紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

学習した本性は、なおらん?

2013年02月21日 16時52分31秒 | 日記
 「北越紀州製紙」は昨年8月に大王製紙の創業家などから同社株を「約2割」買い取り、「持分法適用会社」とし“北越紀州・大王連合”は、王子ホールディングス、日本製紙グループ本社に次ぎ業界3位になったのですが、
 「大王製紙」の関連会社が昨年7月から12月にかけて北越紀州製紙の株を断続的に購入していたことが判明。外形上インサイダー行為と疑われると・・・北越紀州製紙が懸念しているらしい。・・・オーナー会社の性癖で、どうやら鎌首をもたげた様子です・・・大王製紙本体で利益が上がりだすとどうでしょうか?うまく行きますかね。
 大王製紙は、昨年、日本製紙の株を持っていたのは売却しましたが、実は「此の株」、「大昭和製紙」の株を大王が持っていて、大王が株を持ったままで大昭和が「日本製紙に吸収合併」されたから、日本製紙の株主となっていたのです。株主請求での株式保持の強さを知っているのが「大王製紙」なんです。 大王製紙(株)21日現在値@ 611 前日比 -27(-4.23%) 。北越紀州製紙(株)21日現在値 @469 前日比 -6(-1.26%)
 「株式投資」をする時には「配当」と「値上がり益」をトータルで見る株主資本コストを見ますが、企業間の勢力争いの場合は異なります。実質本来の株式投資では、企業が実際に株主に提供している利益率・収益力「ROE」を見ます。つまり株主が求める利益率より、ROEが高い企業なら、株主はBPSより高く買ってもいいと思うし、収益力が下回る企業なら、逆に売ろうとします。
 売ろうとする場合は、「解散価値」である「PBR1倍」が下支えにはなります(企業解散して,払うものは全て払い、売れるものを売って、銭が幾ら残るか)。 (ROEは、計算の分母となる「自己資本が小さい方」が計算上高まりやすいし、経済状態が危機時だと、安定経営の「自己資本比率を高く維持する経営」が評価されます)
 今日は久しぶりのグランドゴルフでした。霜柱が立っていて寒かったです。4ラウンドして平均が19で、まーまーでした。写真は庭の畑、手前が紫たまねぎ、向こうが春キャベツと其の左がエンドウです。

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