あちこちから、春の兆しの便りが聞こえてきます

　「春告魚」イカナゴの稚魚「シンコ」漁が23日、大阪湾や播磨灘で解禁になりました。　昨年の漁獲量は約１万600トンで、しだいに漁獲量は良くないらしいです。「イカナゴ」は「くぎ煮」と呼ばれるつくだ煮にします。神戸のお得意先の奥さんは此のシーズンになると、神戸・明石の「魚の棚」市場に出かけイカナゴの稚魚を大量に仕入れ、殆ど徹夜で「くぎ煮」を作り、私達にももって帰らしてくれました。くぎ煮作りは彼女の春の行事だったのです。
　又、高知県の春の「ノレソレ」（アナゴの幼魚）漁も高知県須崎湾で始まっています。（１キロ約５０００円程）長さ５～１５センチ前後の細長く透き通ったノレソレは「三杯酢やポン酢をかけ生で」食べます・・・熱燗にあいます。体長が小さくて魚群探知機に映らない為、漁師達はカンを生かした漁法です。高知県ではもう一つの「ドロメ祭り」が有ります。ドロメとはイワシの幼魚で、薄塩ゆでにし一日弱程天日ほした物が絶品ですが・・・これも生の方が美味しい。
　春の訪れは山にも有りますね・・・それは野焼きの便りです。今日は朝から、山の畑に金柑の収穫に行きましたが、何方かが取ってくれたらしく？大きい物は全部盗られていました。盗る方も、盗られる方も決して愉快ジャー有りませんね。
　「悪魔」が微笑んだら・・・それは格好がつかん！ですから反対に、笑う角には福が来る・・・と云います。笑って暮らしたいものです。
　ウコン堀りもしたので、お昼抜きの14時帰宅でした。本日も、運動は終了、お風呂だけで十分です。写真は，ドロメです。私は、どちらかと云うと「のれそれ」の方です。

グルメじゃーないですが・・・

　　「食」のいろいろです・・・ヨーロッパで牛肉100％加工食品に「馬肉」が含まれていて大騒ぎ。馬肉は英国のように食べない国と、フランスのように食べる国がありますが，日本は刺身にして馬肉を食べます。御岳山の麓の手打ちそば「車屋」で食う「蜂の子」のつくだ煮は上等の酒の当てになりました。又、げ手物で、「食用の犬」を飼う中国も有ります。自転車以外「動く物は何でも食う」と云うのが広州人です。その昔広州に行った時、猿の脳みそは見つからなかったですが、蛇料理を出す店に入った事が有ります（私は、食べれなかった）。でも、小学生の頃ですが、徹夜で火を焚く炭焼き小屋での居眠り予防に食う「マムシの串刺し干物」はこんがりあぶって食うと、鼻血が出る程利きましたです。最近では田舎の同級生宅で害獣「ハクビシン」（猫類？）のすき焼きを食いました・・・味は狸みたいなものです。
　暴飲暴食を「牛飲馬食」といい、古い中国では「羊頭狗肉（ようとうくにく）」と云う言葉も有ります。
　このほど高知県は、高知県清水市出身の「森沢社長」の大手整水器メーカー「日本トリム」（本社・大阪市）と「こうち産業振興パートナーズ協定」を締結しました。同社から「１億円の寄付」を受け、起業を支援する「基金」を創設するそうです。「民間の資本」故に、年度をまたいで資金援助できるなどの自由度も高く、約３年間はサポートしてもらえるそうです。　
　津野町では津野町出身の「万代百貨店元社長・元会長の下元さん」から、１０年以上に渡り毎年１００万円の個人的寄付を頂いています。こう云ったご寄付では、自由度が高く使い勝手が良いです。
　万代は、年商２０００億円を超す大阪の大手食品専門スーパーで、買い物自転車の家庭の主婦（地元商店街の一部）をターゲットに良く儲かっています。自動車を置く駐車場の設備投資は必要ないです・・・しかも、家庭の台所に必要な物だけしか売りませんし、ゴルフ場経営や娯楽設備なんか全く興味ないです。賢いですね・・・創業者は福井県出身で，下元さんは娘婿。その反対に、高級乗用車で送り迎えされる主婦や、毛皮のコートを毎回着替えて来店する主婦等をターゲットにするのは、尼崎、芦屋や西宮，宝塚などの西日本一の超高級スーパー「イカリ」（岡山県出身）年商３４０億円。イカリは裕福層の奥さんがターゲットで、高級住宅地近辺にだけしか店を出しません。白と黒の碁盤状の印刷の「スーパー・イカリの買い物紙袋」を繁華街で持ち歩けるのは「金持ちのシンボル」、資産家の金持ちだけです。
　今日の朝日新聞、中国で「食べ残し」をなくす運動が全国各地に広がっている。半分近く残してしまうほど「たくさん料理」を用意することが、もてなしや「豊かさの表れ」と考える中国で、新たな潮流が起ってるようです。・・・？足りないよりは、余るくらいが良いかと、思っていた私も反省です。
　写真は庭のほうれん草です。今日は朝８時からカレー作りでした、同級生の焼いた炭火で、約７時間は煮込みました、野菜類は殆ど形が有りません。今日は、風呂だけです。

学習した本性は、なおらん？

　「北越紀州製紙」は昨年８月に大王製紙の創業家などから同社株を「約２割」買い取り、「持分法適用会社」とし“北越紀州・大王連合”は、王子ホールディングス、日本製紙グループ本社に次ぎ業界３位になったのですが、
　「大王製紙」の関連会社が昨年７月から１２月にかけて北越紀州製紙の株を断続的に購入していたことが判明。外形上インサイダー行為と疑われると・・・北越紀州製紙が懸念しているらしい。・・・オーナー会社の性癖で、どうやら鎌首をもたげた様子です・・・大王製紙本体で利益が上がりだすとどうでしょうか？うまく行きますかね。
　大王製紙は、昨年、日本製紙の株を持っていたのは売却しましたが、実は「此の株」、「大昭和製紙」の株を大王が持っていて、大王が株を持ったままで大昭和が「日本製紙に吸収合併」されたから、日本製紙の株主となっていたのです。株主請求での株式保持の強さを知っているのが「大王製紙」なんです。　大王製紙（株）２１日現在値＠ 611 前日比 -27(-4.23％) 。北越紀州製紙（株）２１日現在値 ＠469 前日比 -6(-1.26％)
　「株式投資」をする時には「配当」と「値上がり益」をトータルで見る株主資本コストを見ますが、企業間の勢力争いの場合は異なります。実質本来の株式投資では、企業が実際に株主に提供している利益率・収益力「ＲＯＥ」を見ます。つまり株主が求める利益率より、ＲＯＥが高い企業なら、株主はＢＰＳより高く買ってもいいと思うし、収益力が下回る企業なら、逆に売ろうとします。
　売ろうとする場合は、「解散価値」である「ＰＢＲ１倍」が下支えにはなります（企業解散して，払うものは全て払い、売れるものを売って、銭が幾ら残るか）。　（ＲＯＥは、計算の分母となる「自己資本が小さい方」が計算上高まりやすいし、経済状態が危機時だと、安定経営の「自己資本比率を高く維持する経営」が評価されます）
　今日は久しぶりのグランドゴルフでした。霜柱が立っていて寒かったです。４ラウンドして平均が１９で、まーまーでした。写真は庭の畑、手前が紫たまねぎ、向こうが春キャベツと其の左がエンドウです。

美味しいと云うよりは・・・量が少ないです

　神田の「やぶそば」が昨日焼けました。神田須田町の仕入れ先の本社に出張すると、お偉方との昼には「やぶそば」（社長の時は、須田町交差点の千疋屋のビル・フランス料理のフルコース）でした。やぶには、何時もベンツが何台か・・・送り迎えで玄関にやってきます。お値段はお高いです、量は少ないです・・・腹が満足する迄（下品）食べると一人・小一万円の蕎麦になります。私は田舎者ですから、此のやぶそばの直ぐ近くの，確か「松屋？」のそば・特大のエビの天ぷら付きが好きでした。もう一つ、此の近くの「鳥のすき焼き」の老舗か、鰻の老舗もすきでした。何しろ、神田界隈は老舗ばかりです。
　其のニュース、　19日午後7時20分ごろ、東京都千代田区神田淡路町の老舗そば店「かんだやぶそば」から出火、木造2階建て店舗約600平方メートルのうち190平方メートルを焼いた。「かんだやぶそば」は１３０年余り前の明治１３年(1880)の創業で、大正１２年に建設された数寄屋造りの建物は、東京都の歴史的建造物に指定されていました。
　今日は高知市の病院に同級生二人の見舞いです・・・先日一人は膵臓ガンで膵臓を摘出、もう一人は昨年、膝の人工関節手術の化膿（6ヶ月以上掛かる・・・糖尿病の為？）です。脳梗塞も三人、ガンが４人・・・１０年前に高知に帰って来てからは見舞いばかりが多いですが・・・何れも酒好きの酒飲みばかりです。こちとら、見舞いさせてもらえるだけでも幸せと云うものですかね。
　今日は快晴の上々の日和です。石油ファンヒーターがダウン寸前になり、２０度を越すと必ず消えます。バーナーに燃えかすが付着するとこうなるので、朝から分解して大掃除です。買った電気屋に持ち込めば３０００円取られます。高級品のだと各種のセンサーが悪さするのです。電気屋の口車に乗って、高級品は買わない方が良い！機能が少ない程故障が少ないのです。
　写真は、１０の日に金沢でお祝いの席で頂いたバラですが、高知県迄とって帰ったかみさんが喜んでいます・・・長持ちしています。
　風呂は、１８時洗い場も満員です。体重６５、6キロ。

中々やるじゃーないですか・・・阿部君か？多分、麻生君です

「個人保証」は事業者の資金調達で善意で保証人(多くは、平取締役等・・・）にさせられた人が会社に絡む「高額」の請求を受け、自己破産や自殺する悲劇もありました。

　法制審は此の「明治時代」からの「民法」の契約・債権分野を「今の時代に合わせる」よう専門部会を設けました。代表取締役以外の役員で、社長に頼まれ、会社債務保証での連帯保証人なり、個人資産も大して無いのに・・・銀行や、主力仕入れ先に債務保証・・・罪も無いのに仕事の関係で呪縛されていました。
　「個人保証を原則無効」とする改正案をまとめ

、個人保証の中でも、「経営者本人」が「会社の債務」を保証する「経営者保証」を例外として認めるよう検討されている。ただし、経営者の「支払い能力」などを考慮して「保証債務を減免」できる救済制度の新設も考えています。担保にした自宅や、土地を銀行に取られ「アパート暮らし」をしたり、正義感の強い創業者が自殺して保険金を差し出したりもします。私も、営業歴４０年の中で、１６回程、得意先倒産の「裁判所整理」経験が有りますからこう云った、中小オーナー会社の倒産企業の悲惨さが避けれるものなら嬉しいです。（内、一番嫌だったのは、悪徳弁護士の預託金背任でした）
　一方、「住宅ローン」や「アパートの賃貸借契約」などの個人保証は今後も認め、契約時に借り手の債務や財産の有無などを「保証人に説明する」よう、「貸手に義務付ける」ことを検討。「説明義務を果たさなかった場合」は保証契約を取り消すことができるものとする。

　次に、「景気刺激策」として大企業の交際費について、「損金」への算入が検討されます。「中小企業」は2013年度から、「年800万円」を上限に「交際費」をすべて損金算入できるようになる見通しです。これは、結構大きいです。
　資本金が１億円を超える大企業は現在、１人あたり「5000円・以上」の飲食費は、交際費を損金算入できないので、これも改めるようです。
　写真は、寝屋川の家の「ブッシュ君」かみさんが窓ふきの布を頭に乗せて忘れていました。今日は一日雨で寒い日です。