紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

ブラジル国花

2012年05月11日 17時02分39秒 | 日記
ブラジルの国の花「イッペー」が葉山の山奥で満開です。その昔、葉山出身の方が数十本のイッペーの苗木を持ち帰ったようです。私は、イッペーと云えば「紫イッペー」しか知らなかったのですが,葉山のイッペーは黄色花の一色です。紫イッペーはサンパウロの街路樹にもなっていますが,此の「紫イッペーの樹皮」は乾燥さし、筋状に細かく裂いたものをお茶に炊き出し「ガンの特効薬」として重宝されているのです。毎朝、かみさんと二人、亡くなった兄が送ってくれた「紫イッペー」の残りと、キシ豆の葉っぱを焙じた物を「葉山茶」に混ぜて飲んでいます。効いてると云うよりは、兄の親切心に感謝する意味が多いのですが・・・。日本の円も80円を割りましたが、ブラジルのレアルは更に気の毒、1レアル40円台になってしまいました。最初の還暦の十数年前に行った時のレアルが100円程でしたから(一ドル140円?)・・・・恐ろしい。1万4000円で4人家族が暮らしていたのが、昨年行った、サンパウロにある姪の菓子工場に来てる40人程の女工さん(大学生のアルバイトも)の月給が一人40、000円。サンパウロのマンションは、200万程だったのが800~900万円(4LDK・1000万以上)になっています。「日給」月給で日給を渡すと、その「銭が無くなる迄遊び」に使って、仕事に出てこなかった若者達は、今は、毎日毎日働いて、少しでも家族が良い生活を出来ると云う「夢」を持っています。ブラジルは働けば必ず見返りが見えてくる、「若者の夢の持てる国」に変わって来たのです。兄の子供の子供達・3世当たりは殆ど全員が大学出身者で、日本語は話せませんがパソコンは出来ます。アイホーン・アイパッドも持っています。写真は、葉山の山奥、イッペーの花です。本日の計量、65、7キロ、131の76。