テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

八幡浜のちゃんぽん巡り(ロンドン」「丸山」「イーグル」)

2009-12-16 09:29:23 | 麺類
 南予方面に仕事があったので、八幡浜によって、まちおこしの素材となっているというちゃんぽんをたべてみることにしました。お昼時の商店街ですが、まあ、こんなものでしょう。歩いている人が0ではないというところに救われます。



 まちおこしということで、カレーちゃんぽんとか、変り種も開発されているそうですが、今回は老舗系をたずねてみました。まず、八幡浜ちゃんぽんの代名詞的存在の「ロンドン」。商店街の中にあります。ステーキとかもあり、洋食主体のお店のようにもみえます。しかし、お昼のお客はちゃんぽんを頼む人が多いようでした。そんなに長い間いたわけではないのですが。



 スープをひとすすり、味がないじゃん、という印象。二すすり、三すすり、うすい、という感想。長崎のこってりちゃんぽんを想像して食べると、ガクっとします。麺は黄色の太めの麺ですが、例によってコシがありません。期待はずれの感はいなめません。



 次は、商店街からちょっと路地を入ったところにある「丸山」。統一された幟とかは、食べものでまちおこし、といったときの定番道具になってきていますね。



 こちらは「ロンドン」と違って、ちゃんぽんプラス簡単な中華風料理しかないようです。



 せっかくなので、ふつうのちゃんぽんよりも100円高い特製ちゃんぽん(650円)にしてみました。ここは、ちゃんぽんなのにスープが醤油系の色をしています。だから味がついているかというと、そうでもなく、やはり「ロンドン」と同じように薄味です。なぜか、妙に麺が短かったですね。短すぎて、すすりづらかったです。具に海鮮系のものが加わるのが「特製」なのでしょうか。



 三軒目は、「丸山」からちょっと北へいったところにある「イーグル」。



 こちらは「ロンドン」と同じで、中華風の料理に、洋食系、丼ものなんでもありの、専門分化が進んでいない田舎の食堂の一典型です。



 「ロンドン」と同じような黄色系のスープです。「ロンドン」と同じように薄いスープです。「ロンドン」と同じように麺にコシがありません。まあ、薄味スープではありますが、「ロンドン」よりも「イーグル」の方が、いくらかコクがあるような感じがしました。



 八幡浜の人たちも、なんとか地域を盛り上げようと、市内に残る古い建築物には説明の看板をたてています。



 3店食べての八幡浜ちゃんぽんの共通点ですが、3杯たてつづけにたべられることからもわかるように、量は多くありません。長崎ちゃんぽんと比べて上にのる具が貧相です(ただし長崎よりは値段は安いです)。スープはうすいです。麺はコシがありません。ということで、わざわざ交通費をかけていくほどのものでもない、という結論に落ち着かざるをえません。悪しからず。