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旧車レストア記録

老後の「暇潰し・ボケ防止」。

チョット気に成ります「メーンスタンド」のガタ付。

2016-10-06 22:07:42 | ベンリーC/CS/CB92 

修理が完了しました「CB92」です。
マニュアル始動要領方法にて、容易に「エンジンが掛かります」。
 2~3日、放置にての始動性確認続行中。

・・・で、チョット気に成る事、「メーンスタンド」使用時、「ガタ付が大きい」車体がグラグラしてます

修理開始。
  メーンスタンド取り付け「構成部品」の軸と軸受けのクリアランスが、大きく成って居る様です。
 メーンスタンドの構成部品図。

①:車体側の受け軸孔。
②:5番(メーンスタンドデェスタンスカラー)。
③:20番(メーンスタンドアンカーボルト)。
④:メーンスタンドの取り付け軸孔。
上記4ヶ所の「軸・孔」のクリアランスが大きく、メーンスタンド使用時の「ガタ付」と成ってます。

完璧に「ガタを無くすには」、①④の軸径を整え、その軸径に合わせた②③の部品製作と成りますが、今回は・・・・・、

各クリアランス部に、スペーサーを挿入して対応し、
良い感じで「車体のガタ付」が、少なく成りました。

 

 

 

 

 

 

 




CB92/95始動要領。

2016-09-22 18:09:39 | ベンリーC/CS/CB92 

CB92の始動性が良く無いと、よく聞きますが・・・ 。
 イグニッションキーの位置図。

 Ⅳ:夜間駐車(テールランプのみ点灯)・・・・・・ 抜ける。
 Ⅲ:夜間走行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 抜けない。
 Ⅱ:昼間走行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 抜けない。
 0:停止(電気回路全て遮断)・・・・・・・・・・ 抜ける。
 Ⅰ:セルモーターのみ可(ガソリンを吸引の時使用) 抜けない。

始動要領 
 1:チョーク「全閉」。
 2:キー位置  セルの場合「」、 キックは「」。
 3:スロットルグリップ「全開」。 ⇐ 重要・遵守事項
 4:セル3秒 or
キックの場合2~3回。←この時点で、シリンダー内に着火に必要なガソリンが吸引される。                                    
*5:キー位置「Ⅱ」。
*6:スロットルグリップ「1/8~1/4位開ける」←開け過ぎない事、スロットルバルブを、少し上げる感じ。          
*7:スロットルグリップ上記開度で「固定」しセル or キック始動、
   初爆確認と同時に、スロットルグリップをあおる

 8:チョーク徐々に「全開」。←季節・機関特性に依り変動有ります。

:暖気完了の場合は、⑤⑥⑦のみの操作と成ります。

 

 バッテリーが放電状態の時は、上記手番をベースにてキック。
1:キー位置「」。
2:ライトSWを「」で、キック始動(強く・早く)。

 

現在、整備をしてますCB92の場合、上記始動要領にて、容易に始動再現します。

但し、現在機関の調子の良いCB92でしたら、こんな面倒な操作は不要かも知れません、
あくまでも長期保管後の最初の始動時とか、日頃、始動困難を体験してる方に有効かと、一度試して下さい。
今、整備してますCB92も、機嫌の良い時は、暖気して無くても、暖気完了時の様に⑤⑥⑦操作で、簡単に始動する時が有ります。

 

 




初めて見ました。

2016-09-22 16:55:33 | ベンリーC/CS/CB92 

修理・点検をしてます「62年式(製造年は61年9月):CB92」ですが、貴重な物を発見しました。
結構な数の旧車整備に、携わって来ましたが、初めて拝見しました。

  

イグニッション キーです、「蟹さんマーク」、更に「メーンキーロックキーポンプキー」とも、オリジナルで、当時の
「管理タグ付(61,8刻印)」です。

当時、このCB92を入手以来、廃却・処分と言う「浮気もせず」、家族の成長と共に、大切に維持されて来た賜物でしょう。

 


エンジンが掛かりません「CB92」。

2016-09-19 20:29:03 | ベンリーC/CS/CB92 

10か月程、放置して居りました。 

  フロートが固着してます。これではガソリンがフロート室に入って来ず。

 結構「初期型」です。
  エンジン番号:CB92E-210008* フレーム番号:CB92-210007*

62年式 製造年:S61/9/6~S62/7/13  5702台製造   S61年9月中の製造機種か?。

    初期型特有の造形美。


近場では有るが、隣町の「友来る」。

2016-09-02 20:25:43 | ベンリーC/CS/CB92 

朝夕は、若干「涼しく?」成り、CB72の整備を始めましたと「ブログ更新」を行った所、御同輩のガレージ訪問が有りました。

20数年前に、物置2階に「眠らせていた2台のCS92」を引っ張り出し・・・「発狂」か?、整備を開始、キャブレターから「ガソリンが漏れる」、「クラッチが切れない」など、部品持ち込みで修理相談です。

今日は、ガソリン漏れが治らないと、タンク(2個)の持ち込みです。

 「前期プレスハンドル」と「後期パイプハンドル」のCS92ガソリンタンク。

  コック各部品の状態をチェック。
新品部品の入手は、あまり期待出来そうに有りませんが、何とか「手作りにて」対処出来そうです。

   CS92ガソリンタンクのフュエールコック、修理完了。

シリコンパッキンを塗り込みましたので、2~3日乾燥させます