てつまろの気儘な日常

日常生活での出来事や趣味のことなど気儘に書いております。
09年に開設、22年6月にこちらへ引っ越しました。

大井川鐵道の旅-3終-

2009-12-20 21:11:00 | 鐵道部
ホーム外れの駐車場から乗ってきた列車を撮影して時間を潰す。

秋風に吹かれて発車待ち

風がチョット冷たいので、駅舎へ戻って列車を待っていると、1本後の列車がやってきた。
それを見てびっくり!立ち客がおるやん。
到着した列車から、揃いの旅行会社バッジを付けた団体がどっと下車。どこかへ向かうのかと思いきや、駅前でたむろしている。どうやら自分らと同じ列車に乗るらしい。
これはヤバいと思い。早めに改札に並ぶ。
行きに乗ったスハフ6は最も改札に近く先客が次々と乗り込むので、最後尾のクハ600を目指して急ぐ。なんとか席を確保。
この後混んでくるのは明らかなので、三脚とカメラバッグを座席下に、ザックを座席の背もたれに掛ける。
次停車駅の閑蔵でまたもや団体客が乗り込み、車内は宇品花火臨状態。とても車窓を楽しめる状態ではない。
最後の団体客が降りたのは駿河小山だった。

この日のSL急行は満席なので、先行して撮影することに。
行きに車内からロケハンした、駿河徳山近くの道の駅裏山から撮ることにする。

牽引機はC10

南海電車もやってきた

こちらはC56牽引
今にも雨が降りそうで露出が稼げず、イマイチな感じではあるが、これで良しとする。
駿河徳山へ戻り、新金谷まで乗車。


車内はまたもや観光客で一杯。ワンマン運転なので、先頭車しか乗降できないと案内されているのに、後部車輌から乗降しようとする客がちらほら。会話から、首都圏の人らしいとわかる。
新金谷で降りた理由は・・・↓これ

旧客のバルブ撮影をするためである。が、ホントに真暗でピント合わせも一苦労。
1カット撮るのに数分かかってしまった。
金谷から回送で着いた直後なら室内灯が灯っていたと思われ、ちょっと残念。

駅窓口にはこんなポスターが、

いいなぁ、たそがれてみたいなぁ。


大井川鐵道の旅-2-

2009-12-19 21:17:00 | 鐵道部
途中駅でいくらかの乗客があり、50分ほど走ってアプトいちしろに到着。
ここから次の長島ダムまでは最急勾配&国内唯一のアプト式区間である。
後補機?(というか本務機だね)連結の停車時間に機関車を撮影。といきたいところだが、観光客が群がってなかなか撮影できない。
仕方ないので先に屋台でできたての柏餅を買って、発車間際にパパッと撮影した。




最急勾配90パーミル!(帰りに撮影)


ED90の重連でぐいぐい押し上げる。

長島ダムでED90は解放され、列車はダム湖畔をあがっていく。
湖畔には旧線跡が見えた。


奥大井湖上と接阻峡温泉でいくらか停車したあと、終点の井川を目指す。
いよいよ山深くなり、川は遙か下になり、民家は全く見あたらない。

熊に注意とは・・・。一体誰が降りる?

関の沢橋梁上でちょこっと停車。



水面は遙か70m下。

奥泉ダム脇にはこんなものもあった。


千頭から約3時間かけてようやく終着。


駅脇にある土産物屋で山葵葉の深山漬けとお茶を購入。
下の食堂に降りたら・・・先に降りていった観光客で一杯。折り返しの発車時間まで居座る雰囲気なので、仕方なく駅近くを散策した。
よって、お昼は柏餅に。

駅近くの斜面ではカモシカが食事中。

土産物店のおっちゃん曰く、カモシカは牛に近い種なので鹿よりも美味いんだとか。
ホンマかいなぁ。




大井川鐵道の旅-1-

2009-12-10 20:37:00 | 鐵道部
翌朝、ホテルの窓から外を見ると薄曇り。天気予報では夜には雨になりそうという。
8:00過ぎに金谷着。南海電車がお出迎え。
窓口で鉄道全線フリー切符を求めようとすると、窓口氏が申し訳なさそうに、「11月は売っていないんです。」仕方なく、終点までの片道切符を購入する。


終点まで3090円!


神尾の狸がお出迎え。

流れの緩やかな大井川に沿って約1時間、千頭に到着。井川線に乗り換える。


先頭っぽいけどこれが最後尾


由緒正しき!?客車のカタチ

編成は最後尾にディーゼル機がついた推進運転。その前にオープンデッキのスハフ6が連結されていたので、迷わずコレに乗車。ほとんどの観光客は前のクロスシート車へ乗っており、ほぼ貸切状態。
ぜひとも乗ってみたかった車輌なので、とってもラッキーである。


車内はとてもシンプル。現存する旅客車で最も質素な車輌であろう。
茶室のような侘び寂びを感じる。


定刻に発車し、川幅の狭くなった大井川沿いを登っていく。森林鉄道の趣。


カーブはR=50,60が当たり前、だけれども意外と乗り心地はいい。車輌がガニマタだからか、はたまたスピードが遅いからなのか・・・


沿線の紅葉は丁度見頃。適度に減速してくれるので結構楽しめる。

この先の車窓がとっても楽しみである。

久々の遠征-いざ岳南へ(後)ー

2009-12-06 14:48:00 | 鐵道部
風邪気味だったのと、仕事でドタバタしていたので久々の更新。
岳南鉄道の須津駅から、そのまま吉原まで戻ってもいいかなと思ったが、どうせなら全線乗ってみようと思い、終点の岳南江尾まで乗車。
終点で降りたのは私一人。

終点にはラッシュ用の2連が留置中。

折り返しの列車に乗る。
途中駅に隣接した車庫には電機の姿が。


岳南富士岡~比奈のあたりは線路が工場内を通っており、独特の車窓である。


吉原へ到着後、窓口で記念切符を買う。脇の掲示板を見ると・・・

なんと、電機に体験乗車出来るという。旧い電機の主幹制御器とかがどんなかを知るいい機会。
時間があれば是非体験したいものである。

JRへ乗継ぎ待ちのあいだ、ホームから青いワムハチとオリジナル色のDE10を撮影。




こんなフツーの車輌も、撮れるときに撮っておかねば。

車輌故障で25分ほど遅れてきたローカルに乗り、西焼津で下車。近くのビジネスホテルへ。

繁華街が近くになく静かな立地だが、幸い徒歩5分くらいの所にスーパー銭湯があった。
フロントで割引券を貰って出かけた。帰りにそばの居酒屋「海人」へ。
地酒と地魚の店と謳っており、純米のお燗にも快く対応してくれた。また、店内に駿遠線の写真が何枚か飾ってあり、ちょっとびっくり。

ホテルに戻って天気予報をみると明日は曇り。
大井川鐵道へ出かけることにしよう。