シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

CS400入院しました(ーー;)

2009-12-29 03:41:56 | Weblog
 12月27日(日)、今年最後の日曜日。DOGMAにCS400を装着したのでこいつのテストをしたいなぁと思っておりまして、100㌔ばかり走るつもりでおりました。 なんとなく暖かい様な気がしたので、アームウォーマーにウィンドブレーカーという出で立ちで須磨に向けて走り始める事に。ところが100㍍も行かないうちに異常に気がつきました。
 「あれぇ、表示がおかしいぞ?」
 とりあえずいろいろ触ってみる事にしましたが、これは長距離のテストをやっている場合じゃなさそうです。なので方針を変更しまして、大坂城公園内の周回コースを走る事にしました。ここならいつ立ち止まってCS400の調整をしていも事故になることはないですからね(^^)
 で、なにがどうおかしいのかという点の確認から始めます。要はカタログなどに表示されている表示と違うじゃないかという事なんですが、最初はどこかをセッティングすれば同じ表示がされるに違いないと思ったわけであります。CS100でも同じような機能があるのでてっきりそうすれば大丈夫なんだろうなと・・・。
 カタログに印刷されている画面では一番上の段に心拍数、二段目に斜度、三段目の左側に現在の速度と右側にケイデンスが表示されています。今のところケイデンスセンサーをつけていないので最下段は速度だけだろうと思うのですが、とりあえずこの設定がデフォルトだと思って間違いないはずです。で、もしかするとバイクマウントに取りつける時にその設定を変更するスクロールボタンを押してしまったんじゃないかなと言うのが当初の予想でしたので、これをいろいろ押して表示形式を変えて走ってみる事にしました。が、すべての表示を試してもそのような表示になりません。なにが違うのかなぁと思いつつゆっくり走っていると明らかに重要なデータが欠落している事に気がつきました。そう、スピードセンサーからのデータがありません。これがないと速度はもちろん、走行距離も、斜度もデータにならない訳です。どうりで心拍と時刻表示しかされない訳だ。ときおりピピッ!て警告音がして「機器接続を確認せよ!」みたいなメッセージが出てくる訳です。
 しかし、これで問題解決がより困難になってしまった事を意味しております。CS400は、心拍数が入らないとうまく作動しないらしいので、先日取りつけた時にスピードセンサーが正常に信号を発信するかどうかのテスト(これはセンサーとホイールのスポークに取りつけたマグネットの距離が離れていると発信されない)はCS100で行い、正しく発信されている事が確認済なのでありまして、要はCS400本体側の受信機能に何らかの異常が発生しているということを意味しているからであります。もしやバイクに装着した位置が悪かったのか?とマウントから外して、スピードセンサーのすぐ近くに持って行ってテストしてみても結果は同じ。
 結局この時点でテストはあきらめてショップにもって行く事にしました。とはいえ、直輸入品のCS400を果たして修理に出せるんでしょうか?こういう無理を聞いてくれるのは行きつけのお店しかないですね(^^) というわけでViaCyclesVillageさんに向かいます。100㌔走ったのでワイヤーの初期伸びも見てもらう必要もあるからちょうどいいわ。
 というわけでCS400ただいま入院中であります。退院予定は年が明けてから(;^^)
まぁ、最悪今のポラールくんに頑張ってもらうしかないわな(^^)


 さて、今年一年も僕のブログをご覧頂きましてありがとうございました。年内の更新は本日をもって終了でございます。今年もいろんな方々からのコメントをいただきまして、詳しい情報を教えてもらったり、励ましていただいたり、皆さんの好意をとてもありがたく感じております。
 明日30日は郷里篠山に向けて、今年最後の「はらがたわ峠」越えを予定いたしております。翌日大晦日、31日の「おおたわ峠」越えは天候がよければ今年もチャレンジしたいとは思っておりますが、昨年のように雪になると断念せざるを得ないかもしれません。年が明けて1月4日に大阪へ天王峠越えを予定しておりますが、こちらも雪の状況如何ではルート変更なども考慮せざるを得ないところ。このあたりの年末年始帰省ライドの「旅のレポート」は1月5日からということになります。
 それでは皆さん、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い申しあげます。どうぞ良いお年をお迎えくださいますように。

「大きなお世話」で小さな親切(^_^)

2009-12-28 03:40:09 | Weblog
 最近、僕のマンションで駐輪してある自転車にいたずらをする輩が出没しております。パンクさせたり、虫ゴムをとったり、ひどいのになるとブレーキワイヤーを切断するなんてのもあります。顔見知りの人の自転車だとあちらから声がかかって修理してあげる事もありますが、チューブの穴が側面に空いていたりするので明らかに人為的なパンクだというのがよくわかります。自転車乗りとしては許せない所業です(#--) 確かに路駐なので、じゃまに思う人間がいても無理はないのですが、だからといって他人のものを壊すのは器物損壊というれっきとした犯罪ですから。文句があるならきちんと苦情を伝えるのが筋ですな。
 で、同じようにいたずらされた自転車があるのですが、もう一ヶ月も放置されたままになっております。これはこれで気になるじゃありませんか。自転車乗りのいるマンションの入り口に故障した自転車が放置されているっいうのは別の意味で許せません。なので勝手に修理させてもらいました。損壊箇所は二ヶ所。ブレーキワイヤーの切断と後輪のパンク。修理にかかると、実は後輪はパンクではなく虫ゴムが取られていたという事が判明しました。虫ゴムをつけて空気を入れればリペア完了。次はブレーキワイヤー。こいつは代わりの物を買って来て交換しなくちゃなりません。ま、650円位だし、いいか。ってことで、自腹きって買って来ます。本当は近くの国道に捨てられている廃棄自転車のフロントブレーキケーブルを採集して来ようかなと思ったのですが、まかり間違って窃盗罪なんてのを適用されるのもいやなので、とりあえずダイエーで購入して来ました。両方併せて約10分で修理完了。こんなに簡単になおっちゃうんだから自分で修理すりゃいいジャンか!と持ち主に文句の一つも言いたくなりますが、メカオンチの若い女の子がオーナーらしいという噂を聞いておりましたので、まぁそこは穏便に(^^)
 問題はこの自転車に鍵がかかっていないことです。壊れた自転車をかっぱらって行く奴はいないでしょうが、修理済みの自転車なら盗まれる可能性も無きにしも非ず。買い物かごにダイヤル式のチェーン錠が放り込んであったので、それと一緒に僕のワイヤー錠で施錠しておきました。後はこの自転車のオーナーに向けて「自分の鍵を施錠してください。施錠確認後当方のものを解錠します」というメッセージを張りつけてお終い。
 「ちいさな親切、大きなお世話」って言葉があるけど、今日くらいはいいでしょう。何せ世間ではこう言っています、「Merry X’mas!」

免許更新 または 街中の交通ルール「おまわりさんに聞いてみよう」

2009-12-25 01:11:47 | Weblog
 えらく長いタイトルになっとりますが、内容はたいしたもんやおまへん(^^)
 免許証といえば普通日本の場合、普通自動車運転免許証の事をいいます。決して普通自転車運転免許証ではありません。で、この免許証ですが通常は三年に一回、僕のような優良ドライバー(ペーパードライバーとも言うな)の場合でも五年に一回は更新というものが必要です。僕のところにもご多分に漏れずこの更新の案内がやって参りました(^^)
 で、その手続きに行って来たわけであります。今回はせっかくお金を払って更新するんだから、ちょっとは勉強して来ようと思いまして日頃いくつか気になっていた事を訊いてみる事にしました。そのレポートであります(^^) なお、表題には「おまわりさんに」とありますが、実際に訊いたのは交通安全協会のおじさんです(^^)

 その1。左折専用レーンのある交差点の直進方法(実例、中津三叉路)。
 写真左をご覧ください。R176が東西に走っておりまして、ここで二股に別れます。さてこの三叉路を東から西(写真右から左)へ自転車で直進したいわけです。
 では道路事情を解説します。上側の黒く見えるのは東行きの3車線で、中より2車線は高架道路につながります。西行きは下側の3車線で、うち南側2本が左折専用レーンとなっておりまして、直進車線とはゼブラ帯で区切られております。ここで横断歩道に注目。自転車横断帯がついておりません。つまりここの信号は歩行者専用信号であります。ですから道交法上自転車は車輌用の信号に従って道路の左側端を直進すれば良いわけです。ところがここは交通量がとても多いところでありまして、しかも左折するドライバーは自転車が直進するなんてことははなっから考えていない節があります。実際僕も直進していたらトラックの運ちゃんにクラクションを鳴らされた経験が何度かあります。そこでこのような三叉路を安全に直進するにはどうすればいいのか訊いてみました。で返って来たお返事は、歩道手前で歩行者用信号が青になるのを待って、自転車を押して横断しましょうって事でした(・・;) 理屈の上では車輌用信号が青のときに直進すりゃいいんですが、ハネられちゃってから「気をつけろっ!」って運転手に怒ってもしかたないでしょうということであります。確かに(;^^)
 ま、合法的な当たり屋を目指すんなら最適の場所かもしれません。

 その2。歩車分離交差点の自転車での渡り方(実例、天満橋交差点)。
 写真右をご覧ください。高架道路があってちょっと見にくいですが、この交差点は普通の交差点じゃない事にお気づきでしょうか。そう自転車横断帯の引かれている位置が通常の交差点とは反対側(通常は交差点の内側、ここの交差点では外側)にあります。これはなんでかといいますと、この交差点は「歩車分離交差点」なんであります。この交差点を自転車で北から西へ進みたい場合にどうすればいいのかという問題です(^^)
 通常自転車は二段階右折をいたします。つまり対面信号が青の時に直進して道路を横断した時に向きを変え、再び対面信号が青になった時に道路を横断する逆L字型に走るのであります。が歩車分離なので車輌用信号がオールレッド、歩行者・自転車専用信号が青のときになら斜め横断してもよいのではないかと思っている人が多いようですが、これは間違いなのだそうです。歩行者自転車専用信号が青であっても、自転車は自転車横断帯を走らねばならないのでありまして、交差点内を斜めに突っ切るというのはNGなのだそうです。そのために交差点の外側に横断帯が引かれているわけなんですな(^^)
 なのであえて斜めに渡りたい人は「押して歩いて」って事だそうです。

 自転車は自動車に比較すると明らかに弱者です。法律上では自転車は保護されておりますが、実際に無謀な車にハネられてしまうととても痛い事になります。法律的には正しくても事故に合うことは極力避けたいもの。無謀な車に毒づきながらも自分の身は自分で守らないといけませんね。安全講習ビデオを観ておりますと「このような事故はなぜ起こったのでしょうか」っていろいろ言ってくれてますが、自転車乗りの立場からこのビデオを観ると自分がルールを守っていても、守らないドライバーがいっぱいいるという恐怖の現実を知らされて改めてそう思います。逆に歩行者にぶつかっちゃうと加害者になっちゃうわけであります。
 物理的に身を守るにはルール通りでもだめ、法的に身を守るにはルール通りでないとだめと、自転車乗りを取り巻く交通環境はやはり厳しいものがありますねぇ(ーー;) お互い気をつけて自転車に乗りましょう。

ツール・ド・フランス2009を観たよ(^^)

2009-12-24 00:57:15 | Weblog
 書籍や雑誌・写真集なんかでは時折その風景を見たことがありましたが、映像で観る機会はこれまであんまりなかったです。以前ツタヤのレンタルDVDで観たことはあったけど、いつの間にか貸し出しされなくなってました(T_T)

 でも今月18日に発売されたJ-Sportsのツール・ド・フランス2009スペシャルBOXを入手しまして、本日観てみました(^^) まだ1巻目の半分くらいしか観てませんが、いやぁそれでもすごく面白いです。各ステージの最終盤を編集した映像が主ですが、それまでの大まかなレース展開の解説がされるのでレースの雰囲気は良く伝わって来ます。単独逃げ切りの勝利なんかもあったりして、「こいつぁ~すげ~やっ!」って思わず声がでてしまいます(;^^) 新城君の5位でのゴールシーンもばっちり写ってたし、同じく落車シーンもばっちり写ってました(^^)
 このDVDを観て、なんで「茄子」のレースシーンが最終盤しか書いてないのかもよくわかっちゃいました(ツールの放映用のディレクションがそうなんだなぁ)。なるほどっていう感じです。
 これからまた続きを観る事にします。きっと最終ステージでの別府君の走りもばっちり写っている事でしょう。楽しみです。

 ps.一部から「早くアップしろ」とご用命いただいておりました僕のドグマの写真をアップしました(12月14日づけ記事にて)。その他16日付けのCS400と21日付けのラバーダックと23日付けの初氷の写真もアップしております。よろしければご覧ください。

凍ってるし(・・;)

2009-12-23 02:58:49 | Weblog
 昨日は冬至でありました。一年で一番日が短いのであります。大阪の場合ですとこの日の「日の出」時刻は7時2分、「日の入り」は16時52分だそうで、お日さまが顔を出している時間はなんと9時間50分しかありません。これが夏至(6月21日)の前後だと2009年の場合6月22日で日の出が4時45分、日の入りは19時15分で、お日さまは14時間30分も顔を出していることになります。でも気温が一番低いのは1月とか2月なんですよねぇ。不思議(^^)

 で、当然昨日も自転車通勤しました。実は昨日は冬型の気圧配置が少~し緩んで寒さが緩むと思っていたのですが、大川端のサイクリングロードにおりてみてびっくり。なんとぉ~お池が凍ってるし(・・;) それだけじゃなくて池の周囲には霜が降りておりますよ。
 お天気jpの日直予報士さんの記事によれば、冬型の気圧配置が緩むと良く晴れて放射冷却が働くので寒くなるんだそうです。きっと昨日の朝は風もなくてシンシンと冷えていたんでありましょうなぁ(・・;) あ~、寒っ!! というわけで自転車を降りて写真を撮って来ました。ただし写真が出来上がるのはもう少し先です。ただいま現像中(Now Printing)でありますからして(^^)

 大阪でもこんなふうに冷えているとなると、こりゃ篠山では路面凍結かもしれません。考えてみると今から30年も前になりますが、中学・高校と自転車通勤していたわけであります。当然地球の温暖化も今ほどでは無かったので、郷里の冬はそりゃもう寒かったのであります。朝方人間だった僕は、朝2時に起きてお勉強をするわけですが、起きてみると隣りの村のあかりが妙にゆがんで見える。はてな?と思ってガラスを触ってみると、なんと部屋の内側に氷がはっているではないの!その日の外気温は零下9℃でありました。んでもって、そんな冬のある日いつものように川沿いの道を高校へ通学していたんでありますよ。気温が低いと川の水温が比較的高くなりまして川霧が発生します。その霧が当時はまだ豊かだった僕の前髪に付くんであります。それが冷たい風にあたりましてある物理的な変化を起こします。そう結晶化するわけですな。したらばどうなるか?高校の教室に入る頃には前髪からツララが下がっているわけです。いや、冗談じゃなくて。
 もう篠山ではそんなことはないかもしれませんが、今でも東北の方なら経験されているかもしれませんね。この話、きっと前にもしていると思いますが、毎年この時期になるとどうしても書きたくなるんであります(^^)

 ま、脱線はこの辺にしておいて。気になるのはその路面凍結なんであります。大阪でもこういう日には路面が凍る事もあるのではないかとひそかにおそれておりますが、その中でも川崎橋の上が一番不安でありました。登ってみると案の定一面の霜であります。キラキラ光って奇麗なんでありますが、これはすべて氷でありますからして、下手にふらつくと滑ったりなんかしそうなんでありますよ(・・;) これって厳冬期だと本当凍っちゃうんじゃないでしょうか?一抹の不安がよぎった朝の通勤ライドでありました。この冬も無事に過ごせる事を祈らずにはおれませんです。