テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

≪閉店≫寅三

2009-05-25 10:12:21 | ステーキ
 昔、高島屋がそごうだった頃、飲食店街に「三田屋本店」というステーキ屋さんがありました。値段も手ごろで、味もまずまず。昼なのにピアノの生演奏もやっており、雰囲気もよし。ということで、ときどき利用していました。しかし、高島屋が増床リニューアルしたときになくなってしまい、非常に残念でした。「本店」というくらいだから、どこかに「支店」はないのかと知り合いに聞いたりしたのですが、支店はないようでした。ならば単に「三田屋」でよかろうに…
 こんど、高島屋から「千房」が撤退したあとに、「寅三」という鉄板焼き屋が出店したと聞きました。



 「もぎたて」でも紹介されていたので、昼飯時の混雑をさけて、午後1時ごろいってみました。「三田屋本店」の再来となるでしょうか。



 ところが拍子抜け。店内にお客は一人もいませんでした。「景色がよくみえるから」と、カウンター席へ案内されました。そこには、おもしろくもおかしくもない風景が広がり、貸切状態の茫漠とした店内に妙にマッチします。



 ステーキ丼(1300円)をご注文。こんな感じででてきます。



 ふたを開けると、ステーキのほかに、意味不明なたまねぎのかき揚げ(手前)や温玉(奥)がのっています。「三田屋本店みたいにステーキ一本で勝負したらんかい」と、関東人なのに関西風にツッコミを入れたくなりました。タレは甘めです。



 さらに意味不明なのは、メニューに書いてあった「「白ご飯おかわり自由」の文字。丼ものを食べたあと、ご飯をおかわりするものがどれだけいるのであろうか(白田やギャル曽根を除く)。おかわりしたご飯は、サラダで食えということか? 丼ものだったら、「無料で大盛りにできます」とかとするべきではなかろうか。



 どこまでも意味不明な寅三。肝心のお肉のお味は、1300円で文句をいっちゃいけない、というところか。「もぎたて」の仲人口より、お客の入りのほうが正直です。





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