テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

週末あやしい上海③~豫園と小龍包

2012-05-22 10:04:54 | 海外旅行
 上海観光の、これまた定番中の定番、豫園にやってまいりました。朝早くから入場したので、わりとすいていてよかったです。



 美しい庭園とこのような石が見どころとなっています。この石は「美人腰」といって、園内でも人気の高い石のようです。そういわれると、美女が腰をくねらしているように…見えないか。



 こちらは龍壁。



 ここは園内でも造園技術がすばらしいとされている大假山です。



 そして必見中の必見、玉玲瓏です。この穴ぼこだらけの石が、なぜ必見とされ、珍重されるのか、理解しがたい日本人も多いのではないでしょうか。中国人の奇岩怪石趣味というのは、わかりづらいものです。美意識に民族差があることを実感させてくれます。



 個人旅行だったので、けっこうじっくり見て回りました。ガイドさん付きだと、解説が入るのはいいのですが、人の後をついて歩いていると、見たような見ていないようなに、私の場合はなりがちです。その点、個人だと好きなように見て回れるのでいいです。豫園から出てくると「緑波廊酒楼」があります。クリントン元大統領など、ここを訪れた各界の有名人の写真が飾られている有名店です。私も何回か入りましたが、それなりのお値段がします。



 今回は庶民的な、こちら「南翔饅頭店」へ。多くの人の行列ができていました。



 店内ではいろいろな点心がたのしめます。おもちかえりの小龍包も売っています。16個で20元。いつも長蛇の列なので、敬遠していて、実は私も今回初食べです。



 蒸しあがったのが届くと、行列が急に動き始めます。



 こちらが小龍包です。日本と違って、かなり皮が厚いので、16個も食べるとお腹がそれだけでいっぱいになってしまいます。



 お味のほうはというと、ちょっと期待外れというか、30分以上待ってまで食べるほどのものでもないな、というのが正直な感想でした。まあ、豫園にいったら話のタネに訪れるのもいいでしょう。