業績は全然傷んでいないのに、倒産してしまいます。その例の一つ、ある「水産加工会社」ですが、「冷凍食品」だと輸入物主体なんで、此の円高では着実に儲かっているはずなんです。ところが、止せば良いのに、事業拡張の設備投資に「運転資金が固定」してしまい、動かなくなり、しまいには金繰り難で「為替デジバテイブ」の「為替予約取引」博打を打ち、それで儲けて逃れようとし、ここは、素人の悲しさ「為替・逆損失」が増え、倒産した会社がでました。もう一つの水産加工会社は、「取引大口先の会長」が加工会社の会長を「併職」していたため,その大口の取引先の倒産で、大きな被害を受け、自らの資金繰りが行き詰まって倒産した例です。これは、売り買いの会社を「兼務していた会長」の明らかな倒産予備会社への取り込み融通、「犯罪行為」がありました。この二つとも、本体の社長が、身の丈の経営に徹して居れば、利益も上がって、赤字で倒産するはずも無い会社ですが、・・・倒産してしまうのです。もう一つのたとえ話、「株取引」損害を出し、それを隠蔽し「粉飾決算」を続けていた会社・「オリンパス」と云うカメラの会社は自己資本比率は30%を切ってしまい、「11%」と云う「倒産もどき」の経営です。が、真面目な会社の此の業界の「キャノン」は、自己資本比率68、8%と優秀。「ニコン」も50、3%と優秀なんです。株式会社は、「公器」であって、「社長」自らが経営者責任を取れば良いだけの話を、「社会的責任」をばごまかしてしまう「夜逃げの悪人社長」に変身してしまうのではたまりませんね。責任逃れの悪人どもが役員をすれば、その会社は、倒産するしか無いのです。今日は、餅キビ(トウモロコシ)の苗を植えに行きました。昼からは、任意団体の総会が二つもあります。決算期ですね。