シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

走ってくるよぉ(^O^)/

2008-05-30 13:24:48 | Weblog
 いよいよ次の日曜日です、日本列島横断センチュリーラン。初めてのルートだった去年に比べると、今度は3回目のコースとなります。なので少しは余裕があるかというと、脚力的には余裕がないことに変わりはないのですが、心の持ちようが少し違うかなぁ。知ってる道だとやはり安心感があります。それでもやっぱり気分はワクワク・ドキドキ。去年一緒に走った人と再会できるかなぁ、新しい出会いはあるのかなぁ。
 ただ完走することだけが目標だった去年と違って、今年は少~し欲が出ています。それは沢山写真を撮って、ロングライドの魅力を伝える記録集を作ってみたいと思っているのであります。とにかく材料の確保が一番の課題なので、写真を撮りまくってみたい・・・と思いつつ、いつも余裕がなくて撮れずにいるんだよね(ーー;)
 さてはて、どうなることやら今年のセンチュリーラン。とにかく楽しんで来ますね(^^)

もういくつ寝ると・・・

2008-05-29 13:25:09 | Weblog
 今日が木曜日、明日が金曜日、明後日が土曜日で・・・。明々後日は6月1日、センチュリーラン!
 子どもが遠足に行くようなのりで申し訳ありません(;^^) でも、これが楽しみで楽しみで、仕方がないのでありますよ。あれからもう一年が過ぎたのですなぁ・・・。制限時間のあるロングライドイベントに初めて参加したのは昨年のこの大会でありました。初めて顔を合わせる方と一緒に走った160㌔。本当に楽しくて、あれ以来すっかりロングライドイベントの虜になってしまったのであります。一人で走るのもロングライドなら、大勢の人たちと走るのもロングライドです。でも同じ走るならやっぱり沢山の仲間と走りたいですよね。そんな中で出会った人たちとお知り合いになれたらいいなぁ。すてきな出会いがあればいいなぁと期待は膨らむのであります。まぁ、引っ込み思案の僕の事なので、きっと今度もろくすっぽお話しも出来ないかもしれませんけどね(^^)
 さあ、今年はどんなロングランになるんでしょうか? ワクワクのドキドキはますます高まっていくのであります。あ~あ、きっと明日は仕事にならんな。

自転車事故

2008-05-28 13:14:54 | Weblog
 ツアー・オブ・ジャパンで不幸な事故が発生してしまったというニュースが流れたのは先週の水曜日でした。ゴール後、選手の一人がスタッフの女性に衝突してしまい、女性は意識不明の重体ということでした。状況が報じられていませんので、詳しいことはわかりません。しかしプロライダーですらこうした事故から無縁ではいられないということだけはよく解ります。とっさのバイクコントロール、状況判断の能力、どれをとってもプロ選手の方がうまいはずです。そんな彼らですら他人を傷つけることがあり得るということなのです。
 僕たちのようなアマチュア自転車乗りも、バイクの性能がいいものだから25㌔巡航や30㌔巡航で公道を走っているわけです。まさか歩道の上をこんな速度で走っている人はいないと思いますが、車のいないサイクリングロードではどうでしょう。自分の脚に自信のある人はとばしてしまっていませんか? かくいう僕も、貧脚なりに速度を出してしまっていることがあります。それでも、歩行者がいればできるだけ減速する、ブラインドのある道路では速度を出さないなど、最低限の安全確保はしているつもりです。あ、でもこういう「つもり」というのが一番危ないのかもしれません。
 自分一人でコケルとか落車するというのはまだよろしい。でも他の人を巻き込むことだけは避けたいものです。少し前に停車している車に激突して命を落としてしまった若者がいました。おなじ自転車乗りとしてはとても残念な気持ちです。僕たちは楽しむために自転車に乗っているのですから、なにより安全であることが大事だと思います。
 そういう点で言えば、この間九州の某市でへべれけ酔っぱらって自転車で他人様の車にぶつかってこれを破損させたオヤジが逮捕されてました。とんでもない野郎です。百叩きにしてもかまわないと思います。まぁ、ママチャリだったそうで「自転車乗り」ではなかったのでしょう。もしこやつが「自転車乗り」だったら、市中引き回しの上さらし者&百叩きの刑にしてやるところです。もちろんそやつのバイクはお召し上げ相当でしょう。
 6月1日から新しい道路交通法が施行されます。より「自転車乗り」の自覚が問われる改正になっているようなので、5月中にぜひ一度目を通しておきたいものです。

 ps.某バーの常連さんは一杯飲んだらバイクでは帰らないようにしませう(;^^) 「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」は自転車だって同じだよ~ん。

記録更新

2008-05-27 08:31:28 | Weblog
 行ったからには帰ってくるのです。当然ですね。またまた天気予報はぴたりと当たり、午後からは晴れ間も見えた日曜日であります。午前中に雨も上がり、路面もドライになった午後14時6分、実家を出発であります。いつものように準備運動がてら、数㌔に渡って信号のないいなか道をくるくると脚を回しながら進んでいきます。グリスアップしたCAAD8は本当に軽くなりました。定期的なメンテナンスって言うのは快適なサイクリングには欠かせないのだと実感します。ルイガノ君もホント軽くなったものね。
 さて、思わぬところに思わぬものがあったりすると、人間やはり気になるものです。気持ちの良いいなか道の周りには田植えをすませた田圃がほんのりとうす緑色に染まっておりますが、突如その中に「二見が浦の夫婦岩」のオブジェらしきものを発見。一度は通り過ぎたもののやはり気になってループを描いて戻ってしまう。とりあえず写真だけでもとっておこうかなぁ(;^^) 好奇心はいつでも全開なのであります。
 写真を撮ってしまうと、好奇心はひととおり満足してしまったので次に進むのでありますね。細工所を曲がってR173に乗りまして、篠山安田のいつものローソンにピットインは14時30分。当然これからかかる天王峠の登りに備えて一口羊羹で糖分補給です(^^) ここには先着のライダーがおられました。バイクはバイクでもモーターバイクのご夫婦らしき二人連れ。いいですねぇ~、お二人で同じ趣味ですかぁ。うらやましい限りです。相手がサイクリストなら気軽に話しかけられるのですが、ライダーにはちょっと声をかけづらいのは何故だろうねぇ~(ーー;) とりあえず会釈だけしてお先に失礼~。
 天王峠の登りは昨日と同じくコンパクト+三速で。昨日とうって変わって穏やかな丹波の山並みを眺めながらの登坂であります。桜が終って、蕨ってた山も落ち着いた感じになって来ました。いまは山藤の見ごろです。あちこちに薄紫に染まった場所が見えますよ。空気の臭いも随分変わってきました。時折オークの花や栗の花の匂いもするようですね。この匂いは好きな人と嫌いな人がおられると思いますが、中年になったせいか以前ほど嫌な匂いだとは思わなくなりました。そんな景色を眺めながら峠を登っていると先程のご夫婦のライダーが僕を抜いていかれました。まずはご主人が抜き去りざまに軽く会釈をしてくださいまして、後続の奥様にも会釈を頂きました。お返しした会釈を確認して頂けたでしょうかねぇ? なにせあの方たちとは速度が違い過ぎますから。ちなみにこの時僕のスピードは約14㌔です。当然あちらは50㌔超過でしょうなぁ。おっきなバイクでした。
 でとりあえずいつものはらがたわ峠能勢側出口には15時07分着。40分を切りました。これは新記録です。ここからはダウンヒルです。グリスアップしたCAAD8、よく転がります。最高速度は57.2㌔、基本的にだらだらと長い坂道でRもそんなにキツくないものだからノーブレーキで大丈夫です。景気良くすっとばしましょう!あ、制限速度は50㌔だったねぇ(ーー;) すまぬ、すまぬ。でもあっという間に能勢下田ですよ、いつものファミマには15時24分着。17分のダウンヒルだった。ここで即効元気ゼリーを食します。昨日からお気に入り(^^)
 つぎは一庫ダムの下りです。下り基調だけど時々登りも入ってくるというコースなのでちょっと厄介です。千軒キャンプ場ではキャンプしている人たちがいました。昨日の雨では大変だったんじゃないかなぁ。途中環境センター方面の坂を登るローディーを見かけました。なんかトレーニングにいいコースがあるんでしょうか?バックパックしょっているところをみるとトレーニングじゃないのかも知れないですけどね。しばらく走ると一の鳥居の坂道にかかります。頂上付近で再びダンシングの練習をしてみます。対向してくるローディー発見(^O^) 向うはもうちょっとで頂上、こっちは頂上。こんちはってご挨拶します。雨が止んだのでトレーニングでしょうか。そのまま坂を下って銀橋を渡り、猪名川沿いを下ります。狭い道なので僕が先行していると後続の車が抜けないのですねぇ。ゴメンなさい。30㌔オーバーで走っているので許してください。そして火打のいつものローソンには16時4分着です。
 火打をでると川西・伊丹・尼崎へと進みます。今日はいつもとルートをかえて玉江橋にでます。というのも玉江橋線の跨線橋は軽車両通行禁止なのです。ゴメンなさい、告白するとこれまで平気で通行してました。でも「大王さま見習い」としてはやはりこれは渡っちゃだめですよね。なので今日は地下道の様子を見によったのです。幸い階段ではなく、スロープだったので、乗ったままでも通れそうですね。あ~、「自転車は降りて通行してください」という看板は見なかったことにさせてください。6月1日しか通らないので。
 玉江橋から合流するR2は高速コースです。30㌔巡航します。アウター・三速または四速でケイデンス80。僕としてはこれが一番気持ちいい状態ですねぇ。脚にも心にも満足できるスピードです。左門殿川を渡り、神崎川を渡ったところで神崎川沿いのルートに乗ります。ここでふと気がつくと平均速度が24.0㌔になっていました。おおっ、こいつはキープしたい!というわけで、30㌔巡航を続けられるだけ続けていきます。神崎大橋西詰めで右折、十三筋に入ります。十三大橋を渡っている途中で平均時速が23キロ台に落ちてしまいました。挽回しなくてはなりません。そのまま天神橋筋6丁目まで突っ走り、再びアベ24.0㌔に。しかし、ここから北大阪サイクルラインに入ってしまうと絶対に速度が落ちる。なぜならばサイクルラインは人がいっぱい、いわば歩道と同じです。とても30㌔の速度で走っていいような場所ではありません。というわけでここは大きな通りを車と一緒に走る事にします。おっと交差点で止まっているのは親子のローディーだ。いいなぁ。そして帰着時刻は17時46分、走行距離71.6㌔、平均時速24.0㌔(^O^)/ 4月20日の記録を更新しましたぁ! あの日はとんでもない追い風を背にうけて、アベ50㌔でダウンヒルしたっけなぁ。バイクはルイガノでした。今日はそんなに追い風だったわけじゃないです。これはやっぱりバイクの違いなのか?所要時間3時間40分でした。あれぇ~?記録を更新した割りに大した事ないじゃん(いつもは往路5時間、復路4時間)。昨日の登りの3時間46分って何だったんだ?やっぱりキツネに化かされてる???

雨の峠

2008-05-26 12:22:00 | Weblog
 5月24日、雨。天気予報はよく当たります。朝から予報通りの雨模様で、今にも泣き出しそうな空を見ながら予定通りの帰省ライドに出かけます。
 本日の目的は3つ。一つは先週グリスアップしてもらったCAAD8のホイールの馴らし運転です。せっかくのグリスアップなのに雨の中を走ってええんかいな?と思わないでもなかったのですが、6月1日の本番前に100㌔は走らなくてはならないという事で、他に日程も組めないので致し方なしというわけです。二つめは6月1日前の足馴らし。一度に長距離を走るのは逆効果みたいなので、1日に70㌔程度を目標にして2日かけて100㌔少しを走ることにしました。実は去年も同じことをやって調子が良かったんだよね~(^^)。ンなわけで今年も二匹目の泥鰌を狙うことにしました。三つめは雨天の走行練習。絶対にないとは言い切れない雨天の大会に備えて、雨の峠越えを経験しておくことの三つでした。まぁ、雨に付いて言うとうちの「てるてる坊主くん」は優秀なので、きっと6月1日はお天気なんだけどね(^^)
 
 さて出発は10時41分。走り始めるとすぐにぽつぽつと雨粒が落ちて来ました。この程度はほどよいお湿りですよね。走っていると暑いし、汗をかいても冷却効率が落ちているのでかえって気持ちがいいです。なので気にせずそのまま走り続けます。今回のルートはちょっとだけ短縮コース。以前に迷って入り込んだルートをトレースしてみます。道は覚えちゃってるし、この間走った時にあとで地図落しをしてみてより近い道を開拓したのでそのルートを走ってみます。仮称「銀橋直行コース」。なんといってもやっぱり雨です、目的地には早く着きたいですもんね。十三大橋を渡り、そのまま道なりに神崎大橋も渡ってさらに直進。猪名川に出ると今回は堤防上のルートではなく、福知山線沿いのルートをひた走り、福知山線が外れていっても猪名川沿いを遡上して火打にていつものルートに合流しました。この辺りから雨が本格的な降りに変わりました。仕方ないのでポンチョをかぶります。寄り付けのローソンは合流地点よりも前にあるので今回はパス。そのまま銀橋を渡ってR173に乗りまして「一の鳥居」の坂手前のファミマで補給休憩、時刻は12時14分。ここまで約1時間30分です。「即効元気ゼリー」ってのを食します。
 ここからは徐々に上りのコース。一の鳥居は頂上付近でダンシングなんぞしてみる。最近ようやく脚を休めるダンシングというのが解って来ました。たしかにシッティングで登るのとは使う筋肉がちがうんだねぇ(^^) お尻の筋肉に優しい登り方です。一庫ダムの登りにかかるとルイガノ君と違ってフロントが2枚しかない。なのでインナーがなくって直接コンパクトになってしまいます。ちょっと困った。ここはアウター・ローでがんばってみるのが正解か?斜度計は5度を越えるか越えないか、微妙なところを指しております。ええいっ、わかんないから行けるとこまでアウター・ロー、しんどくなったらダンシングでどうだっ!いろいろ悩んでおりますうちに能勢下田に到着です。いつものファミマに12時14分。ここではもうすぐ始まるはらがたわ峠に備えて一口羊羹を購入、そく食します。
 さていよいよ雨の峠越えの始まりです。道の駅能勢くりの郷前を13時ちょうどに通過して汐の湯温泉を抜け、最後の信号を越えるといつもならシクロクロスのインナー・ロー固定ギアとなりましてそのまんま峠を登り切るまでこれで頑張るのですが、今日はCAAD8、さて今の僕の脚力に見合うギアはどれかなぁ・・・。フロントがアウターでないことだけは確かなので、とりあえずコンパクトにチェンジ。あとはどのへんまでギアを落としていけるか様子を見ることにしました。ローは軽過ぎ二枚目にシフト、まだ軽いか。ならば三枚目。う~ん、まだいけそう。ならば四枚め・・・、ちょっと重い気がする。ということで「はらがたわ峠」についてはコンパクトと三速ということで当面は行ってみることにします。しかし何だねぇ~、してみるとシクロクロスって言うのは登坂力についていうとロードレーサーよりもギアが豊富なんだなぁ~。速度はともかく、とりあえず上がればいいんだって言う時にはやはりシクロクロスのものなのか?
 ところで雨の峠はやはり独特の雰囲気があります。後続してくる車も対向してくる車も路面の水を巻き上げて、それが水煙のごとくであります。頂上付近ではガスも立ちこめてちょっと視界も悪い。さすがにこの雨の中を下りてくる酔狂なローディーもおりませんですなぁ~(;^^) そんなこんなでCP1が設置される予定のはらがたわトンネル入り口には13時37分に到着。あらら、50分切ってるよ!記録更新であります。

 さてトンネルを抜けると本日最大の難所天王峠の下りであります。ここでポンチョの思わぬ影響が明らかに。予測していたのは風で体が冷えるのを防いでくれるだろうなぁ~ということと、風を孕むので抵抗が大きくてエアブレーキになるだろうなぁ~ということ。実際その通りだったのですが、問題が一つ。風をはらんで帆のようになったポンチョのせいで、後方視認ができな~い!!これは危険だ。何か対策を考える必要がありそうです。とはいえ、長いだらだら下りもエアブレーキが十分に効いているので最速でも47.2㌔しか出ていません。安全といえば安全かな?
 峠を下りきっていつもの篠山安田のローソンには13時57分。峠越えの19㌔を57分というのもすてきな数字です(^O^) 目的地到着は14時27分。所要時間は3時間46分、走行距離は64.7㌔、平均時速は20.7㌔。このルートで平均時速が20㌔越えたのは初めてだ(^O^)/
う~む、コレがグリスアップしたロードバイクの実力なのか。
 とはいえ歴然たる事実にいまだにキツネにつままれたような気がしております。エンジンは同じなのに、なんでルイガノ君だと5時間でCAAD8なら4時間なのか?そしてこの疑問は翌日ますます深まることに・・・