。しかし今さら引き返すわけにも行かないし、来週もこの道を通って行くわけだから、今日は何としてもこの道を知っておかなくては。意を決してペダリング再開。
 フロントは当然のごとくコンパクトです。ダンシングなんて考えもしませんとにかくあの橋を渡りきるまではどんな急坂があるのか予想もつかないので。旧道はぐねぐねと七曲がりどころじゃない、沢山のカーブがある道だったのですが、現在の道はカーブの数が随分少なくなっています。その分直線的に上がって行くのでしんどいですね。有馬街道を思い出しました。高度があるので木陰に入るとすごく涼しいですし、すぐ耳元でウグイスが鳴いてくれたりして趣だけはあります。だからって脚が楽になるわけじゃ無いですけど。ようやくふもとで見えていた橋を渡ります。しかしこの橋も頂上ではありませんでした。さらにカーブを曲がってまたひとつ谷間にかかる橋を渡ります。ふと振返るとさっき渡った橋が下に見えていましたので写真を撮りました。さらに道は登っていきます。仕方がないので僕も登って行きます。カーブを曲がる度に期待は裏切られ、脚の力が抜けそうになります。何度かのカーブを曲がってはらがたわトンネルに着きました。(16時30分)この峠を登り切るのに70分程度要した事になります。へたばりそうになりながら、尾灯のスイッチを入れます。
 はらがたわトンネルを抜けて快適な下りの始まりです。緩やかに下って行くと天王トンネルが見えて来ました。ん?と疑問に思います。旧道ではこの天王トンネルが頂上部だったはず。なんでこんなことになってるんでしょ。後で母から聞いた話だと、自衛隊のナイキミサイル基地のせいなんだそうです。旧道は細かなカーブが多すぎて長さのあるミサイルを運搬できないため、高度はあってもカーブの緩やかな道をつけることにしたということでした。
 まぁ、とりあえずダウンヒルは快適です。はらがたわトンネルの入り口から小野新~細工所と進み、ここで道をそれて実家へとペダルを漕ぎ進めました。到着は17時15分。
 
 反省点はやはり一庫ダム沿いの登りでどう脚を蓄えておくかということでしょう。補給ももう少し固形のものを考えた方が良いかもしれません。結局最初のアクエリアスリアルプロが終盤まで残ってしまい、ヴァームを飲むにいたりませんでした。はらがたわへの登りを前に摂取したクエン酸は効いていたのでしょうか?効いていてあれなら、飲んでなかったらどうなっていたことか・・・。本番では更に日本海まで走らなくてはなりません。半分未満で5時間もかかってしまったです。

 記録:走行距離65.6㌔。平均速度18.8km毎時。ケイデンス平均60回転。