旧車レストア記録

老後の「暇潰し・ボケ防止」。

CB92/95始動要領。

2016-09-22 18:09:39 | ベンリーC/CS/CB92 

CB92の始動性が良く無いと、よく聞きますが・・・ 。
 イグニッションキーの位置図。

 Ⅳ:夜間駐車(テールランプのみ点灯)・・・・・・ 抜ける。
 Ⅲ:夜間走行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 抜けない。
 Ⅱ:昼間走行。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 抜けない。
 0:停止(電気回路全て遮断)・・・・・・・・・・ 抜ける。
 Ⅰ:セルモーターのみ可(ガソリンを吸引の時使用) 抜けない。

始動要領 
 1:チョーク「全閉」。
 2:キー位置  セルの場合「」、 キックは「」。
 3:スロットルグリップ「全開」。 ⇐ 重要・遵守事項
 4:セル3秒 or
キックの場合2~3回。←この時点で、シリンダー内に着火に必要なガソリンが吸引される。                                    
*5:キー位置「Ⅱ」。
*6:スロットルグリップ「1/8~1/4位開ける」←開け過ぎない事、スロットルバルブを、少し上げる感じ。          
*7:スロットルグリップ上記開度で「固定」しセル or キック始動、
   初爆確認と同時に、スロットルグリップをあおる

 8:チョーク徐々に「全開」。←季節・機関特性に依り変動有ります。

:暖気完了の場合は、⑤⑥⑦のみの操作と成ります。

 

 バッテリーが放電状態の時は、上記手番をベースにてキック。
1:キー位置「」。
2:ライトSWを「」で、キック始動(強く・早く)。

 

現在、整備をしてますCB92の場合、上記始動要領にて、容易に始動再現します。

但し、現在機関の調子の良いCB92でしたら、こんな面倒な操作は不要かも知れません、
あくまでも長期保管後の最初の始動時とか、日頃、始動困難を体験してる方に有効かと、一度試して下さい。
今、整備してますCB92も、機嫌の良い時は、暖気して無くても、暖気完了時の様に⑤⑥⑦操作で、簡単に始動する時が有ります。

 

 




初めて見ました。

2016-09-22 16:55:33 | ベンリーC/CS/CB92 

修理・点検をしてます「62年式(製造年は61年9月):CB92」ですが、貴重な物を発見しました。
結構な数の旧車整備に、携わって来ましたが、初めて拝見しました。

  

イグニッション キーです、「蟹さんマーク」、更に「メーンキーロックキーポンプキー」とも、オリジナルで、当時の
「管理タグ付(61,8刻印)」です。

当時、このCB92を入手以来、廃却・処分と言う「浮気もせず」、家族の成長と共に、大切に維持されて来た賜物でしょう。

 


エンジンが掛かりません「CB92」。

2016-09-19 20:29:03 | ベンリーC/CS/CB92 

10か月程、放置して居りました。 

  フロートが固着してます。これではガソリンがフロート室に入って来ず。

 結構「初期型」です。
  エンジン番号:CB92E-210008* フレーム番号:CB92-210007*

62年式 製造年:S61/9/6~S62/7/13  5702台製造   S61年9月中の製造機種か?。

    初期型特有の造形美。


定期点検完了です。

2016-09-19 18:50:30 | スーパースポーツ CB72

組み立て後、最初の「エンジン始動」は、何時も緊張します。

火入れ前に、充分エンジン各部に「オイルを循環」儀式済ませ、セルにて簡単に始動しました。

  始動性アイドリングアクセリング共、すこぶる良好です。


念の為、「前後ブレーキシュー」の確認をする。

   リヤー部     フロント部

ブレーキシュー部、ハブスリーブ部共、良好状態を確認、暫くは交換の必要は無い様です。


 


シリンダーヘッド「バルブシート面の研磨加工」を施す。

2016-09-17 22:28:48 | スーパースポーツ CB72

CB72シリンダーヘッドの「バルブシート面とバルブの当たり面」は、自前研磨加工を施して居りましたが、今回は外注手配としました。

  流石、プロの仕事です、綺麗な「当たり面」が再現されて居ります。

   シリンダーヘッド小組み開始し、エンジン組み立て。この状態にて車体に搭載します。

車体の準備、その前に車体搭載部の「オイル汚れを落とします」。

   エンジン搭載 ⇒  

明日へ続く。