ポカポカ陽気の伊那谷⑤～飯田

　飯田駅に到着しました。かわいらしい駅舎です。屋根の赤い色は、リンゴを想起させます。非常に不便な飯田線は、飯田駅以南がいわゆる「秘境駅」の宝庫になっているようです。　



　有名なリンゴ並木ですが、季節がら、もう一つ雰囲気が出ません。



　リニア新幹線の南アルプスルート決定を祝うポスターが市内に貼られていました。２０２７年とあるので、１５年後の開業ということでしょうか。人口が減少していく中で、ほんとうにやるんですねえ。



　変わった形の建物があるなと思ったら、小学校の校舎でした。保存建築物の指定を受けていました。



　かつての飯田城の門の１つのようです。ひなつ



　飯田生まれの日本画家・菱田春草の生誕地の碑です。揮毫は高名な横山大観でした。



　幻想文学の翻訳家・日夏耿之介氏も、同じ飯田生まれとのこと。



　日夏氏の記念館がありました。民俗学者の柳田國男も飯田にゆかりがあるということで、同じ敷地に記念館がありました。



　飯田駅前のラーメン店「新京亭」に入ってみました。



　店内は、典型的な「昔の食堂」風です。



　なんの予備知識もなしに入ったのですが、地元のテレビ局に紹介されたりするお店のようです。その手の色紙が飾ってありました。



　こちらが品書きになります。



　最もふつうの中華そば（６００円）を注文しました。



　澄んだあっさりスープは昔ながらの味で、なかなかいけます。平打ちの麺がなめらかで、口当たりがよかったです。



　調べもせずにいったのですが、いいお店にあたってよかったです。飯田はＪＲを使うと不便なので、帰りは新宿直行の高速バスを使いました。しかし、高速バスは便利だけど、今度のゴールデンウィーク中の事故をみると、ちょっと不安になりますね。