元同僚（先輩）のＣＢ９２です、結婚前から所有されてる代物です、退職後自身で復元をされて使用されてますが、今回、エンジン回りの「オイルに滲」「バッテリー交換」「パンク修理・チューブ交換（前後）」等々細々した所の「リフレッシュ整備」を施します。
整備が完了し、走行実施、概ね良好を確認しました、６２年式「エントツブリーザー」タイプ、走りも「良好」です。
依頼項目では有りませんでしたが、フロントフェンダー先端が、醜く凹んで居りましたので、軽く板金後「第二種原動機付自転車」の表示である「白マーク」を塗装しました。
このマークの形状、後方は「△マーク」で明瞭なのですが、フロントの場合、各機種異なります、ＣＢ９２はどの様な形をしてるのか？、ネット・雑誌等で確認しました。確認出来る写真は「フルレストアされたＣＢ９２」ばかり、明快な「形」が確認出来ません・・・、取敢えずこの様な「形」に塗装しました。
生産されてた頃の写真が見てみたいネ。 
後方の図。
ちなみに、この「第二種原動機付自転車」の前後マークは「法規」では無く、表示は「任意」だそうですネ、無くても違反では無いようです。
一通りの整備にて「復活・エンジン始動」です。
始動性良好、異音も無く安堵です。
こちらのＣＢ９２（赤）は、取敢えず点検だけで良いとの事でしたが・・・、変な「虫？が騒ぎ出しまして」、エンジンに触り出しました所、
オーナーさんに聞くに、購入時Ｃ９５（１５０ｃｃ）エンジンが搭載されてたそうで、
⇐ Ｃ９５ ６０年式 エントツブリーザー仕様。
中古ＣＢ９２エンジン（６２年式：中身の分からない、動態未確認で程度は良く有りません）を入手し交換・搭載し、そのまま保管してたとの事、車体が綺麗なのに、エンジンが、やたら汚れて居り、エンジンオイルも入って居りませんでしたし「？？？？」と思って居たのですが納得です。
オーナーさん、車体は「６４年式」綺麗です、エンジンは「６２年式」、「Ｃ９５良品エンジン」も有り、エンジンの復活に欲が出て来たみたいです。
さて、どの様に料理？しましょうか？。
先日、入庫しましたＣＢ９２（紺）オーナーさんの、２台目「ＣＢ９２（赤）」です。
このＣＢは 始動整備は不要で、フロントタイヤのパンクのみ直してとの事、多分修理しても・・・、放置されるでしょうから、納得です。
１台目の「ＣＢ９２（紺）」、本日エンジン始動しました、異音も無くすこぶる良好機関を確認しました。
只、細々した不具合ヶ所は、多々有ります。
バッテリーバンド取り付け部欠損で、暫定補修。
その他不具合対策は、２台目ＣＢ９２（赤）との、部品スワッピングにて、対応と考えてます。
友人の「ＣＢ９２：６３年式」です。
終活真っ盛りの筈ですが、このＣＢだけは「手放さい」と・・・で、今回動態整備の依頼です。
２０数年前、レストアされた「極上」で有った様で、殆ど乗らず納屋ガレージの奥に保管した間々ですと、こう成りますかね？。
気に成る部分が、数カ所有りますが、
分解マニアのＣＢ９２大好き人間にとって美味しい？バイクです、楽しめます（笑）。
彼は先輩で有ります、始動未確認のＣＢ９２をもう１台所有してます、ソロソロ後継者へと・・・・、
御忠告しておきました。
前輪を浮かせ、フロントフォークを左右に、動かしますが「重い感じ」。
この部分の「締め代・トルク値」不良と思われます。
この部分の分解に当たっての不具合発見。
ハンドル取り付けホルダー部、「赤矢印」部に「隙間」が無かったので、隙間を付けた取り付けをする。
隙間の必要な理由は、この写真を参考にして下さい。
更に、ハンドル取り付けホルダー部、部品合わせ面に塗料が乗っかってます（黒マジック塗布部）、これを削り取りました。（この部品はバフ処理が正規です）。
スチールボール「１個不足」発見、１８個必要。
等々の改善をし、ステム軸の取り付け「ナット適正締め付け」等にて、フロントの切れが、軽く成りました。
