シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

赤亀くん、出雲路に挑む

2007-08-31 13:30:20 | Weblog
 「出雲ワンデイラン160」というイベントがあります。NPO法人サイクリストビューが主催する観光ライドで、文字どおり島根県出雲地方を1日(制限時間は12時間!)かけて走りましょうという、実に僕好みのイベントです。とはいえ、先日走った「列島横断センチュリーラン」と違って馴染みのない地方のイベントなので、どんなコースなのかよくわかりません。なので参加申し込み書に書かれてあった道の絵(いや、ほんと地図じゃないですよ)を参考に、スーパーマップルデジタルでルート図を作ってみました。多分細かいところでは違っているんでしょうが、おおむねこんなところではないかと想像しております。

 ルートは起点・終着点となる玉造温泉を出発して南、つまり山側へと進みます。起点から最初のチェックポイントとなる広瀬中央公園までは約27㌔。この間にこのルート最大の難所となるだろう「駒返」の峠を越えることになります。この峠は現在R432号線が通っており「駒返トンネル」もあるのですが、どうやらルートは旧道を通るようです。国土地理院20万分の一地勢図によると標高は200~300m程度。どうやら「はらがたわ」峠と同じくらいの峠のようです。あわわ、やっぱりサウンドウェアもどきが必要ですね。

 広瀬中央公園から最初のエイドステイション八束ASまでは約34㌔。最初飯梨川にそって北上するのですが途中から白鳥ラインと呼ばれる山間道路へと入っていきます。ここでもちょっとした山越えがあります。標高にして100m前後でしょうか。このルートではこの後も100m程度の起伏が随所に出てくるようです。白鳥ラインを途中で右折北上し。中海方面に向かいます。R9と交錯しますが、この交通量の多い国道は走ることなく西に向かいまして、中海西岸を北上し、大海崎橋を渡って大根島、江島へと向かいます。八束ASは大根島ではなく江島にあるようです。

 八束ASから中海の海上道路をさらに北上し、手角町に上陸、県道152号線を通って一挙に日本海へ向かいます。北浦から野波へ向かう県道37号は海岸沿いから山道となりながら、日本海の美しい海岸線を楽しみながら走れる絶景路ではないかと期待しています。但し海は右手となります。ここからマリンゲートしまねASを経由して海岸沿いを西に向かい、日本海の絶景と別れて県道175号に入り、なぜか恵雲という漁港に立ち寄って日本海を見納めてから佐太神社ASに到着します。この間約36㌔。

 佐太神社をでるとそのまま南下して途中、宍道湖北広域農道に乗り一路西へ。この区間は左手に宍道湖を眺めながらのサイクリング。県道222号にぶつかってこれを南下し、久々の市街地に入っていきます。おそらく平田の運動公園に設けられるのではないかと思いますが平田中ノ島ASにつきます。この間約25㌔。

 ここを出てしばらくは市街地(なのか田舎町なのかはわからないけど)を走行、斐川町をぐるりとめぐって今度は宍道湖南部広域農道に乗ります。今度はこの道をひたすら東に進みます。鉄や青銅の剣が100本以上出土した有名な荒神谷遺跡を見ながらの山道走行です。この道からは再び左手に宍道湖を眺めながらのサイクリングができるかもしれません。約24㌔走って宍道運動公園ASに到着です。

 宍道運動公園から終着点までは11㌔程度。山間ルートとなりますが、山麓北側の裾野を走るルートのようなので、谷間に宍道湖が垣間見えるといった景色が随所で見られるのではないでしょうか。もっとも日のあるうちにここを走れたらの話ですが。

 以上、地図上の総距離は157㌔。実測ではないので誤差はあると思いますし、何より主催者の設定ルートを正確になぞったとは言い難いのであくまで僕の想像上のルートだと思ってください。それでもこのイベントのルートの魅力が感じられますよね。
 「出雲ワンデイラン160」は一ヶ月後の9月30日に開催されます。参加申し込みは9月7日までです。出雲路を楽しめる絶好のイベントだと思いますよ。あ~、「僕と一緒に走ってもいいよぉ~」という方大歓迎です。いっしょに走りましょう。

シクロはシクロ

2007-08-30 13:57:51 | Weblog
 GONZOUさんという方は、とても的確なアドバイスをしてくださる方です。
 先日の「お昼寝」の回でシクロのポジショニングについて書いたところ、「ロードとシクロの設定は違うのでは」という指摘を頂きました。そこで改めてシクロバイクのポジショニングについて、ショップのスタッフに教わりに行きました。

 以下はシクロバイク教室の講義録。
 まずロードとシクロのフレーム構造の違いは何かというと、次の3点があげられるようです。
 ①BBの位置(高さ)がちがう。ロードバイクは低く、シクロクロスバイクは高い位置にある。
 ②シートチューブの角度が違う。極端に言うとロードバイクは寝ていて、シクロクロスバイクは起きている。つまり、チェーンステーとシートチューブが作る角度がロードバイクのほうがシクロクロスバイクよりも鋭角である。
 ③したがってロードバイクに比べるとシクロクロスバイクのサドルのは、地表面からの高さではより高い位置にあり、BB中心からの距離はより近くに位置することとなる。

 さっそくおうちに帰って実測(^O^)
 まずはBBの高さ。メーカーや車種のデザインによっても違うんだろうけど、うちのルイガノ君の場合33㌢に対してCAAD8君は30㌢と3㌢低い。
 チェーンステーとシートチューブの間の角度は、ルイガノ君が70度に対してCAAD8君は65度。ちなみにダウンチューブとシートチュープではぞれぞれ55度と50度という関係。(※測定値は写真判定によるもので、正確でないかもしれません。)
 それで、サドルの高さというとルイガノ君では98㌢あるのにCAAD8君は95㌢。なるほどぉ、CAAD8君が小さく感じられるのはスローピングチューブのせいだけじゃなくてサドルの高さにも関係してたんだね。ちなみに、BBの高さが違うのはそれぞれの車種が走る路面の状況を鑑みてのことらしい。障害物を気にすることのないロードバイクと障害物が前提となるシクロクロスでは設計思想が違うのである。
 
 というわけで、当然サドル後退幅もシクロクロスバイクのほうが小さくなるはずである。これを僕は無理して広げちゃったわけですよ、5.50㌢に。ではシクロクロスのサドル後退幅はだいたい何㌢くらいがいいのですか?という質問に対しては、「それは乗っている人の好みの問題です」と言われてしまいました。当たり前だね。でも目安になる基準の出し方くらいは教えてほしい。すると、ペダルを水平にして脚を乗せ、乗車姿勢のまま膝関節の中心から垂らした糸が母趾球に下りるくらいの位置がサドルのいい位置なんだそうで・・・。これってどこかで聞いたよなぁ。あ゛、ロードの基準と同じ?
 とにかくもう一度セッティングしてみることにしました。すると、サドルはどんどん前へと移動して、ベストと思われる位置にきました。そこでサドル後退幅を測ってみると3.5~4㌢弱とでました。う~ん、よくわかりませんがこれでいいのかなぁ。
 今度このセッティングで100㌔ばかり走ってみようと思います。


宇治に行ってきました(^O^)/ その2

2007-08-29 13:59:32 | Weblog
 ここからは木津川自転車道に乗りまして、八幡の流れ橋へ。あまり距離はないのですが、とりあえずここでも小休止。ここの川でも小さな女の子たちが川遊び。どうやら家族連れのようです。帰りにはもっと遊泳人口が増えていまして、若いお母さんたちも泳いでました。さすがにこの暑さにはたまりかねたご様子です。
 流れ橋を自転車で渡ります。ゴトゴトぽこぽこ。そう言えば赤川仮橋もこんな音がしてましたっけ。ちょいと写真を一枚撮っておきましょう。
 ここから最終目的地の宇治までは10㌔ありません。一挙に走りぬけます。最初の分岐点にはちょっと不安がありましたが、どうやら正しい道筋に乗れたようです。一路こぎます。ただただペダリング。川沿いの道をはずれてしまうともう涼感のある風など期待するほうが無理というもの。おまけに想定外の起伏まである。城陽市には天井川が多く、川を渡るたびに小さな坂を越えなくてはなりません。おまけに宇治に入るときにはちょっとした坂があります。さすがに峠とはいいませんが。え~ん、暑いのに坂道嫌だよぉ~、おっきい坂なんか嫌いだよぉ~。泣いても坂が低くなるわけではなし、ここは一つ頑張って越えなくてはなりません。
 そしてやっとこさ辿りつきました、宇治であります。時刻は12時ちょうど。ランチタ~イム!!「ざるそばがいい」誰が言い出したか、やはり暑さのゆえでしょうか。とりあえず、茶そばの看板がかかる手打ちそばのお店に入ります。小さなお店なのですが、ずいぷん混み合っています。人気店だったのかな。僕は茶そばを注文。おじいちゃんがそばを切り、お父さんがゆがきあげ、お嬢ちゃんが給仕するみたいな家族経営のお店。中学生ぐらいかな、お店のお手伝いえらいね。「最初の一口は出汁をつけずに召し上がってください」。はいはい。おっ、これは抹茶の香り。さすがは茶所のお蕎麦です。お店の入り口では若い女性観光客がおじいさんのそば切りの実演に見入っております。おじいさんジョークを交えながら解説中。なかなか感じの良いお店でありました。
 さて、お食事の後はデザート。宇治の甘味をたっぷりとというつもりだったのですが、皆さんお腹がふくれてしまったようです。だっから、蕎麦定食にせずに僕みたいに盛り一枚にしとけばいいのに(^_^;。 とりあえずこの前に食べて絶品だった抹茶ソフトをご推奨。300円で~す。このソフト、抹茶が濃厚に練り込まれておりまして、とても美味しいのです。行列ができてましたね。おさじの代わりに「焼き八橋」と「抹茶せんべい」がつけてあるのがおもしろいです。

 さて、取り立てて観光地巡りをするわけでもないので、一息入れたらおみやげを買って帰ることにします。僕は自分用にお抹茶を一つ買いました。バイクを置いたところに戻り準備をしていると、何やらK氏が英語で話しはじめました。会話のお相手は観光に来ていたフランス娘。どうやら自転車で来ているのが珍しいようで、どこから来たのか、何㌔くらい走ってきたのかといったことを聞いているようです。41㌔くらいという答えにすなおに感心しておりました。ツール・ド・フランスの本場でもこの暑い中を41㌔も走るというのはやはりちょっとしたサプライズに値するようです。ちなみに唯今の気温36℃という情報にさすがにうんざりしておりました。わかる、わかる。
 宇治橋のたもとの給水所でみんな頭から水をかぶって再出発です。僕もかぶってみますが他のメンバーと比べると早く乾いてしまうみたい。登頂に保水性のある物質を備えているということに一つの羨ましさを感じてしまいました。
 宇治駅前のコンビニで補給。とにかく水、冷たい水です。ルートは単純に来たみちを戻るだけなのですが、何せ暑いさかりの走行となります。腕や脚の筋肉を冷やすのに自然発汗だけでは足りません。なので給水ボトルから水を掛けながらの走行です。よくツールの写真などで目にしますが、自分でやったのは初めて。結構効果的ですね。ついでに言うと、アームカバーやレッグカバーは単なる日除けとしてだけではなく、水分の蒸散効果を長く保ってくれるということを発見しました。これはありがたかったです。痛みはじめた左脚長脛靭帯も冷やして少しもむと楽になりました。おかげで帰りに気になっていた最初の坂もさほどの痛みもなく乗り切ることができました。ラッキー。
 しかし、何かあるのがツーリング。本日のトラブルはY君のバイクでした。急速にタイヤがシボミはじめたようです。つまりパンクですね。本人はスローパンクなのでとりあえずエアーを再充填して走りながら様子をみるとのことでしたが、下りにかかる頃にやはり限界を迎えたようです。急遽個人商店の前の駐車場をお借りしてパンク修理となりました。とりあえず僕の持っていたスペアチューブを提供してチューブ交換。これで走れるかなと思ったら、なんと今度はブレーキシューが外れかかっているじゃありませんか!おおっ、こんなトラブルは初めてだぜい。シュー部分を外してリペアします。こんなのは珍しいです。
 修理を終えてリスタート。今度は順調に復路をたどっていきます。旧奈良街道を下り、八幡城陽線に乗ります。平川交差点近くのローソンが最終補給ポイント。ここから枚方まではコンビニがありません。しっかり水を購入します。木津川沿いにでて八幡の流れ橋を渡ります。ここではまたまた水遊びの家族連れが増えておりました。ここで小休止。そこからは木津川CRを下っていきます。御幸橋で小休止。ここでは後ろから来たロードレーサーの集団が僕たちを追い抜いていきます。もちろんご挨拶。んで、実は彼らとはこの後同じルートを走ることもあって、ちょこちょこ追いついたり離れたりすることになります。御幸橋からは京都守口線に乗ります。ここは高速走行路です。そんなに無理しなくても25㌔はでてしまいます。MAXは30㌔オーバーでした。
 いよいよ最終の淀川沿いのCLに入ります。暑い中ですが、やはり川辺の風は涼しい。夏草の香りを感じながら関西医大前へ。ここで先程のローディーと再度合流。話を聞くと彼らは朝一番に大坂城を出発して十三峠を越え奈良にでて木津へ北上、木津川CRを経て再び大坂城に帰るというコースを走っているとのこと。「きつかったでしょう、十三峠」というと「ほれっ、やっぱりきつい言うてはるやんか!」と彼らの一人、「誰もきつう無いて言うてへんやろ」ともう一人。なははは、大阪人特有のボケとツッコミが始まってしまいました。しかし朝から200㌔。ご苦労様。先に出発した彼らを見送って、顔を洗ってさっぱりした僕ら。それじゃ、最後の補給にと朝寄ったファミマに行くと、またまたさっきの彼らがいます。お互い考えてることは同じだね、みたいな照れ笑いであります。
 最後の補給をすませて三度彼らを見送ります。僕らはしばらく腰をおろして一服であります。暑いんだも~ん。さてそろそろ出発しましょう。ということでリスタート。朝と違ってできるだけ河川敷を走ることにしました。何しろ堤防上よりも道幅が広いので、走りやすいのです。道々9月の予定など相談します。Y君の提案になる鈴鹿越えセンチュリーランはどうも参加者が少ないみたいです。今日の80㌔の倍はあり、かつ400m級の峠越えもあるとなれば、さすがに躊躇するメンバーも多いです。というわけで計画は琵琶湖一周にいつの間にか変更。みなさん、ようござんすね。
 さて、楽しかった納涼ライドももうすぐ終わり。終点の鳥飼大橋が見えてきました。あれ、どこかで見たような人たちが腰をおろしています。おおっ、さっきのローディー達ではないか。まぁねぇ、若いとはいえそろそろ限界でしょう。手を振って挨拶だけしてお先に進みます。抜き反してしまいました。
 
 納涼とは銘打ったものの、やはり暑い最中の宇治行、皆さんお疲れ様でした。でも楽しかったですね。次回も楽しく走りましょう。Y君はそれまでに自転車を修理しておくんですよ。では次回は琵琶湖でお会いしましょう!


ポジショニングの成果は?
 ところで、新しいポジションの乗り心地はどうかといいますと、とっても楽でした。但し、見ためとっても美しくありません。はっきりいって不細工です。これはどうもステムを一番短いものと交換したほうがよさそうですねぇ(ーー;)。う~、予算をどうするかなぁ・・・。

宇治に行ってきました(^O^)/ その1

2007-08-28 13:56:23 | Weblog
 本日の参加はクラブ員4名です。朝9時鳥飼大橋集合!久しぶりなのでちょいと早めに家を出ました、8時30分現地到着。ちょっと早すぎたかも。さすがに休日ですね。いろんなサイクリストが仲間待ちの僕の横を走りぬけていきます。単独で走りぬけていく方も多いですが、2、3人の集団で走りぬけていくグループが多いです。3人ともマイヨジョーヌを着ているという黄色いグループもおられました。あと20人以上の大集団もグループ走行中。マイヨジョーヌ集団の逃げを追うグルペットか? あ、いやいや、それにしてもこれだけの数だとド迫力ですねぇ~。
 待つこと30分。時間ちょうどにA氏とK氏が到着されました。いつも遅刻気味のY君を待つあいだに本日のコースのレクチャーをいたします。
 注意事項その一。淀川河川敷を走る場合には輪留めに注意。お二人ともロードバイクでもちろんビンディングペダル。これは足をぱっとあげてそのまま通過ってわけには行かないスタイルです。
 注意事項その二。暑いので、休憩はこまめに取る予定であること、補給のできる所では水関係の補給はしっかり行ってほしいこと、速度はゆっくりめで走る予定であることを伝えます。
 そしてルート説明。本日はこれより御幸橋に向けて走り(途中、関西医大枚方病院前で一回目の休憩)、背割堤で休憩後、木津川サイクリングロードに入り八幡の流れ橋まで。ここで小休止の後橋を渡って対岸へ出て八幡城陽線を経由して奈良街道旧道を京都方面に走り宇治淀線に出て一路宇治を目指すというコースです。
 説明を終える頃に携帯に着信アリ。Y君から現在大工大付近を走行中とのこと。後20分ばかりかかりそうです。なんだか自転車が不調なんだそうです。到着後話を聞くと、過日の事故で、フロントトリプルのうちアウターギアが曲がって使えない、しかもインナー・トップに干渉していて、トップ側2枚も使用不可だとか。おいおい、そんなんで走りきれるのか?!まぁ、速度はゆっくり、休憩こまめなら何とかなるかぁ。Y君は久々の参加だしね。 というわけで出発は9時30分頃となりました。まずは最初の目的地関西医大枚方病院前へスタートです。

 朝とはいえ9時を過ぎると舗装された路面には熱気が立ちこめます。時折川面から吹き上げてくる涼風に生き返るような清々しさを感じます。全くこの夏はどこまで暑さが続くんでしょうか?ペダルを踏みながら、ダブルボトルの一本からスポーツドリンクを飲みます。あぢい・・・。もはや清涼飲料水ではなく薬湯となっておりました。もう一本は水ですが、こちらも既にお湯。とにかく補水だけはこまめにしないといけません。30分後くらいに関西医大前到着。さすがにもうこの時間にはどなたも居られませんね。洗面所で顔を洗ってから、コンビニへ行って水を購入します。
 補給後次の目的地、御幸橋背割堤へと向かいます。この先から交通量の多い一般道に乗るので注意して進みますが、アスファルトの道路を走りはじめた途端熱風に襲われます。風がふくと涼しいというのは必ずしも正しいとは限りません。場合によっては体温以上の温風が吹きつけてくるわけで、かえって熱い。それでも汗が蒸散していくので、とりあえずは走り続けることができます。約45分走って背割堤へ。
 木陰が気持ちいいです。木津川では若い女性たちが水着で遊泳中。あ、いいなぁ。涼しいだろうなぁ。流れの急な本流ではなく、湾状になった側流部での水遊び。天然プールみたいだね。A氏、「僕も若い頃は田舎ではプールがないじぶんは川で泳いどったなぁ」と・・・。さすがに僕の田舎は川は遊泳禁止でした。
 と、後ろでK氏が小振りの桃を発見。「こいつはうまい。いける」と食しておられます。公園の管理のおじさんが「おなか壊しても知らんで」と釘をさしておられますが、「食べるな」とは決して言わないところが面白い。

お昼寝

2007-08-27 13:34:32 | Weblog
 土曜日に、左足の調子を見ておきたくて御幸橋まで走りました。シクロだとちょっとしんどいので今日のところはロードバイクで。久しぶりのCAAD8君です。おっとその前に、前から気になっていたポジショニングというやつをチェックしておきましょう。僕の身長は171、股下79なので、シートチューブは51-53と・・・。あれ50だよ?まぁいいかぁ、スローピングフレームだもんね。サドル高は70-72で実測70と。これはOK。で、サドル後退幅はっとぉ、標準が5.5-6.2ね。実測はぁ・・・4.0。あれれ?これって前すぎ?これはマズイかも。ずらしましょ。5.5に再設定。こうなるとサドル-ハンドル幅は、実測51。あ、標準で49-52だ。サドル-ハンドル高低差は5。ロングライド用は5-6なのでばっちりOK。
 さぁ、走りましょ、走りましょ・・・・・。暑ぅっっ!暑いぞ!朝のうちにポジショニング調整してたら出発が11時30分になってしまった。途中多めに休憩とって来たけど御幸橋に着いたのは13時30分ごろ。これ以上走ったら熱中症になってしまいそう。というわけで「背割堤」にて休憩します。お昼寝、お昼寝。枝振りの大きな桜の木の下にある石のベンチでごろり。くーくー。小一時間ほど寝てしまいました。目を開けると緑の渦の中にいるような気がしました。
 さて、暑いけど帰りますか。2時間49分、55.8kmの旅でした。少し左足に不安が残りますが、冷やしながら走るとかすれば大丈夫そう。明日はシクロで宇治へ行きます。
 ところでこのシクロバイクのポジショニングは・・・シートチューブは51、サドル高70はよしとして、サドル後退幅3・・・。これはいけません。ショップスタッフはただ取りつけただけかい!折角のセラロイヤルがこれではねぇ。そして5.5へ変更。ところがこうなると今度はサドル-ハンドル幅がなんと54もある。しかたないです、ハンドルしゃくっちゃえ!かつてないポジショニングの変更となりました。げっ、全く試してないポジショニングで宇治まで往復かよ!?