シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

平均速度と信号機

2007-12-06 13:30:46 | Weblog
 街の中を走る時にはどうしても時間がかかってしまうのです。なぜなら辻々で信号機くんががんばっているからです。大阪の街の中はもちろん阪神間の街でも、とにかく交差点には必ず信号機くんがいて、一人でも多くの人を足留めしようとするのです。0㌔/毎時から巡航目標速度の25㌔/毎時に加速するにはかなり脚を使いますよね。ちょっとした道幅のある交差点なら、正面信号が青に変わって交差点を渡り切る前に20㌔/毎時にまで加速するようにしていますが、この加速にかなりエネルギーを使っている気がします。そんな走り方をするもんだから、すぐに脚が売り切れてしまうんだろうなぁ。少なくともSLDの走り方では無いように思うのです。
 先日の須磨行では、帰り道のR2で車と同じ速度で帰って来ました。もちろん人間の脚が平地で乗用車の速度を越えることは滅多にありません。しかし信号機のタイミングによっては先に進んでいた乗用車に追いついてしまうこともあり得る話。とくに信号機の多い路線ではそうです。乗用車に乗っていたアベックが、「またあの黄色い服の自転車に追いつかれたぁ」なんて話をしているのが見て取れました。自転車ですらかなり制限のかかる状況なのですから、乗用車にはそれ以上の制限がかかっているのでしょう。
 こうして考えてみると、ちょっと遠まわりでも信号機のない道を選んだ方が目的地には速く着くのかも知れないですね。これは車が一般道よりも高速道路を走った方が速く着くっていうのと同じ理屈かもしれません。都会の街中を走るのは田舎道をはしるのとはわけがちがうのですな。琵琶湖一周200㌔を走るのと、京都~神戸間を往復する200㌔を走るのとを比べれば、絶対琵琶湖一周の方が速く走れると思います。ちなみに、先日の須磨行では朝9時に出発して帰着したのが17時15分ですから8時間と少しかかっているわけですが、ポラールくんの報告によると、乗車時間は5時間43分となっておりました。休憩を長くとった覚えは全くないので、1時間は信号待ちということでしょうか。あらためて考えると本当に信号機って大きな影響を持っているもんなんですねぇ(ーー;)