シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

奈良で講習会(^^)

2009-04-30 08:37:14 | Weblog
 大型連休が始まりました(^^) その初日の昨日、僕は奈良で講習会を受けに行っておりましたですよ。なんの講習会かって? 百哩走大王関西によるディレイラ・ワイヤー交換講習会です。ディレイラーの調整に不可欠のワイヤー交換等の技術を習得しようというものでして、センチュリーランを走る会ではこんなこともやってます(^^) 講習の中でとあるメンバーが走行後のメンテナンスを一切やっていなかったという事実が明るみに出たりして、なかなか刺激的な(笑いの絶えない)講習会でありましたです。ま、その辺の話は「大王通信」に委ねるとしまして、午後からはお約束の走行会(練習会)であります。
 今回は奈良県東部の榛原を起点に約65㌔のループコースを走りました。参走者は地元の奈良から3名、大阪から3名の都合6名であります。しかしまぁ、奈良というところは山だらけの所でありますな。「平坦」というところがありませんで、ゆるい登りか下りかのどっちかです。今回は講師が坂嫌いということもありまして、比較的峠の無いコースを選定して頂きましたが、それでも二つ三つは必然的に峠が入ってまいります。このゆるい峠というのが実に曲者でありますな。覚えのある方も多いかと思いますが、頑張って登ろうと思えば登れない事はないんだけど、どこまで続くかわからない峠であんまり力を入れるのもどうなの?というペース配分といいましょうか、そのあたりのところがわからないのでどうにもねぇ・・・。石田、マイペースでもって遅れて行きます(;^^)
 今回はですね、上り坂を利用しまして「フルマッスルクライム」という奴を練習してみました。要するに腕・腰背筋・中臀筋・大臀筋など、脚以外の筋肉も総動員してペダルを回すというアレであります。12時から1時までの間をサドル後方に座った位置から前に蹴りだすようなイメージでペダルを回すのですが、その際にハンドルをグイッと手前に引き付けて状態をしっかり作って、そのパワーも蹴りだす力に乗せてやるという試みであります。なんかねぇ、ハンドルがしなっているような気がしましたですよ。とりあえず4%くらいの傾斜の坂道で20㌔ぐらいで登れるという事はわかりました。問題は長続きせんのだよ~(ーー;) 関係する筋肉を鍛えないと実践投入できんテクニックですなぁ(^^)
 ところで平地でも全身の筋肉を使う方法というのを教えてもらいました。というか、上体をしっかり作るためにはインナーマッスルを鍛えなくちゃならんのだよという話しなんですが、腸腰筋を鍛えるための方法として「とにかく平地で高速回転の練習をすること。平坦なルートでフロントインナー・リアローにしてケイデンス 110をキープ(時速にすると27㌔位になる)を3時間ほど続ける練習をすればよろしい」と言うことであります。そこで最後の区間で実地にやってみる事にしました。がぁ、続けられんわ(;^^) Max132rpm を記録したのはこの区間でありますが、アウター・ローで30㌔巡航を20分も回しつづけるともう心拍数が上がりっぱなしになってキツいですぅ(T_T) この時のHR最大値は 170でありました。あ~しんど(x_x) 今後の課題も明白になりつつ、休日初日の練習会は終ったのでありました。

本日の一冊『サイクリングログダイアリー2009』

2009-04-28 08:34:22 | Weblog
 タイトルからしてわかるように自転車乗りのためのスケジュール帳であります(^^)。これが秀逸であります。はらおびに曰く「長距離サイクリスト専用」(^○^)V
 4月13日に発売されたばかりの本書の編集者は市川寛成氏であります。この方のお名前を見て「アレ?どこかで見かけたような」と思われたあなた。なかなか鋭い記憶力をお持ちですね。5月号のCYCLESPORTSの特集「チームカラーに塗れ!」の72頁をご覧ください。本職グラフィックデザイナー&プロデューサーの自転車乗りであらしゃいますゾ!ま、著者の紹介はこれくらいにしておきまして、肝心の中味でありますがこれが実にいいです。どういいかという所をご紹介します。
 まずこのダイアリーの構成ですが、スケジュール帳だけあって年間カレンダー・月間カレンダー・週別カレンダーと続きます。で一番のお薦めがこの月間カレンダー。毎月のカレンダーの外側に各地で開催される各種イベントの名称と開催日が列記されております。しかもカレンダーの書き込み部分にはそれぞれのイベントの申し込み締切日まで記入されているではないですか!例えば5月のカレンダーの枠外には合計28のイベントが刷り込まれております。その中の一つを見ますと、
 17日 愛知県 琵琶湖 19回ロングライド琵琶湖一周サイクリング大会
と書かれています。これは「5月17日に愛知県サイクリング協会主催で琵琶湖を舞台に開催される19回ロングライド琵琶湖一周サイクリング大会」という意味でありまして、カレンダー部分の5月10日の枠内には「申込締切 ●ロングライド琵琶湖一周」と記されております。これなら絶対申し込み忘れという情けなくも悲しい失態を犯すことはありますまいて(;^^)
 さらに週別ダイアリーについて見ると方眼区分に時間軸があるのはよくあるレイアウトですが、その最後の部分にさり気なく「Km」という刷り込みがあります。この単位記号を見ると、何だか毎日走らなくては気がすまなくなるような恐ろしい誘惑にかられるのは僕だけでしょうか?
 そしてその次に続く第二章部分はサイクリングログメモリと題されておりまして、70頁に及ぶイベント参加記録欄です。日付から当日の天候、スタート時間からフィニッシュ時間、距離、速度、ケイデンス、累計標高などの走行記録に加え、コメント、体調から使用車種、服装、同行者、現地までのアクセスからかかった費用まで記録するようになっております。しかも右頁はあっさり方眼頁となっておりまして、ここにマップやらなんやら書き込む事も可能です。第二章の後半は詳細なイベントの紹介。問い合わせ先も明記されています。
 そして第三章部分は全国の大規模自転車道やサイクリングターミナルの紹介(データ)と地図です。105万分の1図なので、主要幹線を辿るルートなら十分力を発揮してくれます。とどめには各地の月ごとの気象データも巻末に収録されておりまして、遠く離れた地方のイベントに参加する時にもウェア選択の材料を提供頂いております。
 しかもしかもこんなに盛り沢山なのに全国地域別サイクリングイベントがカラー写真入りで紹介された別冊がついて来る!もう一度手にしたら絶対に手放せないスケジュール帳なんであります。
 ここまで至れり尽くせりのダイアリーなので100点満点差し上げたい所ですが、たった一つだけ問題点が・・・。発売日が4月13日なんですわ。1月~3月のイベント紹介がちょっとだけ悲しい。なので96点です!
 この書評をよんで「欲しいかも」と思われた皆さんに一言。いま現在のところこのダイアリーは一般書店では取り扱っておりません。なのでお求めの際は直接発行元のログブック(http://www.log-book.jp/)にお問い合わせください。
 あ、お値段ですか。1600円です(;^^) いや、買って損はしませんって(^^)

曇り時々雨(T_T)

2009-04-27 08:37:19 | Weblog
 休日にしか走れないサンデーサイクリストにとっては、日曜日に雨が降るのはとんでもない不幸なのであります。昨日の日曜日もそう。朝起きて家事をすませて準備万端さぁ行くぞぉ~と外へ出てみればしとしとと降る雨(T_T)  「ウソだぁ~、今日は曇りだって言ってたじゃないかぁ~」と、お天気お姉さんに涙で訴えたとしても状況が変わるものでもなく・・・。もうちょっと気温が上がって来ると、雨なんか関係なく走りに出られるんだけど、気温が13℃ではさすがにためらいがありますね。仕方がないので自転車をお部屋にいれて、サイクルジャージを脱いで、お茶でも入れて気を取り直してブログの原稿を書くことにします。
 雨の日のサイクリストの過ごし方としては、①自転車のメンテナンスをする、②自転車関係の本を読む、③次のロングライドの計画を練ってみる、④ローラー台があればローラーに乗る、⑤用も無いのに自転車屋さんに遊びに行く、⑥仕事をしちゃう(家事含む)、⑦ふて寝する、などなどあります。僕としては③番がお奨めです。何といっても楽しいもんね(^^) 現実の選択としては⑦番だったりするわけですが・・・(ーー)zzZ

日本一お気楽な列島横断(^^) その2(多分・・・)

2009-04-24 08:53:31 | Weblog
 以前(って、いつごろだったかなぁ)触れた「日本一お気楽な列島横断」のマップ演習してみました。出発地点は高砂海浜公園(最寄り駅はJR加古川)に設定しまして、加古川沿いを遡上して行きます。途中結構細い道などを通りながら進まなくてはなりませんので、集団で走る時には全員に地図を持ってもらうか、ポイントごとに連結するかして迷子を作らないように注意しないといけない気がします。とりあえず加古川を東へ渡ったり、西へ渡ったりしながら川沿いの道を進んで行きますと、「へそ公園」とか「水分れ公園」などおもしろい所をかすめながら兵庫県と京都府の県境を目指して行きます。この県境にある峠がこのルートの最高地点でありまして、塩津峠といいます。なんと標高100㍍(^^)
 これを越えると福知山市で、後は由良川を下りながら日本海を目指すわけです。実際の道路事情などを調べなきゃいけませんから実走調査は不可欠ですが、路面の状況&交通事情がよければこの131㌔の行程はかなり楽しそうです。ロングライド初心者向けのコースとしてお奨めのルート開拓ができそうですよ。何といっても女性の苦手な(ってものの本には書いてあるけど、本当に苦手なのかな?)険しい峠というものが存在しない上に、瀬戸内海から日本海まで走りきったという達成感十分なコースですから、彼女を長距離サイクリングに誘いたいそこのお兄さんには耳寄りな情報でしょ(^^)
 近々実走調査に行って来たいと思っておりますれば、今少々お待ちください(^^)

「はらがたわ峠お掃除大会」の今後について

2009-04-23 08:53:29 | はらがたわ峠お掃除大会
 やめるとか、やめないとか、そういう話ではありません(^^) 何といっても僕はあの峠が大好きなので、これからもお掃除はして行くのであります(ゴミがなくなったら止めるけどね)。 ではなくて、これからどうしたら「はらがたわ峠お掃除大会」を盛り上げることができるのだろうかというお話しであります。

 まず問題は広報不足ですねぇ(ーー;) これはもうどうしようもなく不足しています。たかだか10枚のポスターに200枚のチラシ。 これでこのイベントを知ってもらえると思うのがそもそも無理な話しなのですが、かといって個人的に出来る事といえばそれくらいですよね。クラブチームを持っているプロショップの協力も仰ぎましたけれど、これもどうも奏効しません。組織力という点からいうとクラブチームっていうのは頼りになるのではないかと思っていたのは甘かったようです。
 広報という点で言うと、あとはマスメディアに頼るしかないわけですが、新聞に広告を出すわけにはいかないし、自転車雑誌のイベント広告っていうのもなんだしなぁ(ーー;) あとはJCAの会報に紹介してもらうとかかな?
 もう一つは沢山の方に「はらがたわ峠」の良さを知ってもらう事でしょうかねぇ。「はらがたわ峠っていいとこだよね~」って言ってもらえるようになれば、ちょっとは注目してもらえるのではないかなと、そのように考えるわけでございますよ。そこで来年の開催に向けまして、今年一年は四季折々のはらがたわ峠の良さをPRする活動を始めてみたいと思います。写真・動画などを使いまして、折々のはらがたわ峠の表情をお伝えしたいと思うのであります。ん、動画?・・・また何やら投資が必要なようでありますな(^^;。