シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

氷雨通勤(・・;)

2010-01-29 01:20:46 | Weblog
 雨も嫌いじゃありません、寒くなければ。裏返して言うと、冷たい雨は嫌いです。昨日の朝はその冷たい雨が降っておりました。いわゆる「氷雨」という奴です。冬の雨は対策に困りますよね。「どこまで濡らしていいものか、見極めて走る」という雨天走行の秘訣も極意も、これだけ冷たいと「濡らしたくない、濡れたくない」という気持ちが先行してしまって役に立ちませぬ(^^) 
 加えて手袋ですよ。防水加工でもしてあれば別ですが、濡れちゃうとねぇ(ーー;) ある人が、「軍手をして走ると、雨に濡れても不思議と冷たくないんだ」と仰しゃっておりましたが、そりゃあくまで走っている時の話しでありまして、帰りに濡れた手袋に再び手を入れる事を考えるとやっぱりいやだ。というわけで昨日の朝は医療用のラテックスグローブというのを試してみました。結果、あんなのは何の役にも立たないという事がわかっただけでした(;^^) 看護師さんが使う処置用の手袋なんですが、保温効果はまったくありません。無茶苦茶冷たかったです。薄いからすぐ破けちゃうしね。あれなら濡れていても同じだったかも。
 冬の太平洋側は晴れる事が多いはずなのにねぇ。豪雪地帯の人には怒られてしまうかもしれませんが、大阪の場合降るんなら氷雨ではなく雪の方がありがたいですね。何よりも濡れなくていいですから。
 雨に濡れても平気な夏場が恋しく思える一日でした。

日脚伸びる

2010-01-28 01:05:04 | Weblog
 僅かづつですが、日没時間が遅れて来ました。先日は仕事が引けてすぐに帰れたのですが、なんとライトが要らない(^○^) 明るいうちに帰れるなんて、春はすぐそこぉ~??なんて思いながら、久々に大坂城をくるっと回って帰りました。すれ違うランナーの数も少しづつふえて来まして「暖かくなってくるのかなぁ~」と淡い期待(^^) んでもって昨日の朝は起きてみるととっても寒くて、池には薄氷が張っておりましたですよ。ほんと期待は淡かった。

 自転車に乗る人間にとって、春の訪れが待ち遠しいのは気温のせいではなく、日照時間のせいなのだと最近思い始めました。人間50歳近くなると、さすがに各種機能に衰えが目立ち始めますが、一番悩ましいのが視力ではないかと。それも老眼とか近眼とかいうのではなくて、明るさを感じとる力が衰えてくるのであります。つまり夜目が利かなくなるのでありますなぁ。これはちょっと辛いものがあります。何しろたそがれ時の自転車通勤では、前方のものが見えにくい。それを補うために明るいライトを点ける。一つじゃ足りなくて二つ点ける。今のところ、補助的に近距離ライトを点けていますが、そのうち明るいライトを2つ点けるようになるんじゃないかと(;^^) それでもお日さまがいれば、そんな心配は要らないのです。そう言う点で、日脚が伸びるのはとっても嬉しい事なのであります。明日も明後日も日脚が延びて行くのがわかっているので、この季節は明日が楽しみなのであります。

プロチーム

2010-01-27 02:19:58 | Weblog
 もう言うまでもない事かもしれませんが、僕は自転車競技には参加しません。が、観戦するのは好きです(^^)
 で、スポーツ観戦をする時により楽しむためにどうすればいいかという話しを、以前誰かから聞いたことがあります。誰から聞いたかは忘れましたが(^^ゞ で、その秘訣というのはですね、お気に入りの選手とかチームを持つ事なんだそうであります。
 とはいっても、初めて観戦する人にはどんなチームがあるのかすら分からないですし、大体ツール・ド・フランスはおろかグランツールに日本のチームは出た事もありません。日本国内でのレースなら「梅丹本舗GDR(活動休止しちゃったね)」とか「宇都宮ブリツェン」とか「ブリジストンアンカー」とか「アイサン」とか「ニッポ」などなど、いろいろ出ますけど、それでもそれらのチームのどこを応援するのかとなると、今ひとつのめり込めないものがあります。というのも、接点が無い(;^^) これが問題。

 そこで少しでも自分と関りのあるチームに注目してみる事になるのであります。まずなんといっても一番身近な接点といえば、バイクであります。僕の場合ツールでは「ランプレ」でしたねぇ(^^) 少し前まで。というのもCAAD8を駆ってジロの覇者となったのがD.クネゴで、彼の所属チームがランプレなんですねぇ。イタリア人にちゃあ小柄な彼が自分と同じマシンでグランツールの覇者となった。こりゃもう説得力絶大であります。その後ランプレへのバイクの供給はCannondaleからWilierに代わっちゃいまして、Cannondaleは現在リクイガスに供給しています。でも日本のチームでCannondaleから供給を受けてたチームって無いよねぇ(ーー;) で、次に考えたのはPinalleroです。ならばAisanだぁ!と思っていたのですが、今年からPinarelloからWilierにサプライヤーが代わってしまった・・・(・・;) ヨーロッパではケスデパーニュとチームスカイがPinarelloからバイクの供給を受けるらしいです。

 というわけで、なかなかとっつきにくいもんではありますが、楽しめるといいなぁ~と思うのであります。にしてもグランツールのDVD、もうちょっと安くならないかなぁ。

ガールズケイリン

2010-01-26 03:08:14 | Weblog
 Girl's Keirinっていうのがあるんですね(^^) 「競輪」ではなくて「ケイリン」というか「Keirin」。「競輪」っていうのは競輪場でやるあのギャンブルですが、Keirinというのはその「競輪」のスポーツとしての魅力が海外に伝わって確立された自転車のトラック競技であります。別に「競輪」のスポーツとしての側面を否定するわけじゃありませんが、Keirinの方はスポーツ競技として純化されただけあって華があるような気がするのですが、単に女性が参加するのでそう思えるだけかもしれません。男なんて勝手なもんですな(^^)
 で、このKeirinなんですがロンドンオリンピックの公式競技になりました\(^○^)/ ぜひぜひ日本からも代表選手が出て欲しいものですね。女子の自転車競技としてはMTBで北京オリンピックに片山梨絵選手が出場しましたし、2006年のアジア大会個人ロードではベテラン沖美穂のサポートを受けた萩原麻由子が金メダルを獲得したという輝かしい金字塔もあります。ロンドンオリンピックの「ケイリン」種目で日本人女性が活躍すると、ますます自転車というスポーツに社会的な注目が集まるのではないかと、僕はとてもとても期待しているのであります。

 が、心配な事もありますですよ。まずロードレースやMTBとケイリンでは走り方にかなり違いがあります。ロードレースやMTBでは技術がものを言いますが、ケイリンではなんといっても技術以上に脚力・筋力がものを言います。なのでガールズケイリンにエントリーしている女子選手に片山梨絵選手や西加南子選手がいるというのはどうかなぁという気がします。ケイリン的なトレーニングは彼女らの本来の競技であるクロスカントリーやロードレースでの走りに否定的な影響をもたらしてしまうのではないかと、要らぬ心配をしてしまうのであります。やはりケイリンにはケイリンの選手を育成する環境が必要なのではないかと思うのであります。

シクロクロスが人気ですか(^_^)

2010-01-25 02:59:49 | Weblog
 本日も自転車雑誌のネタなのであります。
 『自転車人』2009年冬号(018)・『Bycycle Club』2010年2月号などで、相次いでシクロクロスバイクの特集が組まれました。冬場がシクロクロス競技の本格的なシーズンなので、その関係で注目されたのかもしれませんが、日常的にシクロクロスバイクに乗っている者としましては、どんな形であれこの車種に注目が集まるのは大歓迎です(^^)V
 従来は競技関連の記事が多かったのですが、それは「シクロクロスは特殊な用途のバイクだ」という認識が主流だったからかもしれません。とはいえ僕自身がそうでありますように、シクロクロスバイクに乗る人=シクロクロス競技の競技者という図式は正しくありません。その点についても今回の記事を見ると競技用の車輌としてでは無く、ロードよりも幅広い適応力を持ったバイクとして紹介して頂いているようで、僕たちシクロクロスバイクの愛用者が自分達のバイクに関して日頃感じている感覚に近づいた記事内容になっています。

 シクロクロスバイクの最大の魅力は、やはりその安定感のある走行性能にあります。ロードバイクほど高速巡航はできませんが、その分気象状況や路面状況による影響を受けにくいというメリットがあります。巡航速度の問題は、あくまで同一人物がロードとシクロクロスバイクを乗り比べた時に問題になるもので、最終的には乗り手の技量(パワーの問題)によるものであって、速い人が乗ればシクロでも速いのであります。ちなみに僕の巡航速度はおおよそのところ、LGS-CCTを駆っている場合には25㌔程度、CAAD8での場合は27㌔程度です。(DOGMAではまだ巡航速度の把握はできておりません。)レースをするわけではないので、そんなに気にするほど極端な違いではないのではないかと思っています。
 
 シクロクロスバイクの楽しさは、やはりラフロードでも気にせずに走れる事にあると思います。シクロクロスに乗ったことのない方、ぜひ一度シクロクロスバイクに試乗してみてその楽しさに触れてみて欲しいと思います。