テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

第4次讃岐遠征②

2009-12-01 09:12:34 | 国内旅行ー香川
 迷信深いイナカの人にありがちですが、シャム社長はカンだとか、占いだとか、UFOを信じています。もっとも、首相の奥さんがUFOや前世だとかを信じているようなので、一概にイナカの人の特徴とは決めつけられませんが。そんなシャム社長が、うまそうだとのカンが働いたということで、ノーマークだった「山の谷」へ。



 テトキチはぶかっけ(250円)。つくりおきしていないのか、けっこう待ちました。地元の人たちは、入店してくるなり、すかさずおでんを物色します。おでんをつつきながら、ゆっくりとうどんが出てくるのを待っています。香川は、なかなか風情のあるところです。「山の谷」のうどんはコシがあり、出汁は茶色をした濃いタイプです。



 シャム社長は、しょうゆうどん(330円)。「小懸家」のように、大根を自分ですりおろす形態です。関東のことに疎いシャム社長が最近知った東京農大の大根踊りをやりたそうにしていました。



 お店の壁には、将棋の大山名人の「味は日本一」の色紙が飾ってありました。たしかにおいしかったです。



 「日本一」の次は「宇宙一」だ、というシャム社長の発案で「まえば」へ。しかし、「宇宙一」の看板が、どこを探してもありません。JAROに誇大広告を指摘されでもしたのでしょうか。



 「まえば」は、シャム社長の記憶どおり、冷たい出汁がありません。冷たいうどんに温かい出汁をかけ、ひやあつ状態で食べました。ここにきて、弾力系のうどんの登場となりました。自称「宇宙一」の出汁も、いいお味です。



 名物の夏休みの自由研究。



 うどん粉も販売しているようです。



 一路高松へ。住宅街の中にあって迷うかと思いましたが、意外とすんなり到着した「馬渕」です。



 このカウンターの前にすなおに並べばいいものを、シャム社長は玉売りをお持ち帰りするお客さんが待つ椅子に座ろうとしました。すかさず、地元のオッサンに、そこじゃないと指摘され、トーシロ扱いです。



 1玉(170円)を、ぶっかけ出汁で。玉売りは1玉70円でした。やや細めのうどんは弾力系のもちもち麺です。ねぎが長ネギなので、ききます。出汁は、味が強く、関東人好みでした。シャム社長を指示したオッサンは、3玉ぐらいを巨大丼でかっくらっていました。



 食べ終わって「馬渕」をでる際に、入り口の戸に、お持ち帰りの方は座ってお待ちください、という意味の貼り紙が貼ってあることを指摘すると、シャム社長は逆ギレして、「一人で帰れ!」とわめきました。